ビジネスチャット無料版で使える機能・容量を比較してみた!
ビジネスチャット
無料で使い始められるビジネスチャット。
世の中のビジネスチャットはほとんどが無料となっていますが、全てがある条件以上を使うと有料になります。
有料になる基準は、ファイルのストレージ容量やメッセージ数、そして広告の表示・非表示に左右されることがほとんどですので、今回はオススメ5つのビジネスチャットが、無料で使える機能・容量を比較してみました。
ビジネスチャットを導入して、コミュニケーションを簡略化したいけど、有料では使えない、、、という方は、こちらを参考にしてみてください。
Slack(スラック)
ファイルのストレージ容量:5GB
iPhoneの最高画質で撮影した写真だと、約1600枚程度をSlackにアップすることが可能です。
テキストコミュニケーションをするだけであれば、無料プランでも全然問題ないように感じますね。
メッセージの容量:10,000件
Slackにはメッセージの検索機能が付いているのですが、検索できるのが全体で10,000件までになります。それ以上のメッセージは自動的に見えなくなります。
例えば、ブログのアクセス情報などをテキストで送っておき、「Slackにあげているから別で保管しなくても良いや」と思っていると、10,000件を超えた時に確認できなくなります。
そのため、どこかに保存する場所があり、過去のメッセージを10,000件以上は不要と考えているののであれば、無料プランで問題ないと言えるでしょう。
ビデオチャット機能:あり
Slackには、Slackコールと呼ばれる通話機能が付いています。
この機能は、有料プラン、無料プランに関わらず使用可能です。
Slackコールを使えば、ワークスペースのどのメンバーともビデオチャットができます。ビデオチャットしながら、画像やファイルの共有も同時にできるため、会議やミーティング目的でも利用可能です。
使い方は簡単。
ダイレクトメッセージから通話したい人を選択します。
右上に電話のアイコンがあるのでこれをクリックすることで、通話が可能になります。カメラアイコンを使えばビデオチャットが利用可能です。
広告:無し
無料プランだと、広告が表示されることがありますが、Slackでは無料版でも広告はありませんので、快適に使うことができます。
チャットワーク(Chatwork)
ファイルのストレージ容量:5GB
画像や動画や資料PDFなど、アップできるファイルは5GBです。
こちらはSlackの無料版と同じ条件ですね。
メッセージの容量:無制限
Slackではメッセージの制限がありましたが、チャットワークではメッセージの制限はありません。
そのため、チャットワーク上で過去に送った内容を常に確認することが可能です。
ビデオチャット機能:あり
Chatworkには、ビデオチャット機能が標準で搭載されています。
フリープランの場合は1対1のみではありますが、ビデオチャットで会話することができます。
Chatworkのビデオチャット機能は「ChatWork Live」といいます。こちらもパソコンの画面を見ながら、効率的に会話することが可能です。
ChatWork Liveの使い方も非常に簡単で、メッセージボックスの左上にビデオのアイコンがあります。マ
ウスを乗せると画像のように、ChatWork Liveを開始と出るので、これをクリックして通話相手を選びます。
これで通話が可能になります。
広告:表示
常に右下の枠に広告が表示されています。スクロールしている途中にいきなり表示されるような広告配置にはなっていないので、そこまで気になりません。
しかし、やはり広告が表示されると目に入りますので、集中力が拡散します。
LINE WORKS(ラインワークス)
ファイルのストレージ容量:5G
画像や動画や資料PDFなど、アップできるファイルは5GBです。こちらはSlackやChatworkの無料版と同じ条件ですね。
メッセージの容量:無制限
LINE WORKSでもメッセージの制限はありません。そのため、LINE WORKS上で過去に送った内容を常に確認することが可能です。
ビデオチャット機能
LINE WORKSは、LINEとつながるビジネスチャットとして現在非常に人気の高いツールです。
LINEのテレビ電話と同様に、LINE WORKSでも音声通話とビデオチャットが使えます。
LINE WORKSでのビデオチャットは、トークルームで話したい相手を選択して、電話ボタンを押すだけです。
PCの場合はアプリでのみ通話ができます。なお通話はブラウザでもできるのですが、ビデオチャットはアプリか、スマホのみになります。
広告:なし
LINE WORKSの無料版は、広告が表示されることはありません。
Oneteam(ワンチーム)
ファイルのストレージ容量:無制限
One teamでは、ファイルの制限がありませんが、登録して30日間しか無料で使えません。そのため、データのアップなどは避けた方が良いでしょう。
1ヶ月だけの期間制限プロジェクトであれば、無料で使えますね。
メッセージの容量:無制限
こちらも無制限ですが、30日後には自動的に有料に切り替わりますので、1ヶ月間だけのプロジェクトにしか使えません。
その後も確認したい、そして無料で使いたいのであれば、Oneteamは向いていないと言えます。
ビデオチャット機能:無し
残念ながらOneteamではビデオチャットを使うことはできないようです。
もし、ビデオ通話をしたい際には、別のアプリケーションを導入する必要がありそうです。
広告:無し
無料期間の30日間は、広告が表示されることはありません。
Workplace(ワークプレイス)
ファイルのストレージ容量:無制限
Facebook同様、無料版でも特に制限はありません。そのため、容量を気にせずに利用することができます。
メッセージの容量:無制限
こちらも制限がありませんので、容量を気にせずに利用することが可能です。
ビデオチャット機能:あり
音声通話もビデオ通話もデスクトップとデバイス、どちらでも使うことができます。
GoogleHangoutは、Googleが提供しているビジネスチャットです。LINEと同じように無料通話とメッセージのやり取りが可能です。また、LINEとは違いGmailを使うので、複数アカウントを作ることができ、ビジネスとプライベートで使い分けが可能です。
Googleのアカウントに対して、ビデオチャットができます。やり方も簡単で、ビデオハングアウトをクリックし、通話相手を選ぶだけです。
最適なビジネスチャットの導入を
ビジネスチャットを使うことにより、コミュニケーションが簡略化されますので、仕事をスムーズに進めることが可能ですが、有料では使うレベルではない場合、無料で使ってみましょう。
今回は無料で使う時に差別要因になる容量について、比較してみましたが、各ビジネスチャットにはその他機能など、まだまだ特徴があります。
無料で使える範囲と特徴を考慮の上で、どのビジネスチャットを導入するか検討していただきたいので、以下の記事も同時に読んでおいてください。
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