エンジニア採用は難しくなっている?エンジニア採用の問題点と対策手段

大きな企業でなくても、簡単にインターネットやコンピューターを使ったソリューションを開発したり運営したりできる時代になってきています。
 
近年では、ITに精通しているエンジニアの人材の採用が難しくなっているといわれています。
 
この記事では、エンジニア採用の問題点と対策について考察します。
 

エンジニア採用は難しくなっている

エンジニアの採用が難しくなっている理由は、3つあります。
 

  • 売り手優位のエンジニア人材市場
  • エンジニアのスキルを見極めにくい
  • エンジニアの働き方が多様化している

 

そこで、エンジニアの採用の現状はどのようになっているのか、客観的な資料を交えて解説します。
 

売り手優位のエンジニア人材市場

経済産業省が2019年に発表した「IT人材需給に関する調査(概要)」によると、エンジニア人材の確保が今後より難しくなっていきます。
 
出典:IT人材需給に関する調査(概要)|経済産業省
 
エンジニアのサポートが必要な市場の規模は年々拡大していますが、働き手としてのエンジニアの増加が追いついておらず、年を追うごとにエンジニアの不足がより深刻になっていくと予測されているのです。
 

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出典:IT人材需給に関する調査(概要)|経済産業省
 

2018年の時点では、エンジニア(IT人材)が約22万人でした。
 
2023年の予測では、市場規模が拡大し必要とされるエンジニアの数が増加しているのに比べて、供給数の増加が追いつかず、不足が33万人まで拡大していきます。
 
今後は、労働生産性が向上していく予測の元、エンジニアの必要数を軽減しているにもかかわらず、中位シナリオでも不足が毎年1~2万人以上拡大すると予測されているのです。
 
完全に売り手優位の状態になっており、数少ない優秀なエンジニアを多数の企業が採用競争をしながら獲得を目指す構図になっていきます。
 
エンジニアたちは、より高い条件を提示してくれる企業に関心を向けるようになるでしょう。
 
小規模の事業者では、なかなか高額の求人に応じることが難しくなってしまいます。
 
また、エンジニアの雇用に成功した企業も、優秀な人材を手放すまいとして、好待遇で離職を防ぐようになり、エンジニアが転職先を探すことも少なくなっていくはずです。
 

エンジニアのスキルを見極めにくい

エンジニアと一言でいっても、いろいろな分野の技術があります。
 
実際に雇用したエンジニアがどの分野に強い技術者であるかは、なかなか分かりりにくいことが多くあります。
 
エンジニアに担当してもらおうと思っていた業務があるのに、雇用したエンジニアはあまり精通していないので、プロジェクトが頓挫してしまうケースも起こり得るのです。
 
また、ITの分野では、技術革新が早く、最先端とされていたものがすぐに新しい技術と入れ替わってしまい、使われなくなることがよくあります。
 
企業として、次に採用しようとしている技術について、抱えているエンジニアは精通していないため、軌道修正が必要になることもあるでしょう。
 
今後使うようになるであろう技術を予測しながらエンジニアを採用するのは、なかなか難しいのです。
 

エンジニアの働き方が多様化している

すべての人が、好待遇を得て企業の中でキャリアをアップさせていく働き方を選ぶという時代ではなくなってきました。
 
さまざまな考え方があり、エンジニアの働き方も多様化してきています
 
企業に正社員として所属する働き方に窮屈さを感じ、フリーランスを選択するケースも増えています。
 
中小企業庁の「小規模企業白書(2016年版)」によると、フリーランスのなかで上位に占める職種として、システムコンサルタントやソフトウェア作成者があげられています。
 
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出典:小規模企業白書 第2部第2章「小規模事業者の多様な側面」|中小企業庁
 

また、高い技術力を持つエンジニアは、企業にいるよりも独立した方が自由に働けます。
 
フリーランスでいたほうがより高い収入も稼げるようになるのも、エンジニア採用を難しくしている要因のひとつです。
 

エンジニア採用を成功させるための注意点

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エンジニア採用の難しさを踏まえて、より採用に成功するためには、どのような対策が必要なのか、注意点を解説します。
 

目的を明確にしてエンジニア採用をする

エンジニアを採用する際には、誰でもよいから技術者をスタッフに加えるという目的で進めてはいけません。
 
社内で果たしてもらう役割について明確にビジョンを持ったうえで、必要なスキルを持ち合わせたエンジニアを採用することが大切です。
 
求人を出すときや面接のときに、どのような業務での採用をしたいのかや、どんな技術が求められているかについて具体的に伝えるようにすると、採用後の齟齬が少なくなるでしょう。
 
また、面接のときなどには、社内の開発環境を見てもらい、入社後にどのような働きをすればよいかをイメージしてもらうのも有効です。
 

自社のエンジニアを採用に関わらせる

エンジニア採用後に、「なぜこの人材を選んでしまったのか」とエンジニア責任者から言われてしまうこともあります。
 
現場が求めている人材と、採用担当がイメージしている人材にギャップがあると、このようなことが起こりかねません。
 
エンジニアのスキルは、履歴書に記載されている項目だけでは判断しにくいことが多く、適切に評価するのは簡単ではありません。
 
採用チームに自社のエンジニアを加えることで、問題を解決できる場合があります。
 
また、採用段階で面接の回数を増やし、本人の技術レベルを的確に見極められるようにしましょう。
 

採用のステップをスピーディーに進める

エンジニアは、よりよい条件を求めて複数の企業の求人に応募するのが一般的です。
 
他の企業が優秀な人材と判断したら、よい条件を提示して内定を決めてしまうかもしれません。
 
のんびりと採用のステップを進めていると、優秀なエンジニアの獲得競争に出遅れてしまいます。
 
応募者への連絡をより迅速に行うように心がけましょう。
 
面接の日程なども素早く通知し、内定を決定した際もいち早く伝えることが大切です。
 
迅速な連絡ができていると応募してくれているエンジニアからも好印象を持ってもらいやすく、採用できる可能性も広がります。
 

エンジニアへの待遇をアップする

売り手優位のエンジニア採用で、即効性のある解決策は、魅力ある企業として選んでもらうために待遇を上げることです。
 
好条件を提示できるなら、他社で内定をもらっているとしても、こちらに振り向いてもらえる可能性が十分あります。
 
探している条件の人材が見つかったなら、よりよい条件を提示できるようにしましょう。
 
エンジニアは、専門的な分野の知識を持った即戦力です。
 
よい人材をためらわずに好条件で確保する方が、採用活動を長々と続けるより効果的です。
 
また、待遇は報酬面だけではありません。
 
優秀なエンジニアは、キャリアアップできる環境を求めています。
 
採用したエンジニアがより高い技術を身につけられる環境を用意することで、選んでもらえる確立をアップさせられます。
 

RECEPTIONISTのサービスでエンジニアから評価される環境を

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売り手優位のエンジニア採用では、応募者のエンジニアから魅力的な会社だという印象を持ってもらうことはとても重要です。
 
受付システムの「RECEPTIONIST」と付属するサービスを導入するなら、業務効率性の高い魅力的なオフィスにイメージチェンジできます。
 

多機能の受付システム「RECEPTIONIST」

RECEPTIONISTは、たくさんの機能を併せ持つ受付システムです。
 
オフィスの効率化が進み、エンジニアが働きやすくなります。
 

エンジニアのリモートワークが可能になる

クライアントが訪問してきて打ち合わせする予定があるなら、受付からの連絡を自席で待っていなければなりません。
 
RECEPTIONISTがあれば、社内のどこにいてもリモートワークをしていたとしても、スムーズなコミュニケーションが可能です。
 
リモートワークで仕事をこなしながら来客の予定があるときだけ出社したり、クライアントとの打ち合わせをビデオ会議にしたりできます。
 

内線電話を廃止するとエンジニアにとって効率的なワークフローにできる

エンジニアは、電話でやり取りするより、ビジネスチャットツールやビデオ会議ツールなどで、画面共有などのやり取りをしながら打ち合わせしたほうが、よりコミュニケーションが取りやすい職種です。
 
社内の連絡やクライアントとの話し合いについて、電話ではなく使いやすいコミュニケーションツールを通す運用が確立されている場合、エンジニアたちもより働きやすくなり、魅力的なオフィスに好印象を与えられます。
 
RECEPTIONISTは、さまざまなビジネスチャットツールとの連携ができ、内線電話を使わずに社内外とのコミュニケーションが可能になります。
 

スタイリッシュなエントランスでエンジニアにも好印象

RECEPTIONISTにより、オフィスのエントランスをよりスタイリッシュなデザインレイアウトにできます。
 
魅力的なオフィスにすることで、エンジニアにも勤務先としてのよい印象を持ってもらえることでしょう。
 

日程調整が効率化できるツール「調整アポ」

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RECEPTIONISTを導入すると、日程調整ツール「調整アポ」を使えるようになります。
 

採用段階のエンジニアとのやり取りがスムーズにできる

調整アポは、応募者との面接の日程を調整するときにも使用できるツールです。
 
こちら側の担当者すべての都合と応募者の都合を調整するのは、時間がかかってしまいがちです。
 
このツールでは、全員の都合の合う時間帯に面接を簡単に決めることが可能です。
 
スムーズなやり取りで、他社の内定が出る前に優秀なエンジニアを獲得する可能性が高められます。

業務効率性が高くエンジニアに好印象

調整アポは、企業側としても応募者側としても、スムーズに日程が決まるメリットがあります。
 
採用のステップで実際に調整アポを使用し、高度に業務効率化されたワークフローが実際に運用されていることを体感してもらうと、エンジニアから好印象を持ってもらえる可能性が高くなることでしょう。
 

まとめ

今後エンジニアの採用は、より難しくなることが予想されます。
 
優秀な人材を、他の企業に奪われてしまう前の確保がとても重要です。
 
RECEPTIONISTを導入するなら、手早くエンジニアに高く評価されるオフィス環境づくりが可能になるので、ぜひご検討ください。
 

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