メンションとは?1分でわかる解説とやり方|リプライとの違いを紹介
ビジネスチャット
メンションって、一言でいうと何でしょう?
今までLINEやTwitterやFacebookなどのSNSに触れたことのない方には、そもそも全く聞いたことのない単語でしょうし、なんとなくで使えてきたがために、知ってるようで知らないユーザーもかなり多いのではないでしょうか?
メンションは、プライベートでLINEを使い、ビジネスでビジネスチャットを使う現代人には理解必須の機能です。
というわけで、今回はメンションについて、活用法とあわせてご紹介していきます。
関連記事:「Twitter、Facebook、LINEのメンションの使い方と意味を簡単に説明 」
▼目次
メンションとは何か?
簡単に一言で言うと、
メンションとは、自分の書いたメッセージを送る際に、読んでほしい相手を指定する機能
です。
特に、この『相手を指定する』というところがキモです。
使ったことがない方でも、スマートフォンの画面に、LINEからこんな通知が届くのは見たことがあるのではないでしょうか?
このように、「あなた宛に、今、メッセージを送りました」と、相手のスマートフォンに直接通知を送ることを、プッシュ通知と言います。
そして、このプッシュ通知を送る相手を指定する機能が、メンションです。
メンションを活用すれば、ビジネスもプライベートも作業が効率的に
ここ数年、ビジネスチャットやチャットが急速に普及している理由の1つは、このメンション機能が大きく影響しています。
なぜなら、メンションを使ってビジネスチャットでメッセージを送ると、相手が今すぐ確認する確率が高まるからです。
「え? それだけ?
それって、そんなにスゴイこと?」
そう思われる方も多いかもしれませんね。
では、例としてメールでのやりとりと比較してみましょう。
メール利用とは圧倒的に時間的コストが違う
例えば、あなたが外出中の営業担当に、急ぎの案件をメールしたとしましょう。
その時、営業担当は取引先で商談中のため、電話に出ることができません。
あなたにできることは、メールを早めに見るように再びメールするか、何度か、ひたすら電話をかけるくらいです。
しかし、営業担当が商談後にスマートフォンを見ると、着信が数件入っており、メールも複数届いていて、何から手を付ければいいか、混乱してしまっています。
このような状況では、あなたが営業担当から返信メールを受け取るまでに、大きく3つの時間がかかります。
2.相手がメールを見て案件を把握し、返信するまでにかかる時間
3.相手からのメールが返ってきていることに自分が気づくまでの時間
当たり前のように見えるこの3つの時間ですが、ビジネスチャットのメンション機能を使うと、相手と自分がメッセージの到着に気づくまでの時間(1と3)を圧倒的に短縮することができるのです。
その結果、1つの案件にかかる時間的コストが圧倒的に短縮され、ビジネスが自然と加速するのです。
一番役立つ瞬間はグループチャット(グループLINE)の時!
複数人でグループを作ると、会話が1対グループ全員になってしまいます。グループでLINE・チャットをしている時でも、特定の誰かに対してだけ質問をしたい時がありますよね?
グループの人数が多ければ多いほど、相手が確認を見逃す可能性が出てきますので、絶対に届けたい内容であれば、個人メッセージをしてしまうかもしれません。しかし、それはとても面倒ですよね。
そういう時に、メンション機能を使えば、グループチャットの時でも特定の1人にだけ通知することができますし、二人のチャットを他の人も見ることができますので、情報共有ができてとても便利なのです。
メンションが活躍するプライベートケース3選
タイムラインで一緒に遊んだ人を紹介する
プライベートで旅行に行った時に、一緒に行った友人をメンションすることで、一緒にいた人を自分のフォロアー(LINE友達)に紹介することができます。
グループ(グループLINE)の中で一人だけを指定する
LINEなどでグループを作ると、大勢の人が一斉に話始めるので、誰に対して話をしているのかわかりません。しかし、メンションをつけることでグループ野中にいる個人に対して通知ができます。
予約情報・スケジュールの共有
旅行に行く時に全員が覚えておく必要がある集合時間やスケジュールなどのまとめ情報は全体にメンションをつけることで、自分に対して言われていると認識できますので、効果的です。
メンションが活躍するビジネスケース5選
最後に、ビジネスチャットのメンションが活躍するビジネスケース5選をお届けします。
まだ導入されていない企業の方は、必見です。
1.相手と直接話せない環境にいる場合
すると、商談の合間(先方が相談等をしているスキマ時間)にでも、こっそり返信することができますね。
2.回答を文面でほしい場合
これまでは、こうした役割は全てメールが担ってきました。
その点、ビジネスチャットであれば、チャット感覚で文字に残すことができますし、あとから検索してその当時の文面を振り返ることも可能です。
3.これまでのやりとりを他者と共有したい場合
これは、ビジネスチャットの機能ならではと言えます。
ビジネスチャットの場合、複数の社員でグループを組むことができます。
そして後からそのグループに社員を追加する場合、その社員に、過去のやりとりを全て見せることができるのです。
これにより、過去のメールや資料を引っ張り出したり、研修に多くの時間を費やす手間と時間を削減することができます。
4.席を離れている場合
これは、スマートフォンのプッシュ通知機能を利用することで実現します。
これまで、仕事の内容はパソコンの前に張り付いていないと見たり対応できませんでした。
(たとえ、あなたがトイレにこもってしまう悲劇的状況にあっても。。。)
5.相手に直接言いづらい催促対応の場合
締め切りを守らない人、どこの組織にも必ずいますよね?
そして、直接言いに行くには、何度も言いに行っているせいで抵抗があったり、物理的に距離が遠いのが手間だったり。さまざまな理由が考えられます。
このような場合、メールよりもすぐに、相手に直接通知が届くメンション機能は効果的です。
相手にすぐ読んでほしいときはメンションを活用
メンションは、自分の書いたメッセージを送る際に、読んでほしい相手を指定するという非常にシンプルな機能です。
しかし、その機能をビジネスにおいて、チャットやプッシュ通知機能と組み合わせて活用することで、その利便性やビジネスへの貢献性は非常に高くなります。
まだビジネスチャットを導入されていない企業様は、この機会にぜひ、自社にあったビジネスチャットの検討・導入を進められてはいかがでしょうか?
補足:メンションとリプライの違いとは何?
よくLINEやSNSなどで聞くリプライって何なの?という部分を解説します。簡単です。
メンションは、相手を指定してメッセージを送ることに対して、リプライは、これまでの過去のやりとり (メッセージ)を引用し、メッセージを送ることになります。
また、メンションとリプライの違いはこちらの記事でも解説していますので、よければこちらもご覧ください。
メンションとリプライでスムーズな会話を!
グループでメッセージをしていると、気付いた時にはこれまでしていた質問などが埋もれてしまう可能性があります。
そういう場合にリプライをして、さらにメンションをすることで「誰の質問に対して返信している」ということがわかりやすくなり、コミュニケーションをスムーズに進めることができます。
LINEの場合、リプライはこうする
リプライしたいメッセージを長押しすると、上記画像のように洗濯画面が現れますので、赤枠にあるリプライボタンを押せば、そのままリプライすることが可能となります。
ビジネスチャット連携でオフィスDX
・リモートワーク環境が整わず、出社しなければいけない従業員がいる
・社内をフリーアドレスにしたいけど移行できずにいる
・来客対応がアナログなまま効率化できてない
・経団連が発表した「来訪者履歴」が自動で取れていない
・会社で利用するビジネスチャットをベースに効率化をしていきたい
などの課題があれば、RECEPTIONISTで即解決しましょう!