【理想のオフィス内装に向けて】ポイントやメリット、費用感を徹底解説

オフィスの内装デザインの方向性は、どういう目的で使用されるのか、どう見せたいのかによって異なってきます。
 
今回は、よりよく見せるためのデザインのポイントを解説しつつ、オフィスデザインで得られるメリットや知っておきたいアイデアなどを紹介します。
 
オフィスの新設や移転時に、よりよいオフィスを実現するため、ぜひ参考にしてください。
 

オフィスのよりよい内装を実現するための3つのポイント

オフィスの内装デザインが仕事のペースや質に大きな影響を与えることをご存知でしょうか。
 
オフィスの内装デザインにこだわり、オフィスの環境改善を行う企業が増えているのはこうした理由からです。
 
ここではまず、仕事のペースを上げ、仕事の質を底上げできるオフィスを作りあげるために意識しておきたい3つのポイントを挙げ、解説します。
 

「仕事のしやすいオフィス」作りを心がける

オフィス内装_002
 

オフィスの内装デザインを考えるうえでまず重要なのは、そのオフィスで仕事がしやすいかどうかです。
 
デザイン性だけに目が向くと、仕事がしづらいオフィスができてしまいかねません。
 
チームワークが多い場合はチーム内でのコミュニケーションが活性化するようなデザインを心がける、単独での仕事が多い場合は仕事に集中しやすい個人ブースを設置するといった具合に、それぞれの仕事の進め方や従業員数、社風などに適したデザインを心がけましょう。
 

「何のためのオフィス内装か」を最初に検討する

オフィス内装_003
 

さらに、何のためにオフィスの内装を工夫するのかを皆で検討することも大切です。
 
生産性を上げたいのか、効率を重視したいのか、福利厚生を充実させたいのか、その目的に応じて、デザインが異なってくるからです。
 
生産性にこだわる場合はより無駄を省いたデザインで従業員の集中力を高める、効率を重視する場合は動線やレイアウトに配慮する、福利厚生に力を入れる場合はリフレッシュスペースを設けるといった具合に、コンセプトに沿ったデザインを採用するようにしましょう。
 

オフィスの内装と「会社のイメージ」の一致をはかる

オフィス内装_004
 

また、オフィスの内装は企業のイメージを左右する重要な部分だという意識を持つことが大切です。
 
来客者は、オフィスの内装デザインにその企業を重ね合わせます。
 
オフィスの内装と会社のイメージが一致しない場合は不信感につながりますし、一致している場合は安心感や信用を与えることができるでしょう。
 

オフィスの内装にこだわって得られる3つのメリット

オフィスの内装にこだわることで得られるメリットにはさまざまなものがあります。
 
ここでは、デザインによってオフィス全体の雰囲気をよりよいものにするメリットを3つ挙げ、解説します。
 

オフィスの居心地のよさ、社員のモチベーションアップにつながる

オフィス内装_005
 

オフィスの内装デザインにこだわることが、オフィスの居心地のよさにつながります
 
リフレッシュスペースでしっかり休憩できる、作業性を高めるデスクやイスが用意されているなど、オフィスで感じる仕事のしやすさや快適さが、仕事に対するモチベーションを上げてくれます。
 
メリハリをつけて仕事することもできるため、業務に集中しやすい環境が整い、会社全体の業務効率や生産性の向上も期待できるでしょう。
 

取引先企業に与える印象をよくし、新しいビジネスチャンスにつなげられる

オフィス内装_006
 

オフィスデザインは、来客の第一印象を大きく左右します。
 
こだわりのある内装デザインにすることは、取引先企業によいイメージを与えることにつながるでしょう。
 
また、オフィスで働く従業員の生き生きとした様子を見せることで、新しいビジネスチャンスにつなげられる可能性もあります。
 

魅力的な会社だとアピールでき、ブランディングや採用活動で有利になる

オフィス内装_007
 

オフィスへの来訪者は、取引先だけに限りません。採用活動中の応募者もまた、オフィスを訪れ、さまざまな感想を抱きます。
 
デザインにこだわった魅力的なオフィスは、新卒採用の大学生や中途採用の応募者に十分なアピール力を持ちます
 
「この企業で働きたい」「従業員を思ったオフィス環境が整っている」という憧れや、企業としてのブランディングにつながります。
 
優秀な若手人材を得る足掛かりにもなり、将来的な業績アップも期待できるでしょう。
 

よりよいオフィス作りに向けて知っておきたい4つのアイデア

では、よりよいオフィスの内装を作りあげるための具体的な方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
 
ここでは、トライしやすい4つのアイデアを挙げ、解説します。
 

床や壁などの配色、エリアごとの配色を意識する

オフィス内装_008

オフィスの内装デザインを考えるうえでのポイントは、配色を意識することです。
 
床や壁などはオフィス全体の大きな面積を占めるため、これらをどういった配色にするかで企業の第一印象が大きく左右されるからです。
 
取り入れる色はさほど多くせず、多くても3色までに抑えます。
 
できるなら2色以内を心がけ、色の持つ心理的な効果なども考えながら、エリアごとに検討してください。
 
集中したいエリアではブルーを、リフレッシュしたいエリアではグリーンを、クリエイティビティが求められるエリアではオレンジやイエローなどを取り入れてもよいでしょう。
 
白やグレーといった色を主にして、アクセントカラーを壁やイスなどに取り入れると、よいバランスが保てます。
 
その際、コーポレートカラーを取り入れるといった工夫もおすすめです。
 

アクセントとなるアイテムを配置し、おしゃれで居心地のよいオフィスを作る

オフィス内装_009
 

社員の居心地のよさや社外へのイメージアップを重視する場合は、おしゃれなオフィス作りが欠かせません。
 
そのためにも、空間のアクセントになるアイテムを設置するのがおすすめです。
 
ハイカウンターのあるカフェコーナーやおしゃれなソファー席、おしゃれな花瓶やデザインされた本棚などを意識的におくことで、おしゃれで居心地のよい空間を作りあげることができます。
 
スペースなどの関係で、大きな家具をすぐに用意できない場合は、小物を置いてその効果を確かめることから始めてみましょう。
 

社員の働きやすさや業務内容に合わせてデスクのレイアウトを選択する

オフィス内装_010
 

デスクのレイアウトには、「アイランド型」「背面型」「フリーアドレス型」など、さまざまなものがあります。
 
以下にそれぞれの特徴をまとめました。
 
アイランド型:部署ごとに机をまとめて向き合う形で仕事をするレイアウト
 
背面型:従業員同士が向き合わず、背を向けて仕事をするレイアウト
 
フリーアドレス型:一人ひとりに固定のデスクがなく、仕事の進捗状況やチーム編成に合わせて選択するレイアウト
 
部署ごとに動くことが多い場合やチームワークと個人作業のどちらも重視される場合、個人作業が多い場合など、働き方や部署の特色に合わせたデスクレイアウトを心がけましょう。
 

オフィスの広さや目的に適した照明選びを意識する

オフィス内装_011
 

照明選びはオフィスのおしゃれに多大な影響がありますが、それだけでなく、生産性アップに向けても重要です。
 
シーリングライトやダウンライト、ペンダントライト、スポットライトなどさまざまな照明器具の中から、オフィスの目的や広さに合わせたものを選ぶようにしましょう。
 
清潔感を重視する場合は昼色光を、温かみやリラックス効果がほしい場合は電球色をといった具合に、調光にも注目してください。
 
休憩スペースなどでは、優しい明るさを採用することで、リラックスしやすくなります。
 

オフィスの内装工事の費用感

オフィスの内装工事にはどのくらいの費用を見積もりすればよいのでしょう。
 
ここでは、内装工事の坪単価を、オフィスを新設する場合と居抜き物件で工事する場合とに分け、解説します
 
ただし、これらはあくまで相場に過ぎません。
 
オフィスの規模や立地、こだわる程度によって価格に差が出ますので、ご注意ください。
 

オフィスを新設する場合の内装費用は坪単価20~40万円

オフィスを新設する場合の内装費用は、坪単価は20~40万円ほどです。
 
何もない空間をオフィスに仕上げるにはそれなりの費用がかかりますが、思い通りのオフィスを作りあげられるメリットもあります。
 
ただし、基材や材料代などは別途必要になるため、設備や内装にゼロから手を入れなければならないスケルトン物件の場合はさらに費用がかかります。
 
また、工事終了までの時間もかかるため、予算や時間に限りがある場合は居抜き物件も選択肢に入れましょう。
 

居抜き物件での内装費用は坪単価10~30万円

居抜き物件とは、前回入居していたテナントの設備を利用できる物件のことです。
 
床材や照明灯などある程度の内装工事が施されているため、オフィス作りの手間や費用を軽減できます。
 
オフィスを新設する場合と比べて支出が抑えられるのがメリットで、坪単価は10~30万円程度になります。
 
ただし、居抜き物件の設備はそれなりの年月を経ています。
 
新品とは異なり、いつまで使用できるかはわからない状態ですので、新たに買いなおす費用も覚悟しておきましょう。
 
また、維持管理するためのコストも生じるため、ある程度の予算を計上しておく必要があります。
 

オフィス内装工事の施工期間

オフィス内装工事の費用が物件の状態で変化するのと同様、工事期間の相場もまた居抜き物件なのかスケルトン物件なのかで変化します。
 
30坪程度の大きさの居抜き物件の場合は、工期を2週間から1ヶ月程度見積もるのがよいでしょう。
 
60坪程度の場合はその2倍を、90坪程度の場合はその3倍をという具合に、大きさと施工期間が比例すると考えるのがわかりやすいはずです。
 
スケルトン物件の場合は、居抜き物件より工期を長めに想定してください。
 
同じく30坪程度の物件で、1ヶ月から1ヶ月半の施工期間を見込む必要があります。
 
費用と期間がかかる分、より自分の理想に近づけられるのがスケルトン物件のメリットです。
 

ポイントを押さえて理想のオフィス内装を実現しよう

オフィスの内装デザインにこだわることで、従業員のモチベーションや生産性アップが期待できるだけでなく、取引先企業や採用活動などで訪れる来訪者の印象をよくすることができます。
 
今回は、内装デザインを検討するうえで重視すべきポイントをいくつか挙げました。
 
従業員にとって居心地がよく、仕事がしやすいオフィス、来訪者によいイメージを与える受付、ミーティングルームを作りあげるために、ぜひ参考にしてください。
 
また、オフィスの内装にこだわるなら、「企業の顔」ともいうべきエントランスのデザインにもこだわるべきです。
 
シンプルで洗練された受付は、こだわりの内装デザインと同様、来訪者によいイメージを与える要素です。
 
受付を作りあげる際はぜひ、クラウド受付システム「RECEPTIONIST」をご検討ください。
 
来客前の日程調整や来客受付、会議室の予約受付が非常にスムーズに行えるようになります。

オフィスDXの第一歩として「受付のDX」から始めよう!

・リモートワーク環境が整わず、出社しなければいけない従業員がいる
・社内をフリーアドレスにしたいけど移行できずにいる
来客対応がアナログなまま効率化できてない
経団連が発表した「来訪者履歴」が自動で取れていない
会社で利用するビジネスチャットをベースに効率化をしていきたい
 
などの課題があれば、RECEPTIONISTで即解決しましょう!

無料資料で詳細を見る

RECEPTIONIST資料請求

  • RECEPTIONISTの紹介
  • RECEPTIONISTの紹介

日程調整がコピペで終わる...?

最新ツールを今すぐ見る