RPAツールとは?おすすめを比較して自社に合ったシステム選び!

RPAツールは、人が行っていた作業をロボットに代行してもらうサービスです。
 

RPA化して作業を自動化することでメリットが生まれ、企業の抱える問題解消へと繋がります。
 

そこで今回は、RPAツールの概要や仕組み、導入のメリットや手順、おすすめのRPAツール3選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
 

RPAツールとは?システム概要や仕組みを解説

Robotic Process Automationの略語であるRPAは、ロボットに業務を代行してもらうツールです。
 

これまで手作業で行ってきたデータ入力や伝票処理などの単純作業を、ロボットが自動で行ってくれるため、社員の労働力削減に繋がります。
 

RPAは人が指示することで作業を行います。
 

更に高度なRPAはAIがデータを使って学び、より複雑な作業を処理できます。
 

RPAツールは2種類!デスクトップ型とサーバー型

RPAをどこにインストールするかによってデスクトップ型とサーバー型の2種類に分かれます
 

インストール先 メリット デメリット
デスクトップ型 パソコン1台ごと
  • サーバーに接続せずに作業可能
  • 初期費用が低い
  • ロボット稼働時に他の作業の妨げになる
  • 大容量のデータ処理には不向き
サーバー型 サーバー
  • 大量のデータを管理できる
  • 作業を邪魔せずにロボットが稼働する
  • 初期費用が高額

 

デスクトップ型もサーバー型も、異なるメリットとデメリットをもっています。そのため、自社にはどちらが合うのかを見極めて採用する必要があります。
 

RPAツール導入のメリットとは?

今まで人が行っていた作業をロボットに行ってもらうことで、企業には様々な効果が生まれるでしょう。
 

以下で、RPAツールを導入するとどんなメリットがあるのかを解説します。
 

作業の効率がアップする

RPAは人が行うよりも速いスピードで作業が可能です。
 

また、24時間稼働できるため作業量が大幅にアップします。
 

ミスから起こる問題も解消されるので作業の効率も上がります。
 

【事例】楽天カード株式会社
以前はカード決済システムからログを抽出し、データ加工、分析作業で200種類に及び作業を人力で処理
RPAツール導入により、従来の1/4に作業時間を短縮
出典:楽天カードがWinActorを導入。RPAで未来トレンドを手に入れた?

人件費の削減

RPAツールを導入すれば人の作業が減ります
 

人の手で行っていた単純作業をロボットに代行してもらえば違う業務に専念でき、人員や残業時間を減らすことで人件費の削減になるでしょう。
 

【事例】東京都葛飾区
外部従業員に報酬を支払う際の源泉徴収票の管理システム
RPA導入テストにて、年間444人分の業務を削減できることがわかり、RPAツールを導入
出典: 東京都葛飾区、源泉徴収精算にRPAを導入、検証では年間444人日の作業工数を削減

労働力不足の問題解消

ロボットが作業するようになればその分、社員は違う業務ができます
 

労働力不足の企業はRPAツール導入で、休日出勤や残業が減るなど働き方改革の促進にも繋がるでしょう。
 

【事例】三菱UFJフィナンシャルグループ
コンプライアンス部門でのデータベース確認・証跡業務において導入
専門業務に従事する社員の6~7割の仕事を自動化することに成功
出典:三菱東京UFJ銀行が可能性を拡げる、金融機関でのRPA導入による業務効率化

RPAツールの導入手順は7ステップ

RPAツール_導入手順ステップ
 
実際にRPAツールを導入するとなれば、より効果的な方法で検討を進める必要があります。
 

ここでは、RPAツール導入時の手順7ステップを解説します。
 

1.RPA導入を検討する業務を細かく分解

まずは、企業の業務の中でどこにRPAツールを導入すれば効果的なのかを検討しましょう。
 

検討しているうちに、業務の再確認となり企業全体の業務が見える化されます。
 

その見える化された業務の中から、データ入力や伝票処理などの単純作業を抜き出し、その作業はどのくらいの量で、どのくらいの時間を要して処理しているのかを測定しましょう。
 

そして、RPAツール導入の候補を選んでいきます。
 

2.RPAを導入する業務を具体的に決める

1で選定した候補の中から、RPAを導入する業務を具体的にします。
 

RPAツールを導入したら、今までの人の作業時間はどのくらい削減になるのかを算出しながら選定していきます。
 

また、具体的な数字だけではなく、目には見えない効果も注視しましょう。
 

例えば、単純作業を何時間も行うことのストレスや、入力ミスから生まれるクレーム対応など、RPAの導入で算出できないものが削減され働きやすい環境となるメリットもあるのです。
 

さらに、どの業務にRPAツールを導入したら、どのくらいの費用がかかるのかも算出し、RPAツール導入の業務を具体的に決めます。
 

3.導入するRPAツールを選定

数あるRPAツールの中から、実際に導入するものを決めます。
 

企業によって合うRPAツールは異なります
 

使いにくいものを選定してしまうと管理しきれず、RPAツール導入は失敗という結果を招きかねませんのでツールの選定は重要です。
 

4.無料トライアルで自社への導入や効率化できるか確認

RPAツールの中には無料でお試しができるサービスもあります。
 

実際に業務をロボットに任せてみることで、どの程度の効果があるかが分かります
 

また、実際にRPAを利用してみることで見えてくるものもあるでしょう。
 

例えば、「この業務もRPA化できるのではないか?」「ここにRPAを導入すれば価値のあるデータ収集ができるのではないか?」など、イメージがはっきりすることもありそうです。
 

そして、無料トライアルで気になった点などをまとめておき、提供元に質問できるようにしておきましょう。
 

5.最初は1業務・1部署のみRPAツール導入

はじめからいくつもの業務をRPA化すると、失敗に繋がる可能性が高くなります
 

もしもトラブルが発生した場合、業務に大きな影響を与えかねません。
 

また、さまざまな業務をRPA化すると細かな効果に気づきにくいでしょう。
 

まずは1つの部署や業務のみRPA化し、どのような効果があったかを分析することで、価値のあるRPAツール導入へと繋がります。
 

6.5を成功事例として、社内へ本格的に導入

RPAツールを取り入れた結果を踏まえ本格導入をします。
 

1業務をRPA化し効果があったのなら成功事例と判断し、費用対効果を考えながら他の業務もRPA化していきましょう。
 

また、本格導入にあたり業務の変更などがあった際に、ロボットを修正できる者を担当者として選定しておくことも大切です。
 

7.RPAツール導入後の効果検証

業務をRPA化して、どのような効果があったのかを検証しましょう。
 

もしも、悪い部分も見えてきたのなら改善策も考えましょう。
 

RPAツール導入後にしっかりと検証することで、よい部分を活かしてRPA化拡大を検討し、悪い部分は効果のあるRPA化に改善できます。
 

RPAツールのおすすめ3選!

数多くのRPAツールの中から、おすすめを3つご紹介します。
RPAツールを活用すれば、企業が抱える問題解決を実現できます。
 

おすすめのポイントや価格、どんな企業におすすめかなどを解説しますので、ぜひ参考にしてください。 
 

WinActor

 
WinActor
 

公式サイト https://winactor.com/
種類 デスクトップ型/サーバー型
利用料金
  • ノードロックライセンス
    年間:フル機能版908,000円/実行版248,000円
    月間:フル機能版83,233円/23,000円
  • フローティングライセンス
    オープン価格
無料トライアル あり(30日間)
主な特徴・機能
  • 国内シェアNo.1
  • 日本語対応

 

国内シェアNo.1(2022年3月現在)のWinActorは、NTT研究所が提供する純国産のRPSツールです。
 

導入企業は7,000社(2022年3月現在)と多くの実績と信頼があります。
 

知名度があるNTT研究所から生まれていることや、日本語対応なところ、30日間無料お試しサービスを実施しているなど、安心感があるのも魅力の1つです。
 

BizRobo!

 
BizRobo!
 

公式サイト https://rpa-technologies.com/products/first/
種類 デスクトップ型/サーバー型/クラウド型
利用料金
  • BizRobo! mini:年間900,000円
  • BizRobo! Lite:年間1,200,000~1,800,000円
  • BizRobo! Basic:7,200,000円
無料トライアル あり(1か月間)
主な特徴・機能
  • 低コストで導入できる
  • ロボット作成が無制限
  • 専任で支援してくれる

 

BizRobo!は、低コストで複数のロボットを作成できるRPAです。
 

RPA化したいけれどコスト面に不安がある、コストをおさえて効果的なRPA化が理想という企業に特におすすめです。
 

ロボットの作成や実行が無制限で、ロボットが増える程にメリットを感じられる料金体系になっています。
 

専任体制で10年以上蓄積してきたノウハウを提供してくれるなど、サポート体制が抜群で安心感があります。
 

SynchRoid

 
SynchRoid
 

公式サイト https://www.softbank.jp/biz/services/rpa/synchroid/
種類 デスクトップ型/サーバー型
利用料金 別途お問い合わせ
無料トライアル あり(30日間)
主な特徴・機能
  • ユーザーに優しい
  • 安心のサポート体制
  • 30日間の無料トライアル有り

 

ソフトバンクから提供されているSynchRoidは、スモールスタートに寄り添ったRPAです。
 

ユーザーが使いやすいよう直感的に操作ができる仕様になっていて、簡単で手軽なRPAツールと言えるでしょう。
 

スモールスタートから始めて本格導入を目指す場合にもおすすめです。
 

大規模導入に最適なものもあり、要望によって選べる契約体制ですので企業にあったRPA化が可能です。
 

30日間の無料トライアルも利用できます。
 

来客対応の効率化なら受付システム「RECEPTIONIST」がおすすめ!

企業には人から機械に任せられる業務が多く存在します。
 

RPA化の他にも、受付システムを利用すれば来客対応もiPadに任せることが可能です。
 

受付システムのRECEPTIONISTは、来客があれば担当者のスマートフォンやパソコンなどに通知されるため、取り次ぎの必要がなくなります。
 

来客対応の業務がなくなる分、社員は利益を生むコア業務に専念できて作業効率アップ。
 

RPAツールと同時に、受付システムも導入して、労働力不足の解消や、働き方改革の促進、人件費削減など、企業の課題を解消しましょう。
 

まとめ

RPAツールは、データ入力や伝票処理などの単純作業をロボットが代行してくれるサービスです。
 

作業をRPA化することで、人件費削減や、作業効率アップ、労働力不足の改善などのメリットが生まれます。
 

RPAツールを導入する際の手順は7ステップ。
 

導入する作業の選定から始まり、無料サービスで体験してみて、費用対効果を考えながらRPA化を拡大していくイメージです。
 

RPAツールは数多くあり企業によって合うツールはさまざまですので、自社に合ったツール選定も重要でしょう。

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