InCircle
インサークルの料金まとめ!チャットワークのプランと徹底比較
ビジネスチャットツールにはいくつか種類があり、ツール選定の際は迷ってしまうことでしょう。
この記事では、高いセキュリティ保持に定評のあるインサークルの料金に注目して詳しくご紹介します。
チャットワークと料金を比較しながら紹介しますので、費用対効果のイメージを固めるのにお役立てください。
インサークルの料金プランは大きく2種類
インサークルはクラウド環境で使用するSaaS版と、サーバーを構築して利用するオンプレミス版の2つに大きく分かれます。
プランごとの概要をご紹介します。
SaaS版は無料トライアルができる
SaaS版の場合、無料トライアルが存在します。期間は30日、利用ユーザー数は20に制限されますが、すべての機能が利用可能です。
Windows版やAndroid版、iOS版のアプリケーションそれぞれでシステムが利用できます。
申し込みはインサークルの公式サイトから行ってください。
SaaS版の有料プラン
SaaS版はライトプランの場合、1ユーザー月180円から利用できます。2ヵ月ごとに契約が見直せるため、無駄なライセンスを省くことが可能です。
以下にそれぞれのプランについて、表で簡単にご紹介します。
●インサークルの料金プラン
オンプレミス版の料金プラン
オンプレミス版とは、インサークルをクラウド環境で利用できない利用者のために設けられたプランです。
利用にはインサークルのアプリケーションのほか、サーバソフトウェアが必要となります。自社が保有するサーバーに環境を構築して利用するフルカスタマイズ方式です。
金額やディスク容量などは調整が必要となるため、明確な料金プランは公開されていません。
料金は利用した期間に応じて支払う年間サブスクリプション方式で、年間100ユーザー以上で利用できます。
インサークルを契約!変更や解約はどうなる?
柔軟なプランの見直しが可能なSaaS版にフォーカスして、契約や解約にかかる手続きなどを見ていきましょう。
インサークルの契約を変更したい場合は?
基本的にはいつでも契約変更できます。
手続きや条件は販売・サポートを担当する代理店との契約により異なりますが、日割り計算などを行わず月ごとに対応されるのが一般的です。
インサークルの契約を解約したい場合は?
ライセンスを解約する場合の料金設定は、契約書の受理日によらず、その翌月末で契約変更されます。
すでに利用料金を支払っている場合、返金対応などはないため、計画的に申込を行いましょう。
カスタマイズで追加料金が発生することも
インサークルではAIを活用したチャットボットやデータ分析などのカスタマイズが行えます。
特定のユーザーにメッセージを自動送信したり、別システムへメッセージを転送したりするなど、APIの種類も豊富です。
これらを活用し、実際に自社のナレッジデータベースや勤怠管理・工程管理などと連携している企業もあります。
ただし、環境構築には費用がかかるのが一般的です。特にOffice365ボットやSalesforceボット選択時に構築費用が必要です。
料金は自社のニーズや、販売代理店独自のノウハウにより費用、料金が変わるため、あらかじめ問い合わせておきましょう。
インサークルとチャットワークの料金比較
利用料金の観点から、インサークルをビジネスチャットツールのひとつであるチャットワークと比較してみます。
インサークルとチャットワークの料金プランを比較
まず単純にインサークルとチャットワークそれぞれについて、1ユーザーあたりの料金を比較してみましょう。
インサークル | トライアル | ライト | スタンダード | プレミアム |
利用料金/1ユーザー | 0円 | 180円/月 | 360円/月 | 600円/月 |
チャットワーク | フリー | パーソナル | ビジネス | エンタープライズ |
利用料金/1ユーザー | 0円 | 400円/月 | 500/月 | 800円/月 |
どちらのチャットツールも無料で使える設定があり、またどちらも4段階にプランがわかれています。
それぞれ数百円の料金設定ですが、月額費用はインサークルの方が低く、コストを抑えて利用できる印象があります。
しかしインサークルの場合、トライアルプランで利用できる期間は30日限定です。
なお、トライアル期間中に他のプランにアップグレードすると、設定した内容や情報のやりとりを残すことができます。
従業員数別!年額利用料金イメージ
利用する人数別にインサークル、チャットワークどちらがおすすめとなるか検証してみましょう。
(1)個人利用、または従業員数が30名以下の場合
この場合インサークルの
- ・ライト
- ・スタンダード
- ・プレミアム
プランが契約できないため、チャットワーク一択です。
グループチャットは累計14まで、ストレージが5GBまで、と制限がありますが、契約期間自体は無制限です。
場合によってはダイレクトチャットを活用してフリープランのまま無料で利用し続けるという選択肢もあるでしょう。
(2)インサークルの最小ユーザー数|従業員30人以上の場合
それぞれのお手軽なパッケージである
- ・チャットワークパーソナルプラン(400円/月)
- ・インサークルSaaS版ライトプラン(180円/月)
の2つで比較をしてみましょう。
従業員を30名と仮定すると
- ・チャットワークパーソナルプラン:400円×30人=12,000円
- ・インサークルSaaS版ライトプラン:180円×30人=5,400円
となり、インサークルの方が6,600円分、コストメリットがあるといえます。
(3)ハイエンドパッケージで比較|従業員100人の場合
事業規模が大きくなった場合を想定して
- ・チャットワークエンタープライズプラン(800円/月)
- ・インサークルSaaS版プレミアムプラン(600円/月)
を例にとり、従業員を100名として比較します。
(2)と同じ計算をすると以下のようになります。
(800円×100人)-(600円×100人)=20,000円
それぞれの月額料金の差額は20,000円にまで広がり、利用人数が大きい組織ほどインサークルの方がコスト的に導入メリットがあるといえます。
しかし利用人数が増えて扱う規模が大きくなると、それぞれのチャットツールでストレージ容量の追加、カスタマイズ、サポート等で追加費用が発生する場合があります。
たとえばチャットワークでは一般事務などを扱うチャットワークアシスタントが便利ですが、追加料金が必要です。
インサークルではAPIやボットのカスタマイズ料金が発生する可能性もあります。
基本料金以外に必要となる費用があることは頭に置いておくとよいでしょう。
インサークルとチャットワークの支払方法を比較
最後に利用料金の支払方法について比較します。
インサークルの場合、支払いは銀行振り込みのみです。
これに対し、チャットワークのビジネスプラン、パーソナルプランでは料金の支払いにクレジットカードが使えます。
ビジネスユースを前提としているエンタープライズプランの場合でも、銀行振り込みに加え、クレジットカードが使用できます。
また、パーソナルプランを契約している場合、iphoneアプリを経由すればiTunesカードを使った支払いに対応してくれます。
もともとのアプリケーションの性質によったものと考えられますが、ここでもインサークルは法人向け、チャットワークは個人向けという傾向が見られます。
まとめ
インサークルは1ユーザー180円から利用できます。
導入を検討する際は、まずトライアルによる利用が可能です。
拡張性が高いことから、カスタマイズ部分については代理店等と相談し、費用対効果を検討するのがおすすめです。
InCircle連携でオフィスDXを進めましょう!
・リモートワーク環境が整わず、出社しなければいけない従業員がいる
・社内をフリーアドレスにしたいけど移行できずにいる
・来客対応がアナログなまま効率化できてない
・経団連が発表した「来訪者履歴」が自動で取れていない
・InCircleをベースに効率化をしていきたい
などの課題があれば、RECEPTIONISTで即解決しましょう!