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おしゃれなオフィスエントランスを作るポイント4選|注意すべき点もあわせてご紹介
オフィスエントランスをおしゃれで魅力の溢れるデザインにしたいとお考えではないでしょうか。
オフィス設計のときにはとても重要なポイントとして知られるようになってきたのがオフィスエントランスのデザインです。
この記事では具体的な事例を取り上げながら、オフィスエントランスの重要性や設計するときのコツをご紹介します。
▼目次
オフィスエントランスの役割とは?
オフィスエントランスは企業を訪れる方々の最初に目に入る空間です。
企業としては来訪者を受け入れるためのスペースなので、大切にもてなす気持ちを込めてデザインするのが重要になります。
顧客にポジティブな印象を与えることで商談などもスムーズに進みやすくなるでしょう。
オフィスエントランスには受付を設けて、来訪者を案内する場所でもあります。受付をしてから担当者を呼んだり、部屋に案内をしたりするのが一般的です。
オフィスエントランスに来訪者が滞在する時間が長く、担当者とのコミュニケーションもせずに待つこともよくあります。
その間に内装を眺めたり、雰囲気を感じ取ったりして会社に対する印象が作り上げられることも多いのが特徴です。
オフィスエントランスにこだわるべき3つの理由
オフィスエントランスは企業にとって重要な意味をもつスペースなので、こだわりを持ってデザインするのがおすすめです。
オフィス設計をするときにも、オフィスエントランスのデザインに力を注ぐ企業が多くなってきました。
なぜなら、オフィスエントランスは会社のイメージを大きく左右する要素になるからです。
オフィスエントランスを使用するのは必ずしも顧客だけではありません。従業員も含めて自社に出入りする人はオフィスエントランスを使用します。
そのため、オフィスエントランスはその雰囲気やデザインに込められたコンセプトが強く印象付けられる場所です。
どのようなデザインにするかによって社内にも社外にも影響があるため、目的意識を持ってこだわりのある姿に仕上げるのが大切です。
ここではオフィスエントランスをデザインする際にこだわった方が良い理由をもう少し詳しく3つに集約してご紹介します。
- 企業の第一印象を左右する「会社の顔」だから
- コーポレートブランディング要素となるから
- 社内外にむけて企業理念やアイデンティティを伝える場となるから
デザインに盛り込む必要性が高いポイントを考える際にも重要になるので理解を深めておきましょう。
1.企業の第一印象を左右する「会社の顔」だから
オフィスエントランスは「会社の顔」としての役割を果たす入口のスペースです。
特に初めての訪問の際には「どのような会社なのだろうか」と考えながら建物の中に入るでしょう。
オフィスエントランスで受ける第一印象は、訪問者にとって強い会社のイメージになります。
ぱっと見たときに受けた印象が商談などにも影響する可能性があるので、オフィスエントランスにこだわるのが重要です。
2.コーポレートブランディング要素となるから
オフィスエントランスはブランディングの役に立つのもデザインにこだわると良い理由の1つです。
コーポレートカラーで整えたり、ブランドのロゴを大きく表示したりする設計の仕方がよく選ばれています。
これはコーポレートブランディング要素になるからに他なりません。会社の顔となる空間だからこそ、ブランドイメージを伝えるための場所として有効活用するのが良いでしょう。
3.社内外にむけて企業理念やアイデンティティを伝える場となるから
オフィスエントランスにこだわると良いのは企業理念やアイデンティティを理解してもらえるエリアになるからです。
オフィスエントランスは社員が毎日通過する場所であると同時に、顧客がしばらく待機する場所でもあります。
企業理念を表示したり、企業の沿革を説明するパネルを設置したりすることで社内外の人に深い理解を促すことが可能です。
オフィスエントランスの設計における重要ポイント4つ
こだわりのあるおしゃれなオフィスエントランスにすれば、社内外の人に好印象を持たせることも、ブランディングを進めることも可能です。
ただ、デザインの良し悪しによって第一印象が悪くなる、ブランドイメージが崩れるといったリスクもあります。
おしゃれなオフィスエントランスに仕上げたつもりでも、魅力的な効果につながらない可能性もあるので気を付けましょう。
オフィスエントランスの設計をするときにはどのようなポイントを押さえておくと良いのでしょうか。
大切なのはオフィスエントランスが果たす役割を考えて、必要十分な要素を盛り込むことです。
役割を果たさせるための課題を挙げてクリアしていきながらデザインを仕上げていくと魅力の溢れるオフィスエントランスを完成させられるでしょう。
ここではほとんどの企業で重要になる4つのポイントをまとめました。
- エントランスサインを必ず置く(コーポレート/サービスロゴなど)
- 企業コンセプトやオフィスエリアとの統一感をつくる
- 清潔感や明るさを保つ
- 来訪者がどうすればいいかがハッキリとわかる
オリジナリティのあるオフィスエントランスを作り上げるときにも、最低限押さえておいた方が良いポイントなのでぜひ参考にしてください。
1. エントランスサインを必ず置く(コーポレート/サービスロゴなど)
オフィスエントランスに必ずエントランスサインを置きましょう。コーポレートロゴやサービスロゴなどを設置してブランディング効果を上げるのが基本的な考え方です。
エントランスサインがあると初めて来訪した方も、確かに目的の企業のオフィスに到着できたという安心感があります。
オフィスエントランスの目立つ入口のところにエントランスサインを置いておくようにしましょう。
2. 企業コンセプトやオフィスエリアとの統一感をつくる
オフィスエントランスはコーポレートとしての統一感を重視してデザインするのがポイントです。
企業コンセプトやコーポレートカラーを考慮して全体として一体感のあるデザインにするとブランディング効果が高まります。
来訪者はオフィスエリアに案内することも多いでしょう。その際に統一感があると印象がよくなるので、オフィスエントランスだけでなくオフィス全体を意識してデザインするのがコツです。
3. 清潔感や明るさを保つ
重要なポイントとして押さえておきたいのが、ポジティブな第一印象を持ってもらえるようにすることです。
清潔感があって居心地がよく、明るくて前向きな気持ちになりやすい空間に仕上げるのが重要です。
開放感があって明るいスペースは好まれる傾向があります。シンプルに仕上げて落ち着ける空間にするのも良い方法でしょう。
4. 来訪者がどうすればいいかがハッキリとわかる
オフィスエントランスの役割として肝心なのは来訪者へのおもてなしをすることです。
いかにおしゃれなエントランススペースにしたとしても、受付がどこかわからなくては本来の役割を果たしません。
つまり、来訪者が担当者をスムーズに呼び出せるようにするのが大切なのです。
目立つところにタブレットや内線電話を設置するなどの工夫をして、どうやって担当者を呼び出せば良いかがわからずに困らせてしまうトラブルが起こらないようにしましょう。
オフィスエントランスの設計における注意ポイント4つ
オフィスエントランスの設計では必要十分な内容を盛り込むことも大切ですが、あまりにもこだわり過ぎたために失敗するケースもないわけではありません。
おしゃれにすることにこだわった結果として、オフィスエントランスとしての機能が損なわれてしまう場合があります。
オフィスエントランスはブランディングなどの目的を持って設計するのが重要なのは確かです。
ただ、本来持つべき役割を果たせなければ意味がありません。おしゃれで美しいという魅力があったとしても、オフィスエントランスを使用する人が満足できる仕上がりになっていなかったら失敗になってしまうでしょう。
では、オフィスエントランスではどのようなポイントを押さえておけば失敗しないのでしょうか。
ここではオフィスエントランスの設計をするときにチェックした方が良い注意ポイントをまとめました。以下の4つのポイントを確認しながらオフィスエントランスのデザインを進めていくのがおすすめです。
- オフィス内外との動線への配慮
- 他スペースとの関係性や統一性
- 従業員にとっての使いやすさ
- セキュリティ対策
1. オフィス内外との動線への配慮
オフィスエントランスは出入りをするためのスペースなので動線への配慮は欠かせません。
訪問者をスムーズに応接室や会議室に誘導できるようにした方が効率が良いのは明らかでしょう。
おしゃれに仕上げようとし過ぎたために、動線が無駄に長くなってしまうトラブルはよく起こります。
顧客と従業員、納品業者などの動線を別にしておくと効率が上がりやすく、来訪者からの印象も良くなる傾向があります。
2. 他スペースとの関係性や統一性
オフィスエントランスはオフィスレイアウトの一部としてとらえて、関係性や統一性を意識して作り上げましょう。
オフィスエントランスだけをリニューアルするときには特に注意が必要です。コーポレートのコンセプトをどの場所にも統一的に盛り込み、クオリティも一致させるようにして、他スペースとの統一感がある仕上がりにしましょう。
3. 従業員にとっての使いやすさ
オフィスエントランスを設計するときには顧客をもてなすという考え方が先行してしまいがちです。
しかし、従業員も出入りする場所なので、社内外の両方を意識してデザインしましょう。従業員にとっては出入りに無駄な時間がかからないのがメリットになります。
従業員の動線設計では効率を重視するのがおすすめです。内部ブランディングも意識して企業理念やコーポレートロゴも設置しておきましょう。
4. セキュリティ対策
オフィスエントランスは人の出入りがある場所なのでセキュリティ対策に注意しましょう。
アポイントのない人が自由に出入りできないようにセキュリティゲートを設けたり、入退出の管理システムを導入したりするのが重要な対策です。
また、機密情報を取り扱うスペースはオフィスエントランスから見えないようにするなど、オフィス全体のレイアウトもよく考えて設計するようにしましょう。
物理的なセキュリティだけでなく、情報セキュリティも意識するのが大切です。
受付・オフィスエントランスのデザイン事例3選
ここでは具体的にオフィスエントランスをおしゃれで機能面も優れた形に整えたデザイン事例をご紹介します。
事例1 株式会社ビーボ
出典:【事例9選】印象に残るオフィスエントランスの作り方 | IBASHO はたらくことを楽しむ オフィス情報メディア
こちらは株式会社ビーボの事例です。コーポレートロゴをはっきりとわかりやすく表示し、コーポレートカラーの青と白を基調にした清潔感のある仕上がりにしています。
受付のタブレットを設置してコンタクトも取りやすくしているのが特徴です。
事例2 株式会社コドモン
出典:【事例10選】オフィスのエントランスサイン|種類別まとめ | IBASHO はたらくことを楽しむ オフィス情報メディア
こちらは株式会社コドモンの事例です。木目と煉瓦の落ち着いたデザインに整えているのが特徴です。
タブレットで担当者の呼び出しもしやすくする工夫もなされています。奥のスペースと直結させていて開放感もあるので来訪者にとって魅力的なスペースでしょう。
事例3 株式会社マクアケ
出典:エントランスはオフィスの「顔」!社内外にイメージアップの活用事例 | IBASHO はたらくことを楽しむ オフィス情報メディア
こちらは株式会社マクアケの事例です。開放感を重視したデザインになっていて、打ち合わせ場所への動線も明確になっています。
機能性を重視した仕上がりなのが印象的なオフィスエントランスです。
おしゃれなオフィスエントランスに必ずある〇〇
ここまでにさまざまな企業のおしゃれなオフィスエントランスのデザイン事例を見てきましたが、共通しているポイントがあったのに気づいたでしょうか。
タブレットが来訪者が担当者に連絡する手段として設置されていることです。
最近ではオフィスエントランスに受付のカウンターを設置せずに、iPadなどのタブレットを置いておくのが主流になってきました。
有人受付や内線電話よりもコストパフォーマンスが高く、一般的に使用されるようになったことで来訪者がオフィスエントランスでタブレットを探す傾向も生まれています。
例えばRECEPTIONISTはタブレットを設置するだけでオフィスエントランスとしての機能を十分に発揮させられるクラウド型の受付システムです。
コロナ禍の対策としても有用で効率性を重視した設計になっているので、ぜひ導入をご検討ください。
オフィスエントランスの設計で「理想的な企業の顔」をつくろう
オフィスエントランスは企業の顔としての役割を果たします。
来訪者が受ける印象が大きく変わる重要なスペースだと考えて理想的な姿に仕上げましょう。
RECEPTIONISTの受付システム「クラウド受付システム」の導入はUXの向上にもつながる魅力があるので、オフィスエントランスの設計の際にはぜひご検討ください。
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