タクシーCMで宣伝されている!ビットキー/Bitlkey Inc.とは
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タクシー乗車の際にサイネージを見ていて、流れていたCMで「ビットキー/bitkey」の名前を知った人も多いでしょう。
今田美桜さん出演のCMでは、bitkeyが開発した「ビットロック/bitlock」が紹介されています。
本記事では、ビットキーの事業について見ていきましょう。
▼目次
株式会社ビットキー/Bitlkey Inc.とは
株式会社ビットキー(英語表記:Bitlkey Inc.)とは、「インフラを創る挑戦者たち」が集まり、デジタル技術を用いてプラットフォームからデバイスの開発までを担う企業です。
「テクノロジーの力であらゆるものを安全で便利に気持ちよく『つなげる』」 をミッションに掲げる「コネクトテック・カンパニー」として、現CEOの江尻祐樹氏が、福澤匡規氏、寳槻昌則氏とともに2018年に設立しました。
2022年8月時点では、非上場企業です。
つなげる技術「bitkey platform」で急成長
スマートロック(デジタルキー)事業をはじめ、さまざまな製品・サービスをリリースしているbitkeyは、その驚異的な事業スピードでDX市場の潮目を変えるプレーヤーとして評判のスタートアップです。
「bitkey platform」と呼ばれる独自のインフラを開発しており、この技術がbitkeyの急成長のカギと言えます。
ID連携やサービス連携を可能にする「つなげる」技術によって提供されるシームレスなユーザー体験が注目されているわけです。
創業3年目の2021年には、ソフトウェアの開発工程全般を支援する株式会社shiftがリードインベスターとして30億円を出資しました。
そのためbitkeyのコネクト製品およびサービス展開は、今後より加速していくと考えられます。
ビットキー/Bitlkey Inc.の3つの事業ドメイン
ここでは、ビットキーが展開する「Home事業」「Workspace事業」「Experience事業」についてご紹介します。
Home事業|住宅における「暮らし」の体験を変える
Home事業では、より豊かな暮らしの体験を届けるために、スマホアプリの「homehub」とサービス連動型のデバイスを提供しています。
個人の家庭だけでなく、管理業務を効率化させ物件の価値を向上させたいデベロッパーや管理会社などの不動産プレーヤーも対象です。
Workspace事業|「働く空間」と「人やしごと」をつなぐ
Workspace事業では、ソフトウェアとビルやオフィス内の設備・デバイスを高度に連動させたオール・イン・ワンのプラットフォームを提供しています。
さまざまなワークスペースを効率的に管理できる「workhub cloud」を使い、情報管理機能の提供だけでなく、ビル設備やデバイスと実際に「つなげる」点が特徴です。
Experience事業|「非日常」がつながり特別な時間をより上質に
非日常体験をもっと特別なものにするために、bitkeyはexphubアプリを現在開発中です。
予約や決済はもちろん、当日の顔認証入場まで可能にする洗練されたUXの実現を目指しています。
独自開発技術を搭載したスマートロック「bitlock」シリーズ
ビットキーが提供するスマートロック「bitlock」は、特許取得済みの独自技術 「bitkey platform」を利用しているので、セキュリティの高さが魅力です。
解施錠は、Bluetoothによる暗号化された無線通信で行われます。
そのため傍受・ハッキングのリスクが少ないのがポイントです。
開かない、あるいは使えない場合には、「Bluetoothが無効」「bitlock本体の電池残量が少ない」「スマホの位置が鍵穴から遠い」などが考えられるでしょう。
ここでは、「bitlock」製品についてご紹介します。
初期費用が抑えられるサブスク型「bitlock MINI」
ホーム用の「bitlock MINI」は、サブスクリプション型なので初期費用を抑えられます。
365日のサポート体制が整っており、丁寧な対応ぶりが口コミでも評判です。
月払いがあるので気軽にスタートできますが、出荷日から10か月未満で解約する場合には「早期解約事務手数料」が発生するので注意しましょう。
機能を拡張できる次のようなデバイスと「bitlock MINI」を組み合わせると、より便利に安心して使えます。
- 「bit reader+ 」:解錠方法が豊富になる
- 「bit link」:解施錠通知・遠隔操作ができて「見守り」にぴったり
- 「bit button card」:スマホを持たない子どもが使えるリモコンキー
入退室ログの取得・管理ができる「bitlock PRO」
オフィス用の「bitlock PRO」は、「低価格で簡単に導入できる」「鍵の一元管理ができるので管理がラクになった」「入退室管理が可能になった」と口コミで評判です。
顔認証を利用したコワーキングスペースなどの無人受付、会議室予約などの 「包括管理」に役立ちます。
LTEモデルを採用しており、Wi-Fi環境に左右されないことから安定した運用が可能です。
なお2021年12月には、快適なワークブース運用を可能にする「ビットキー ワークブース」も発売されています。
初めてスマートロックを持つなら「bitlock LITE2」
「bitlock LITE2」はホーム用スマートロックの簡易版で、Amazonで販売されています。
初めてスマートロックがどのようなものかお試ししたい人にぴったりです。
手ぶら解錠機能が必要な方は「bitlock MINI」を選ぶと良いでしょう。
家族で新しい暮らしを体験できる「homehub」
ビットキーが開発したスマホアプリ「homehub」のメイン機能の1つが、デジタルキーです。ここでは、アプリでできることについて見ていきましょう。
「homehub」アプリでできること
「homehub」アプリをダウンロードすると、次のような体験が可能になります。
- 家のカギの解施錠
- 安全にデジタルキーをシェア
- カギの解施錠の履歴を確認
「カギの受け渡し」をデジタル化できるので、家事代行サービスなどの注文をアプリから行いワンタイムキーを発行すれば不在時サービスを受けられます。
マンションがオートロック仕様の場合には、時間指定のデジタルキーを配達ドライバーに渡すことで「置き配」の依頼もできます。
オフィスの課題を解決できる「workhub cloud」
ビットキーが提供する「workhub(ワークハブ)」は、クラウド型管理システムです。
コワーキングスペース、コールセンターはもちろん、工場、店舗やジムなど、様々な空間の管理に使えます。
連携によりオフィスやワークブースの入退室をコントロール
関連デバイスと連携すれば、「スマホ」「Apple Watch」「NFCカードリーダー」「自動ドア」「顔認証ソリューション」などで入退室をコントロールできます。
現在使用中の社員証カードや交通系ICカードがNFC規格であれば、カードキーとして利用可能です。
クラウドで管理できること
「workhub Cloud/workhubアプリ」を使えば、カギの操作ログを簡単に管理できます。
入退室ログのCSVを勤怠管理システムと連携させれば、出退勤状況や労働時間を見える化できるので、オフィスの労務管理に活かすことも可能です。
上述のようなオフィス管理のアップデートを「低コスト」「工事不要」で、キットの到着から最短1日で導入できる点が、ビットキー/Bitlkey Inc.の強みと言えるでしょう。
ゲストを非対面で案内するデジタル受付「bitreception」
ビットキーが提供する「bitreception」はタブレット用アプリで、受付の無人化や業務効率化に役立ちます。
来訪者はこのタブレットアプリから、あらかじめ送信されたQRコードを使ったり来訪者情報を入力したりしてチェックイン(受付)が可能です。
チェックインが完了すると担当者に通知が届くので、来客をお待たせすることなくスムーズに応対できます。さらに「bitreception」アプリでは、経路案内まで可能です。
また「bitlock PRO」「bitlock GATE」と連携させることで、チェックインが完了すると自動で利用予定の会議室を遠隔解錠できる点は、「bitreception」ならではでしょう。
まとめ
タクシーCMで一般でも知名度が急上昇している「ビットキー/bitkey」は、DX界隈で非常に注目されている急成長中のスタートアップ企業です。
「コネクトテック・カンパニー」として、「つなげる」技術をもとに生み出したインフラ「bitkey platform」を強みとしています。
スマートロックにとどまらない多角的な製品・サービスを展開しているので、デジタルキーについて興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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