Yenta(イェンタ)で実際に会うまでの使い方を紹介!無料ではじめるビジネスマッチング
ツール
最近、本来ならば人力で行うべき作業をテクノロジーの力で効率化・高精度化しようとする動きがあります。代表的なものとして不動産テックやフィンテックなどがありますが、その中の一つに「People Tech」という新しい言葉があります。
人の可能性をテクノロジーで広げていくという意味があり、とくにビジネス版マッチングアプリのYentaでは、テクノロジーの力で人との繋がりを生み出し新しい体験を提供しています。
コロナ禍でオフラインによる「新しい人との繋がり」が停滞する中で、採用活動やビジネスでの出会いもなかなか難しくなってしまっています。
しかし、Yentaならオンライン上で人との繋がりや新たなビジネス上の出会いが可能となっています。
ここでは、ビジネスで新しい繋がりが欲しい方や、リファラル採用の一貫でYentaを使いたいといった、新たなビジネスマッチングのキッカケを探している方に、Yentaの特徴や料金、審査、実際に会うまでの流れなど徹底解説していきます。
▼目次
【基本情報】Yentaは日本最大級のビジネスマッチングツール
公式ページ | Yenta:https://page.yenta-app.com/jp |
利用料金 | 月額0円~5,000円(税込) |
Yentaの主な機能 | ビジネスパートナーや転職目的などのビジネスマッチング |
連携ツール | Spir |
Yentaとは、2016年1月に日本で誕生したビジネス版のマッチングアプリです。
主な機能は、性別、年齢、居住地、職業などの属性を元に、あなたにピッタリな相手を自動的に探して表示し、話をしてみたいと思った相手はスワイプし、マッチングすると会話ができます。
サービスのローンチ当初は東京エリアでのマッチングに限定されていましたが、2020年5月からは47都道府県でのマッチングにまで規模が拡大しました。
また、性格診断による相性診断や、経歴、職歴、資格などの経歴情報をもとに、条件に合致した相手を表示するため、Yentaではマッチング後のコミュニケーションがスムーズになりやすいという特徴があります。
そしてYentaは無料で始められるアプリなので、気軽に始めることができます。利用者もさまざまな職種や業種の人が多数登録しているため、新たな出会いに期待できます。
なお、Yenta for businessという企業向けのYentaサービスもありますが、ここでは気軽に始められるYentaのアプリについてご紹介していきます。
Yentaでできる3つのこと
Yentaは、マッチングアプリのようなカジュアルな出会いが可能なビジネスツールで、毎日お昼12時に10人のレコメンドが届き、会いたい人をスワイプで選べます。
マッチングするとメッセージ機能からやり取りできるようになり、実際にお茶を飲んだりランチに行くことも可能です。ビジネスパートナーや人脈作り、転職、ニーズの発掘など様々な使い方ができますね。
ここではHR担当者の方など、新たな人的リソースを求めている方に向けて、Yentaでできることをご紹介します。
転職希望者に出会える
Yentaを使えば、転職希望者に気軽に出会えます。
Yentaは新しいビジネスパーソンとの出会いを求めている人が登録しているサービスで、
- 「今よりも年収をあげたい」
- 「経営戦略を学びたい」
- 「マーケティングについて学びたい」
- 「WEB業界で働きたい」
- 「偶発的な出会いから新しい企業で働きたい」
といったような、自分のスキルアップにつながる出会いを求める人に最適です。
実際、Yentaを通して採用に至った事例も紹介されています。
Yentaには、新しい出会いを求めている向上心の高い人が多く、志のある方は新天地での活躍にも積極的です。
気になる人材とマッチングしたら、実際にお会いするなどして話をしてみるとよいでしょう。
フリーランスや副業希望者に出会える
出典元:Yenta、サービス開始から5周年で5000万スワイプ突破
Yentaが公開しているユーザーの興味関心ランキングに副業が第3位にランクインしています。つまり、Yentaでは副業を探している人材と出会えます。
自社のビジネスをサポートしてくれる副業の人材は、ビジネスを加速させる上でも重要です。
また、副業として参入し、功績が認められるなどして入社に至るケースもあります。
転職潜在層に出会える
出典元:Yenta、サービス開始から5周年で5000万スワイプ突破
Yentaでは
- 人脈を作りたい
- 情報交換したい
- 視野を広げたい
- ビジネスパートナーを見つけたい
- 友達を作りたい
といった理由でサービスを使うユーザーが多いです。
利用目的は人それぞれですが、共通していえるのはビジネスを前に進めるため・視野を広げるためという向上心が高く、実際に会いに足を運ぶという行動力のあるユーザーが多くいます。
そのため、現在は転職を考えていなくユーザーも、偶発的な出会いから転職を考えるキッカケとなったり、スキルアップを目指す可能性があります。
そのような優秀な人材と接点を持っておくことは、実際にユーザーが転職を考える際に貴社が転職先候補の1つに上がるなどメリットがあります。採用コストを下げられる可能性もありますね。
Yentaと連携できるサービス
Yentaでは、日程調整プラットフォームの「Spir(スピア)」と連携しています。
Yentaでマッチングした後、実際に会いに行ったり、オンラインミーティングをするとなると日程調整が必要となります。Spirは複数のカレンダーと連携し、自動で日程調整からWeb会議URLの発行まで行ってくれるサービスです。
Yentaでマッチングした後は、Spirで簡単にスケジューリングが可能となります。
Yentaのアカウントの作り方を画像入りで紹介(登録方法)
Yentaの始め方をご紹介します。Yentaをスタートするには、まずアカウント登録が必須になります。
登録はスマホアプリやブラウザから登録が可能で、ここではアプリによるアカウント登録の方法を紹介します。
アプリをダウンロードする
アプリをダウンロードしましょう。アプリに限ったことではなく、一般的にビジネスマッチング系のアプリでは、いわゆる「偽アプリ」の存在も懸念事項のひとつです。
偽アプリをインストールしてしまうと個人情報の流出や、悪用されるリスクがあります。アプリの発行元をきちんと確認するようにしておきたいところです。
連携するサービスを選択する
連携するサービスを選択しましょう。
アカウントを作るときには
- Apple
でそれぞれ連携が可能です。
メールアドレス・言語設定をする
基本的にはメールアドレスは、連携先サービスに登録されているものを利用します。
そのアドレスから変更したい場合は、「メールアドレス」の欄に入力することで変更できます。
アイコン写真・名前・生年月日を入力
アイコン・名前・生年月日の入力が必要です。これはマッチングの際に重要な情報となります。
また「プロフィールに年齢を表示しない」という選択肢もあるので、ここは正確な情報を入力しましょう。
職歴を入力する
職歴を入力します。可能な限り正確な情報を記載しましょう。NDA(秘密保持契約)の兼ね合いで入力できないものも、確かにあります。
しかし可能な限り正確なデータを入力することにより、マッチングの精度が向上します。
自己紹介・興味関心を入力する
自己PRパートです。自己紹介や興味関心を詳細に入力しましょう。
特に自己紹介については履歴書の自己PRの部分に該当するものですので、可能な限りリッチな情報提供を心がけます。
記入内容を確認して利用開始
ここまでの入力情報・記載内容に問題がなければ利用開始となります。
Yentaの審査について解説
Yentaはビジネスマッチングアプリの中でも比較的珍しいシステムである審査を導入しています。これによりハイクオリティなマッチングを実現しています。
審査事項については、詳細につき公開されていないものの
- 情報をもれなく入力しているか
- 顔写真を設定しているか
- 自分が提供できることをきちんと明示しているか
- 各項目につき虚偽の申告はないか
がチェックポイントになっていると予想できます。
得意に各項目についての申告は正直に行いましょう。
極端な例として、フリーランスとしての活動実績が1年未満と申告しているにも関わらず、数十社以上のプロジェクトに参画していた、など、明らかに社会通念上「違和感」のある内容を記載してしまうと、システムで弾かれる可能性も否定できません。
Yentaで求職者とマッチングして実際に会うまでの使い方
HR部署または採用担当者向けの情報です。
Yentaで求職者とマッチングして実際に会うまでの使い方を解説します。
具体的なステップとしては上記の画像のように
- レコメンド
- マッチング
- 実際に会ってみる
の3ステップです。
レコメンド
まずはレコメンドとして採用担当者やHR担当者が出会いたい!と思えるような人物の提案を受けましょう。
毎日お昼12時にAIが自動的にレコメンド情報を配信してくれます。
マッチング
一般的な恋愛向けマッチングアプリと同様にマッチングを行います。
いわゆるTinderのような形で、マッチングしたい相手が出てきたら右にスワイプすることでメッセージが送れるようになります。
実際に会う
実際に会ってみましょう。
いわゆる面接のような堅苦しいものではなく、ランチやお茶など簡単でカジュアルな出会いができるのがこのアプリの特徴です。
カジュアルな雰囲気の中でビジネスに関する情報・意見交換を行い、そこからビジネス上のお付き合いにマッチングできるのが理想です。
ちなみに、1日の中1番メッセージのやり取りが行われるのはお昼の12時台と夜20時台です。この時間帯にやり取りするとスムーズに連絡が取りやすいでしょう。
Yentaの料金プランは0~5,000円/月の4プラン
無料プラン | Active Plan | Advance Plan | Pro Plan | |
月額料金(税込) | 0円 | 1,000円 | 2,500円 | 5,000円 |
10人のレコメンド
メッセージの送受信 |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
1日のスワイプ数 | 10人 | 10人 | 20人 | 20人 |
月間マッチング数 | 10人 | 10人 | 15人 | 20人 |
興味ありデータの閲覧 | ✕ | ◯
※48時間以内 |
◯
※1ヶ月以内 |
◯
※全ての期間・全員 |
フィルタ
テレポート機能 |
✕ | ✕ | ✕ | ◯ |
大まかに各プランの概要についてまとめました。
上記の表の通りYentaの料金プランは0~5,000円/月の4プランで、
- Free(無料) Plan
- Active Plan
- Advance Plan
- Pro Plan
が用意されています。
詳細を確認していきましょう。
無料プラン
最も基本的な機能のみ利用できるプランです。
毎日10人のレコメンドを受けたりメッセージの送受信が可能です。
1日のスワイプ・月間マッチング数はそれぞれ10人まで可能なので、雰囲気のチェックに適したプランと言えるでしょう。
Active Plan
無料プランの機能に加えて48時間以内に「興味あり」をくれた人を閲覧できるプランです。文字通りアクティブなマッチングが可能です。
Advance Plan
より本格的に使用するならこのプランがおすすめです。
1日のスワイプ数は20人まで増加しており、月間マッチング数は15人と上限が拡大されています。
さらに興味ありデータの閲覧については1か月以内と、大幅に条件が緩和されている印象です。
Pro Plan
いわゆるプロ向けのプランです。こちらは今までご紹介したすべてのプランの機能に加えて1日のスワイプ数・月間マッチング数がともに20人まで拡大されています。
興味ありデータについてはすべての期間・全員のデータが閲覧でき、さらにフィルタ機能・テレポート機能というものも付随します。
テレポート機能は、本来であれば近くにいる人しか出会えない制限を取り払い、地方在住や距離の離れている相手とのマッチングを可能とするサービスです。
Yentaを使うメリット
カジュアルなビジネスマッチングを掲げるYentaを使用するメリットについて解説します。具体的には以下のようなメリットがあります。
日本最大級のユーザー数
なんといっても日本最大級のユーザー数が挙げられます。実績として400万マッチングを達成しているこのアプリは2020年より全都道府県でのマッチングにも対応しており、東京以外では大阪、神奈川、愛知、埼玉、千葉の順でマッチング数が多い傾向にあります。
採用から人脈作りまで幅広く使える
文字通り優秀な人と狙った出会いができるのがこのアプリ・サービスのメリットです。特にこれは採用したい企業側にとって大きなメリットでしょう。何よりも審査があることが重要で、従来の採用体験を大きく変えてくれるゲームチェンジャー的存在と言って過言ではないでしょう。
もともとYentaは成功報酬型求人メディアGreen(グリーン)やジョブ型マッチングプラットフォームInow(イノウ)などを運営する株式会社アトラエが運営しています。自社メディアで培ってきた転職や人材ノウハウをYentaでも使われています。
Yenta性格特性診断が使える
特性診断が使えるのも大きなメリットです。自分の特性はなかなか自身では理解していないものです。
ビジネスマッチングを通して「自分が知らない自分」に出会えるというのもYentaの大きなポイントといってよいでしょう。
Yentaを使うデメリット
Yentaを使う時は、ここに注意!というポイントをいくつかご紹介します。
しかし、一見デメリットに見える注意点でも、見方や対処法を事前に把握しておくことでYentaを最大限使いこなせます。
営業目的の人もいる
採用側・求職者側それぞれに「営業目的」の人もいることは留意しておかなくてはなりません。
具体的には、マルチ勧誘や提示している話とは異なる内容を勧誘してくるケースもあります。
審査はAI・人力双方で行われているものの、やはり一定数これらをすり抜けてYentaの目的にふさわしくない営業活動を行うケースが想定されます。
AIのアシストに関わらず最後にマッチングするかどうかを決めるのは、自己責任ということです。
マッチングにロックがかかる
ビジネスマッチング目的のサービス・アプリは原則、有料無料は別として一定の人とずっとメッセージのやり取りが可能です。
一方、Yentaでは2021年6月のアップデートでマッチングへのロックを導入しています。これは条件としてマッチング後、メッセージのやり取りが2週間以上「休眠状態」になった場合に発動するものです。
いわゆる温度感のズレや、膠着してなかなか話が進まないという状況を打破するための仕組みです。
なおマッチングロック後のやり取りについては、有料プランに移行することで可能となります。
YentaのQ&A
ここではYentaに関する疑問についてお答えしていきます。実際にHRで役立ちそうな疑問を解消していきます。
Q:Yentaはブラウザでも使えますか?
はい、使えます。ブラウザ上からもログインできます。
実際にログインしてみると、このようなUIです。シンプルで使いやすい印象です。
Q:Yentaにはタイムラインの代わりの機能は存在しますか?
残念ながら、タイムライン機能の代わりに使えるような機能はありません。
Yentaでは2020年2月よりタイムライン機能がリリースされましたが、残念ながら2021年11月にこの機能の提供が終了しました。
2021年12月現在、タイムライン機能を使うことはできませんが、リニューアルして再リリースされる予定があるとアナウンスされています。
タイムライン機能を使いたい場合は、再リリースを待つという行動がベターです。
また、再リリースを待つまでの間、「Q&A機能」を使ってみてはいかがでしょうか。
「今までで一番驚いた先輩からの一言は?」というような質問がYentaから届き、それにご自身で回答し公開していくという機能です。
質問に答えていくことで人柄や社内の雰囲気が伝わりやすくなり、価値観や思考に共感してくれるユーザーと出会いやすくなるでしょう。HRにおいても、ミスマッチを防ぐ1つの策として使えます。
まとめ
Yentaは、セレンディピティ(偶発的な出会い)を求めている方にぴったりなビジネスツールです。
マッチングして、実際に会うことになったら、まず最初に会う日時を決めて、スケジュールを調整するだけで新たなビジネスの出会いを見つけられます。
ちなみにお互いの予定を確認して、手をすり合わせるのはなかなか手間のいることです。
そこで、空いている日時を効率・自動化した日程調整ツールを使うことで双方スムーズに日程調整が可能なことから相手にスマートな印象を与えることも可能です。
会議・打合せの日程調整が面倒ではないですか?
これからは日程調整を自動化し、コピペ1回たった10秒で完了です!
・WEB会議のURL発行が面倒くさい
・日程調整の手間をなくしたい
・空いてる日程を選んでテキストにするのが面倒
・日程と会議室の仮押さえと削除が面倒
・日程調整よりも資料作成の時間がほしい
・ダブルブッキングを回避したい
日程調整ツール「調整アポ」は上記のような課題をサクっと解決するツール。
自分のカレンダーと連携して、空いている日時を簡単に相手に伝えられます。
WEB会議ツールとの連携で面倒なWEB会議のURL発行も自動で送れます!
詳しくは、以下からご確認ください。