Google Meet
Google Meetの使い方まとめ|無料ユーザーにも開放されて超便利&初心者でもカンタン!
テレワーク全盛のこのご時世、Googleの様々な製品を使って業務を遂行しているという方も多いでしょう。
Googleの製品を利用するなら、オンラインチャット・会議ツールもGoogle製で揃えると何かと利便性は向上します。
そこでここでは、Google Meetの使い方について網羅的にご紹介していきます。
後にも記載しますが、Google Meetはもともと有料ユーザー向けのツールとなっています。
そのためクライアントや取引先などのユーザーが組織一律でGoogle Workspace(旧G Suite)を導入している場合、必然的にGoogle Meetの利用頻度が高まると言って良いでしょう。
▼目次
Google Meetとは|基本無料で使えるGoogle提供のWEB会議ツール
Google Meet(グーグルミート)とは、Googleが提供するWEB会議ツールのこと。
以前は、有料の統合型ワークスペース「G Suite(現 Google Workspace)」のユーザーのみが利用できる「Hangouts Meet」というサービスでしたが、2020年4月に名称を変更。
コロナ禍における世界的なリモートワーク移行の流れもあり、同年5月には無料版の提供が開始されました。
これにより、Googleアカウントを持っている人であれば、基本的な機能は誰でも無料で利用できるようになりました。
Google Meetの使い方(できること)
Google Meetの使い方・できることをご紹介していきます。
大きく分けて
- チャット
- 音声通話
- 画面共有
- 会議の録画・保存
がメインとなります。しかしこれらの一連の動作がGoogle製のツールで使用できることは、Googleの他のクラウドサービスを利用している人にとってとても利便性の高いことと言えるでしょう。
チャット
まずはチャットです。一般的なビジネスチャットではChatWork・Slackなどを利用されている方が多いでしょう。
しかしこれらのチャットツールは大原則としてユーザー登録が必要だったり、相手先がこれらのツールを導入していることが大前提でした。
つまり自社で使用しているチャットツールがChatWorkで、相手先がSlackを使っている場合は相互の連携が原則不可能です。
そこで具体的な運用スキームとしては両方のチャットツールを導入し、自社内でのやり取りおよび「自社にイニシアチブのある案件」はChatWorkで、反対に相手先から受託したプロジェクトの進行など「相手方にボールがある案件」の場合は相手に合わせてSlackを使用するなど、やや煩わしいやり取りが必要でした。
ところが、Google Meetの場合はGmailアカウントひとつあれば即座に相手とのチャットが利用可能となっています。
「ChatWork/Slackアカウントは持っていないが、Gmailのアカウントなら個人的に使用しているのでスマホに入っている」というケースは、世界レベルで見てもかなり多いのではないでしょうか。
というのもGoogle Meetはもともと、Hangoutsというチャットツールの流れをくむ製品です。
そのため、相手にツールの導入をお願いするなど煩わしいステップが必要ないケースの方が多いでしょう。
また筆者の個人的な経験則で恐縮ですが、Google MeetやHangoutsのチャット機能は
日本よりも海外でよく使われている印象があります。
筆者の実体験ベースの話として、海外のコーディネーターと連絡を取る際や海外にオフショア業務を発注する際、相手方がHangoutsやGoogle Meetだと極めてスムーズに相手との連携が取れることが多い印象です。
音声通話
Google Meetなら音声通話も可能です。
それも普段使用しているGmailの画面のサイドバーからすぐに音声通話ができるなど、利便性が極めて高いのが特徴です。
極めて高品質でクリアな音声となっており、遅延も(通信環境によるものの)ほぼ気にならないレベルです。
海外ともスムーズにやり取りができるため、音声通話は特に重宝しているという方も多いのではないでしょうか。
画面共有
ビジネスチャットツールやオンライン会議で必須項目なのが画面共有です。
Google Meetでは画面共有も可能となっています。画面共有の方法も極めてシンプルかつわかりやすいため、直感的に使用できます。
Google Meetの画面共有に関してはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
【有料のみ】会議の録画・保存
有料版のみ使用できる機能の一つに、会議の録画・保存があります。
会議を録画してGoogleドライブに保存することで極めて使い勝手の良い、会議の録画データを生成することが可能です。
ツールによっては独自の形式や独自の保存先で、限定的に利用できる録画データが生成されるケースも想定されます。
Googleの場合は極めて利用人口の多いGoogleドライブに録画データを保存できることから、極めて共有関係の使い勝手が良い印象です。
会議でGoogleMeetを使用した場合の録画・保存に関してはこちらの記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。
Google Meetで会議をする方法
PCからGoogle Meetで会議をする方法をまとめました。具体的にはPCスマホそれぞれから会議の開催が可能です。
ここではそれぞれの端末から会議を開催する方法をステップバイステップ形式でご紹介していきます。
【PC】Googleカレンダーから会議を開始する
Googleカレンダーから会議を開始する方法をご紹介していきます。
こちらはPC版の利用を想定した解説となっています。
事前に用意すべきものはGoogleアカウント・PCとなります。
会議の日程にイベントを作成
会議の日程にイベントを作成します。
作成する方法はとても簡単です。
グーグルカレンダーを開きます。
グーグルカレンダーを開いたら会議を行いたい日程にイベントを作成します。時間帯も指定可能です。
イベントの詳細などもここで追加できるため、可能であれば先に詳細を書き込んでおくと後々利便性が高いと言えるでしょう。
ビデオ会議を追加
ここにビデオ会議を追加します。
ビデオ会議を追加する方法は画像で指し示した通りです。
参加者を招待
参加者を招待します。
参加者を招待する方法は連絡先から選ぶ方法と、相手のGmailアドレスなどGoogleアカウントを直接入力する方法があります。
画像では相手先のGmailアカウントを直接入力することにより参加者を招待しています。
当日にURLをクリックして会議を開始
イベント当日・開始時刻が近づいてきたらイベントの画面からURLをクリックしましょう。
こうすることで会議室に入室可能となります。
ちなみにこの時Googleカレンダーに記載されていURLは会議室の入口というイメージでよいでしょう。
つまり招待されている人であれば誰でもこのURLをクリックすることにより、会議室に入室が可能となっています。
【PC】Google Meetから会議を開始する
Google Meetから会議を開始する方法をご紹介します。
先程ご紹介したカレンダーの方法ではなくGoogle Meet本体から会議を開始する方法です。
こちらの方が人によってはシンプルで使いやすいと感じる方も多い印象があります。
Google Meetを開き「新しい会議を作成」をクリック
Google Meetを開きましょう。
開いたら「新しい会議を作成」をクリックします。
この段階で即座に会議室が押さえられるイメージです。
先程ご紹介したカレンダーの方法は将来の日付で会議室を抑えるイメージで、こちらは即座に開いている会議室をゲットするイメージです。
参加者を招待する
続いて会議に参加する参加者を招待しましょう。
ここではURLをクリックすれば一発で会議参加が可能な共有URLを送る方法と、ユーザーを指定して招待を送る方法の二通りがあります。
会議を開始する
参加者の招待が完了したら会議を開始しましょう。
先に会議室に入って参加者を待つイメージです。
【PC】Gmailから会議を開始する
Gmailから会議を開催する方法もあります。
この方法が最もシンプルかつやりやすい方法と言えるでしょう。
Gmailを開く
まずはPCのブラウザからGmailを開きましょう。
こんな画面が出てくるはずです。
サイドバーから「会議を新規作成」をクリック
サイドバーから「会議を新規作成」をクリックしてください。
「今すぐ開始」をクリック
「今すぐ開始」をクリックすると、ひとまずオンライン会議が開始されます。
会議開始後に新たに参加者を招待することも可能です。その他参加者を招待するリンクを送付する方法もあります。
【スマホ】Googleカレンダーアプリから会議を開始する
スマホのGoogleカレンダーアプリから会議を開始する方法があります。
カレンダーアプリから参加したい予定・イベントをタップ
カレンダーアプリから参加したい予定またはイベントをタップしてください。
「Google Meetに参加する」をタップ
「Google Meetに参加する」をタップします。
「今すぐ参加する」をタップ
最後に「今すぐ参加する」をタップで会議への参加が可能です。
【スマホ】Google Meetアプリから会議を開始する
Google Meetアプリから会議を開始する方法もあります。
Google Meetアプリを開く
まずはGoogle Meetアプリを開きましょう。
会議コードを入力
会議コードを入力することでGoogle Meetで参加したい会議を特定できます。
会議に参加をタップ
会議室が見つかったら参加をタップしましょう。
URLから参加もOK
事前に共有されている招待URLから参加することも可能です。
Google Meetの無料版と有料版を機能で比較
Google Meetは基本的にはGoogleアカウントを持つユーザーであれば、誰でも無料で利用できます。
ただ有料のGoogle Workspaceに登録することで、無料版より機能を拡張してGoogle Meetをもっと活用することが可能になります。
ここでは無料版と有料版でどのような違いがあるのか紹介します。
会議機能 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
月額料金 | 常時無料 | 月額$7.99~ |
1対1での会議時間 | 24時間 | 24時間 |
3人以上での会議時間 | 1時間 | 24時間 |
参加人数の上限 | 100人 | Individual:100人 Enterprise:500人 |
外部ユーザーの招待 | 〇 | 〇 |
自動文字起こし | 〇 | 〇 |
会議の録画・保存 | × | 〇 |
ノイズキャンセル | × | 〇 |
挙手機能 | × | 〇 |
ブレイクアウトセッション | × | 〇 |
アンケート | × | 〇 |
無料版に比べて有料版は会議時間や参加者数の制限が緩和されている他、挙手機能やアンケート機能など、大人数での会議で活用できる機能が充実しています。
また有料版では会議映像の録画やデータ保存が可能なため、会議に参加していない人への情報共有なども可能となります。
大人数や複数人での会議を開催する頻度が高い場合や、会議の録画データを活用したい場合には有料版がおすすめです。
ですが、無料版でもWEB会議を行うには十分な機能が揃っているため、まずは無料版のGoogle Meetを使用してみて、機能に物足りなさを感じた場合に有料版を検討してみると良いでしょう。
その他、セキュリティやサポート体制の違いについては、こちらの公式ページを参照してみてください。
まとめ
今回はGoogle Meetの使い方について網羅的にご紹介してきました。
結論としてGoogle MeetはPCスマホ両方からスムーズに使用することができ、なおかつGoogleユーザーは手持ちの環境で即座の会議参加や利用が可能ということがおわかりいただけたかと思います。
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