【Workplace by Facebookの比較】料金・メリットは?ワークスペースとは違うの?
FB workplace
Workplace by Facebook(ワークプレイス)は、世界最大のSNSであるFacebookから誕生したビジネス用サービスです。
デザインと機能はFacebookをベースにしており、使い勝手の良さが特徴です。
今回は企業がWorkplaceを導入するメリット、料金プランの違いについてわかりやすく説明していきます。
▼目次
Workplaceが注目されている理由
Facebookが提供している
さまざまなSNSの中でも圧倒的な人気を誇っているのがFacebookです。
そこから生まれたWorkplaceはビジネスチャットを使ったことのない初心者でも
Facebookと見た目がそっくりで使いやすいという特徴があります。
Facebookは世界中で使われており、それに使い慣れた世代にとってWorkplaceの使い心地は快適なものといえるでしょう。
世界で4,000社以上の企業が導入している
世界で4,000社以上の企業や団体が導入しているWorkplaceは、今やビジネス用SNSのワールドスタンダードと言っても過言ではありません。
グローバル化していく企業にとっては、うってつけのコミュニケーションツールです。
世界の多くの企業が導入しているWorkplaceなら、海外企業とのコミュニケーションもとりやすくなります。
また海外に支店や営業所を持つ企業にとっては、グループ内の情報なども国内だけでなく海外とも瞬時に共有できるようになります。
グローバルに企業が活躍していく時代には、世界中で使われているワールドプレイスはまさに最適です。
【料金】スタンダードプランとプレミアムプランの違いとは?
スタンダードプランは無料、プレミアムプランは有料
Workplaceのスタンダードは無料で利用できますが、プレミアムは有料です。プレミアムプランは、アクティブユーザー1人あたり月額3ドル(アメリカドル)が必要となります。
ただしユーザーが5,000人を越える場合は料金設定が変わるため、運営元であるFacebookへ問い合わせる必要があります。
なお、アクティブユーザーとは、Workplaceで何らかの行動をしているユーザーを指します。
アカウントを取得していても、まったくログインしていないユーザーに対しては課金されません。
ちなみに料金はクレジットカード払いとなり、ドルで請求されます。
プレミアムプランは無料のトライアル期間がある
「プレミアムプランは良さそうなサービスだけれど、いきなりお金を払うのはちょっと……」という人もいるでしょう。
プレミアムプランには90日間、無料のトライアル期間があります。最初はお金をかけず試せるので、まずは使ってどのようなものなのかを体験してみましょう。
ただし90日を越えると課金されるため、2カ月ほど使用したら、この先も使い続けるかどうかを検討すると良いでしょう。
また、Workplaceに登録された非営利団体と教育関連機関の場合は、プレミアムプランを無料で利用できます。
【料金】スタンダードプランとプレミアムプランの機能
スタンダードプランの機能
Workplaceのスタンダードでは、以下のような機能が展開されています。
・ニュースフィード
・グループ
・チャット
・ライブ動画
・イベント
これらはFacebookと同じ機能で、Facebookを使い慣れている人なら「あれか」とすぐに分かる内容です。
ニュースフィードは、フォローしている人や参加しているグループの投稿が表示されます。そのほか、たくさんの「いいね」がつけられた写真や記事が表示されることもあります。
グループは特定の目的のもと複数のメンバーで構成される場で、グループ作成者が自動的に管理者になります。
その他、チャットやライブ動画の配信も可能。イベントはミーティングを指します。
Workplaceプレミアムプランが持つ機能
Workplaceプレミアムプランには、スタンダードにはない以下の機能があります。
・アナリティクス
・管理者用パネル
・IDプロバイダー統合
アナリティクスでは利用状況の分析ができます。
管理者用パネルはモバイルからは接続不可。コミュニティの利用状況を確認し、メンバーの追加や個別の設定変更ができます。
IDプロバイダー統合機能により、Webやアプリケーション、クラウドなどの外部サービスと連携できます。
それらのサービスのID、パスワードを使いアクセス認証と管理が可能です。
【料金】プレミアムプランは管理者がより使いやすい設計
プレミアムプランは管理者権限が大きい
Workplaceプレミアムプランは管理者の権限が大きく、全体を統率しやすいという特徴があります。ユーザーアカウントの提供・削除はプレミアムプランの管理者が行えます。
また、データの所有権は、投稿した社員ではなく会社にあり、管理者が修正・削除できます。
さらに、不適切な投稿が合った場合でも、プレミアムプランなら管理者によってすぐに削除が可能です。
しかし、スタンダードプランだと所有権が投稿した本人にあるため、第三者が手を加えることができません。
なお、Workplaceでは秘密のグループを作ることができ、特定のメンバーだけが閲覧できる投稿も可能です。プレミアムプランの管理者はこれらの投稿もチェックできます。
全体の動向を把握しやすい
Workplaceプレミアムプランの管理者は、Workplaceの利用状況をレポートから参照することができます。
これによりどの機能が頻繁に使われているのか、多くの人が閲覧しているのはどんな内容なのかといった詳細な情報を把握可能です。
社員が何を気にして、何に注目しているのかといった、社内のトレンドをいち早く把握するためにも役立ちます。
利用状況を把握することで、社内でWorkplaceをより有効に利用するためのアイデアも練りやすくなります。
【メリット】Workplace by Facebookを導入するメリット
部署の壁を越えたコミュニケーションが可能
Workplaceのグループ機能を使えば、異なる部署やプロジェクトと壁を越えたコミュニケーションが可能となります。
投稿された内容はニュースフィードに表示され、それらは閲覧はもちろん、検索することもできるため、投稿履歴そのものが貴重な資料となります。
問題発生時には、検索機能を使って同様の問題についての投稿プロセスを追跡すれば、速やかに対応策を見つけることができます。
もちろん、プライバシー設定すれば非公開や秘密にすることも可能です。
すでに使っている業務ツールを活用できる
企業ではすでにいろいろな業務用ツールを使用しています。そこで新たなビジネスツールを導入するときに生じるのが互換性の問題。
便利なツールを導入しても、互換性がなければ不便さが増すばかりでしょう。
Workplaceは、既存のビジネスツールとの互換性が高いのが特長のひとつ。
例えばDropBox、G Suite、OneDriveといった多くの企業が採用しているツールと無料で統合できます。
企業の新たなメインツールとしてWorkplaceを導入すれば、既存のツールを今まで以上に便利に扱うことができます。
効率的な情報の共有とセキュリティ管理
Workplaceのグループ機能で効率的に情報を共有できることは説明しましたが、それ以外にも、ビデオ会議やライブ配信などで情報の共有化も可能。
ビデオ会議なら外出先でも参加できますし、ライブ配信で情報発信すれば瞬時に共有が可能に。また画面上でチャットや、フィードバックのやり取りもできます。
情報の共有に使用するとなると気になるのはセキュリティの問題。WorkplaceはFacebookから生まれたツールですが、セキュリティの面では万全です。
特にデータの安全性の確保には、銀行などで使用されている暗号化技術で保護し、最高レベルの安全基準を設置して力を入れています。これらの取り組みにより、情報漏洩の心配はありません。
【ちなみに…】ワークスペースとWorkplaceはどう違う?
紛らわしいこの2つ。どう違うの?
さっそく、結論です。
【結論】
ワークスペース:Slackのいち組織単位の呼び方
Workplace:facebook社のビジネス版SNSサービス名
簡単にまとめてみました。
ちなみに、それぞれのサービスや仕組みも簡単にご紹介していきますね。
Slackのワークスペースとは?
Slackは、1つのメールアドレスで、いくつもの組織(ワークスペース)に所属できます。
例)haru.sato@businesschat.comの1メールアドレスで……
1.自社用ワークスペース
2.別会社との共同プロジェクト用ワークスペース
3.家族用ワークスペース
上記の場合、3アカウントに同時ログイン・併用が可能なのです。
(PC・スマホともにアプリで利用した場合)
この場合、「3つのワークスペースを利用している」と言えますね。
ですから、ワークスペースはSlackの中で所属する組織単位を呼ぶ場合に使われる表現です。
↓詳しくはこちらをご覧ください!↓
フェイスブック社のWorkplaceとは?
Workplaceとは、フェイスブック社が、フェイスブックにすごーくよく似た画面構成のビジネス版SNSとして最近展開し始めたサービスの名前です。
▼Workplaceの個人プロフィール画面……フェイスブックに見えますね。。。
つまりこのサービスそのものが、Workplace(ワークプレイス)というわけですね。
ちなみに、詳しいWorkplaceの情報については、いろいろと関連記事がございますので、ぜひどうぞ。
そもそも、ワークスペースとWorkplaceの意味とは
そもそも、ワークスペースとWorkplaceという英単語は日本語に訳すとどういう意味なのでしょうか?
調べてみたところ、
workspace: 作業領域
Workplace: 職場
という意味のようです。
確かに、workspaceは作業する内容によってその領域をいくつも必要としますが、Workplaceは一つの職場に1つですから、ちょうど良さそうですよね。
日本語対応&無料から始められるサービスです。
Slackでワークスペースを作る場合はこちらの記事を参考にして、Workplaceのアカウントを登録する場合、Workplace公式サイトから、ぜひやってみてくださいね。
【活用】Workplaceをもっと活用するために
スマホにWorkplaceのモバイルアプリをインストール
スマートフォンにWorkplaceのモバイルアプリをインストールすると、営業先や外出先でもグループへの投稿やチャットができるようになります。
社員間やプロジェクト内部でのコミュニケーションがスマホで可能になり、重要な伝達事項も瞬時に共有可能になります。
「いいね!」を活用して意思決定をスピーディーに
facebookでお馴染みの「いいね!」機能はWorkplaceにもあります。この「いいね!」機能を承認として扱うことで、投稿に対する確認や承認を即座に行うことが可能に。
企業内では意思決定のスピードが重要ですが、この「いいね!」を活用することで迅速に決定することができます。スピーディーな決断は事業の活性化にも役立ちます。
まとめ
今まで、Workplaceの概要についてお話ししてきました。
それでも、実際に使ってみないと自社に合っているのか、判断がつかないと思います。
Workplaceのスタンダードは無料で使用できます。
一方プレミアムプランはトライアル後、アクティブユーザーにつき月額3ドルの支払いが必要となります。
プレミアムプランは管理者権限が大きいのが特徴です。
アカウントの発行や削除だけでなく、全体の利用状況をチェックできるほか、不適切な投稿を修正・削除が可能です。
プレミアムプランには90日の無料トライアル期間がありますので、気になる方は、まず試しに利用してみてはいかがでしょうか。
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