LINE WORKSとSlackで徹底比較検証!ビジネスマンに向いているのはどっち?

現在、「ビジネスチャット」というコミュニケーションツールが様々な企業で導入されています。これまでの電話・メールというコミュニケーションの方法がビジネスチャットに代わってきていますね。そして、働き方も大きく変わってきています。
 
一方で、まだビジネスチャットを使っていない企業はたくさんあります。
 
ビジネスチャットを導入する上で、知名度が高い「Slack(スラック)」と親しみ深い「LINE WORKS(ラインワークス)」のどちらを導入しようか悩んでいる方・企業がたくさんいますので、今回はビジネスチャットの選び方や、2大ビジネスチャットの特徴・機能・プランを比較していきます!
 

まずはビジネスチャットの選び方を知ろう

「とりえあずビジネスチャットを導入したい、、、しかし、どうやって選べば良いかわからない。。。」という方のために、まずはビジネスチャットの選び方についてお伝えしていきます。
 
企業の業種・職種・規模により、導入すべきビジネスチャットは変わってきますので、まずはココから要チェックです!

選び方①:作業は社内or社外?

 
まずプロダクトマネージャー・エンジニア・デザイナー・編集者などが多い企業ですと、ほとんど外出することがなく、顧客と会うこともほとんどありません。そのため、社内で作業をすることがほとんどです。その場合、社内だけで使うことに長けたビジネスチャットを選ぶ方が良いでしょう。
 
エンジニアが多い場合は、カスタマイズ性も重要ですね。カスタマイズできることにより、さらに効率化を進めることができます。
 
一方、営業・店舗販売などのスタッフが多い企業ですと、社内と社外向け双方に使えるビジネスチャットの方が良いでしょう。社内スタッフとのコミュニケーションも必要ですし、社外の方(お客様)とコミュニケーションを取ることも必要ですからね。
 
社外に出ることが多い営業・店舗スタッフの方は、特にお客様との連絡をスピーディーに取ることが課題解決に繋がりやすいです。そのため、誰もがつかいやすく、社外の方とも気軽にコミュニケーションが取りやすいビジネスチャットを選ぶことが重要ですね。

選び方②:利用企人数はどれぐらいか?

 
ビジネスチャットを導入する時に、どれくらいの人数規模で使っていくのかを想定しておきましょう。ビジネスチャットの課金システムは、基本的に人数規模に左右されますし、規模によりセキュリティ面や、プロジェクト管理などの仕方が変わってくるからです。
 
今回であればSlackとLINE WORKSの導入事例をチェックして、どういう企業が実際に使っているのかを確認してみるのも重要です。

選び方③:無料トライアルはあるか?

 
まずは無料で使ってみることが一番重要です。部署単位でも良いので、無料で導入してみましょう。使い慣れると、これまでの電話・メールと比較してコミュニケーション・情報共有がスピーディーになることが体験できます。
 
そのためにも、無料でまず使えるビジネスチャットで入門してみるのが良いでしょう。
 

SlackとLINE WORKSの特徴

基本的なチャット機能・ファイル機能などを除く、SlackとLINE WORKSの特徴についてお伝えしていきます。

Slackの特徴とは?

 
Slackの特徴は、他のツールとの連携が多かったり、カスタマイズの自由度が高かったり、どれぐらい個人メッセージを使っているか、アクティブに使っているかがわかる解析機能が使えたり、絵文字が使えたり、すぐ作れたりするところですね。
 
ある一定以上の技術力・知識が必要になりますが、他のツールと連携できることにより、従来よりも効率的に仕事が進められますので、重宝されています。エンジニアとしては、楽しくなりますね。
 
また、絵文字も初めから種類も豊富ですので、ちょっとした返事に関しては簡単に絵文字で返信するのが楽であったり、絵文字を使った新しいコミュニケーションが生まれてたりします。

LINE WORKSの特徴とは?

 
LINE WORKの特徴は、LINEと同じ操作画面であることから教育不要で誰でもすぐに使えるところや、スマートフォンに最適化されているところも魅力的です。また、LINEでお馴染みのスタンプも豊富にありますので、気軽にコミュニケーションが取りやすいところですね。
 
ビジネスチャットを導入する時の1つの大きな壁は、このツールを使ってもらうために教育コストがかかるところです。基本的には簡単に使えるようになってはいますが、新しく使うツールですので、慣れるまでに時間がかかってしまいます。
 
しかし、LINEと同じ操作画面ですので、教育コストはほとんどゼロですね。さらに、プライベートのLINEとビジネスのLINE WORKSと分けることができるところが魅力です。
 

【Slack】これだけは知っておきたい機能

2種類のグループチャット

 
Slackでは複数名が集まるグループチャットを「チャンネル」と呼びます。チャンネルには、自由にメンバーが参加と退出を選択できるパブリックチャンネルと、完全招待制のプライベートチャンネルの2種類があります。

プロジェクトチーム内のみで使いたいならプライベートチャンネル、会社全体で使いたいならパブリックチャンネルと自在に使い分けが可能です。

いつでもどこでも確認できる通知機能

 
Slackでは相手にすぐ確認してほしいメッセージを、パソコン上やスマートフォンなどにプッシュ通知として送ることができます。メッセージの重要度や緊急度に応じて通知可能なので、仕事の処理スピードを格段にあげることが可能です。

さまざまな端末からアクセスできる柔軟性

 
Slackは、MacやWindowsなどのPCのほか、iOSやアンドロイドにも対応しています。また、ダウンロードしたSlackアプリを利用すれば各ブラウザから簡単にサインインできます。どの端末からアクセスしてもほとんど同じ画面構造になっているため、端末が代わるといつも使っている機能の場所が分からない、などと困ることもありません。

一覧表示もできるファイル共有

 
ビジネスチャットにおいて便利なのがファイルの共有機能です。Slackではチャンネルごとに、共有したファイルを一覧表示することができるため、いつでもすぐに必要なファイルにアクセスすることが可能です。

チャンネルをまたいで検索できる一括検索

 
複数のチャンネルを同時に使っていると、必要なメッセージやファイルがどこにあったか分からなくなることがあります。そのような場合に便利なのが、Slack上にある全てのチャンネルから一括検索できる機能です。
 
条件を設定できる絞り込み検索やチャンネル別の検索結果表示、メッセージとファイルを別々に表示させるなど、検索結果から必要な情報を探しやすい機能もついているため、検索の手間を減らすことができます。
 
上記の便利な機能の他に、フリープランでは連携できる外部機能が10個までなのに対して、スタンダードやプラスでは連携できる外部機能が無制限になったり、ゲストアカウントの作成が可能になったりと、さらに便利な機能が利用できるようになります。
 

【LINE WORKS】これだけは知っておきたい機能

「必読」設定ができるホーム機能

 
LINE WORKSのホーム機能には、いくつかのプロジェクトチームで必要な情報共有や会社全体への告知に便利な掲示板機能がついています。投稿した内容が上位に設置される「必読」設定が可能なので、プロジェクトに途中から参加したメンバーでも、大切な情報を見逃すことがありません。

誰が読んだかすぐ分かる既読、未読

 
LINEの既読機能と同じようにLINE WORKSでは、掲示板で投稿した書き込みにも既読がつきます。
 
そして、LINEと異なる点は、複数メンバーが参加しているグループチャットや掲示板で、誰が既読で誰が未読なのかまで確認することが可能です。
 
この機能は、必ず投稿内容を確認して欲しいのになかなか確認してくれない人がいるが、何度も全体告知はしたくないから、未読の人にだけピンポイントに催促したい。といったシチュエーションで重宝します。

重要な情報のみを随時通知

 
複数の掲示板に参加していて、全ての通知をオンにしていると、通知音が止まらなくて仕事に集中できなくなってしまうことってありますよね。

LINE WORKSではリアルタイムで新着投稿を通知してほしい掲示板やそうでない掲示板、自分の投稿へコメントがあった場合のみプッシュ通知してもらうなどの設定が簡単にできます。ただ、会社として重要な情報などについては必読設定をすることで、通知設定をオフにしている人にも強制的にプッシュ通知をすることもできます。

閲覧権限、編集権限の設定

 
管理者は掲示板ごとに閲覧と編集の権限を自由に設定できます。会社全体への投稿ができるのは役職以上、プロジェクトごとの掲示板への投稿はプロジェクトへ参加しているメンバー全員など、掲示板の目的にあった管理形態を簡単に構築することが可能です。

フレキシブルなカレンダー表示

 
LINE WORKSのカレンダーは、その日の予定をバーチカル形式で表示できる1日表示、今日だけでなく前後の予定も確認できる3日表示、1ヶ月の流れが把握できる月表示の3種類の表示方法から選べます。さまざまなプロジェクトを同時進行させている社会人には欠かせない機能のひとつです。

メンバーの空き時間を自動検索

 
「空き時間の確認」機能は、複数人でミーティングなどを行いたい時に大変重宝します。
 
参加者の空き時間を1人ずつ確認し、全員が参加できる日時を決めるのは、意外と骨の折れる地味な作業です。
 
「空き時間の確認」を利用すると、メンバーそれぞれの予定確認と参加可能な時間帯の候補を表示してくれます。また、会議室を含めれば、会議室の空いている時間帯も含めて候補を表示してくれるので、とても便利です。

簡単なスケジュール管理

 
毎週月曜日の部署内定例会議や月に1度の全体会議など定期的に行われる予定は、予定の繰り返し設定を行うことで、毎回、声をかける必要がなくなります。

チームメンバーの予定が一目で分かる

 
LINE WORKSのカレンダーでは、自分が所属するチームや他のメンバーの予定も一目で分かります。同僚の打ち合わせや営業、出張など、スケジュールを他の同僚に確認する必要がありません。

フレキシブルに使えるアンケート機能

 
LINE WORKSのアンケート機能にはテンプレートが豊富に用意されています。例えば会食日程とメニュー、イベントの出欠調査、トレーニング満足度調査、安否確認など。普段の業務だけでなく、災害時の安否確認にも利用できます。

また、作成したアンケートはチャット、掲示板、メールなどで他の人に簡単に送信することができます。

階層型のアドレス帳

 
LINE WORKSのアドレス帳は階層型になっているので、社内アドレス帳の中から、部署ごとに素早く連絡先を探し出すことが可能です。また、頻繁に連絡をとる相手などはVIPとして登録しておけば、いつでもVIPリストからすぐに連絡先を見つけることができます。
 
さらに、それぞれのプロフィール画面をひらけば、空席中や休暇中などのステータスや予定の確認も可能なため、連絡しても繋がらなかった、などのニアミスも防ぎやすくなります。
 
ベーシックとプレミアムプランの場合はさらに、強固なセキュリティで守られたメール機能とさまざまなファイルやフォルダを簡単に共有・管理ができるDrive機能も利用できるようになります。
 

SlackとLINE WORKSの機能を比較

それでは次にSlackとLINE WORKSの機能を比較していきましょう。目を通せばわかりますが、基本的にはSlackは多機能ではありません。しかし、技術力があれば他のツールと連携することで様々な機能を追加できますね。

機能を比較

LINE WORKS Slack
トーク
タスク管理 ×
リマインドはあり
LINEユーザーとの会話 ×
既読確認
個人単位で確認可能
×
メンション
表示・検索制限 なし なし
ビデオ通話
画面共有 ベータ版 スタンダード〜
利用者数制限 なし なし
チャットBotなどのAPI
チャット内ノート ×
掲示板 ×
カレンダー ×
アンケート ×
共有フォルダ
管理者機能
初期費用 0円 0円
利用料 0円〜 0円〜
対応OS Windows、macOS、Android、iOS Windows、macOS、Android、iOS
翻訳機能機能 ×
無料プラン

無料版を比較

LINE WORKS Slack
トーク
タスク管理 × ×
リマインドはあり
LINEユーザーとの会話
1対1のみ
×
メンション
ビデオ通話 1対1のみ 1対1のみ
画面共有
1対1のみ
×
利用者数制限 100名 なし
チャットBotなどのAPI Botのみ
10個まで
10個まで
共有ストレージ 5G 5G
管理者機能 デフォルトからの変更不可
ログ 2週間のみ、ダウンロード不可 直近のメッセージ10,000件へのアクセス
サポート なし スタンダードサポート
アプリ内広告 あり なし
翻訳機能機能 ×

月額利用料を比較

LINE WORKS Slack
製品プラン ライト ベーシック プレミアム スタンダード プラス
費用(月額) 360円 600円 1200円 850円 1600円
メール × 30GB/user 無制限/user
ドライブ × 30GB/user 1TB/user
アーカイブ × ×
音声・ビデオ通話 参加者最大200名 参加者最大15人
ファイルストレージ 100GB
+(user数)1GB
1TB
+(user数)1GB
10TB
+(user数)1GB
10GB(1user) 20GB(1user)

 

まず使ってみたい人が選ぶのはどっち?

 
これまで2つのビジネスチャット(SlackとLINE WORKS)特徴・機能・料金などを比較し、あらゆる側面から見てきました。
 
これから導入するのであれば「教育コストがかからない」という特徴があるLINE WORKSがオススメになります。教育コストがかからないだけでなく、無料プランがありますので、部署単位でまずはスタースすることができるからです
 
他のツールと連携しなくても、既存の機能だけでビジネスチャットを使う上で必要な機能は網羅されていますので、気軽に使うことができます。また、社内だけでなく、社外とのコミュニケーションでも使うことができますので、さらにスピーディーに仕事を進められるでしょう。
 
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実際に使ってる人の声を集めてみた!

ソフトバンク株式会社

 

導入の経緯

・クルーとオペレーターがチャットでやり取りをすれば、電話よりもスピーディーに問い合わせや回答の発信ができる
・問い合わせの内容・件数や回答までの所要時間などを統計データとして蓄積し、サービス内容改善に役立てるため

導入後の変化

・クルー自身が判断してオペレーターに直接質問を送信し解決できるようになった。
・クルーから受ける相談件数が減った
・電話による問い合わせが1件あたり340秒なのに対し、チャットでは280秒と大幅な短縮を実現

ライザップグループ株式会社

 

導入の経緯

・皆が使いたくなるような、使っていてストレスがないようなシステムを作りたいというのが、元々の思いだった。
・ツールは導入して使われることが大事ですが、そのために教育を行うという考えは、もはや古い。

導入後の変化

・LINE WORKSはそのスピード感を出すのにすごく合っています。メールのように余計な文章は必要ありませんし、「CC」の宛先にたくさんの人を入れて、多くの人の時間を無駄に奪うということもありません。
・社員同士のつながりがより強化され、良いものをどんどん共有していくという体制が実現しました。

株式会社SyiSyu(ネイルサロン)

 

導入の経緯

・社内の連絡手段は店舗ごとのメール、電話、FAXが主流でした
・急ぎの連絡が伝わりづらく、商材の注意点や欠品、クレーム対応など、明日からすぐに実行してほしいことが伝わらないという点が課題
・「休みの日にSNSで連絡が来るので困る」という不満

導入後の変化

・シフトの希望を聞き、決定したシフト表をホームに投稿して全員に共有しています。シフトの確認や変更などがいつでもすぐに確認できるため、とても便利になったと好評
・スマホから画像を一覧でまとめて確認できるため、デザインの共有がとても便利になりました。スマホで見やすいサイズになるのもとても良い

まとめ

いかがでしたでしょうか?
 
メールや電話といった従来のコミュニケーション方法を採用していると、どんどん他の企業のスピードに負けて、取り残されていくかもしれません。今、ビジネスチャットを検討しているのであれば、今すぐに試してみるべきです。
 
SlackもLINE WORKSもどちらも無料で使えますので、一度仕事で使ってみましょう。
 
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ビジネスチャット連携でオフィスDX

・リモートワーク環境が整わず、出社しなければいけない従業員がいる
・社内をフリーアドレスにしたいけど移行できずにいる
来客対応がアナログなまま効率化できてない
経団連が発表した「来訪者履歴」が自動で取れていない
会社で利用するビジネスチャットをベースに効率化をしていきたい
 
などの課題があれば、RECEPTIONISTで即解決しましょう!

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