【2024年版】タスク管理ツール17選!無料・有料を共に徹底比較!
ツール
タスク管理ツールは、日々の業務で発生するさまざまなタスクを一括管理してくれる便利なツールです。
タスク管理ツールを使うと、タスクの数や種類に振り回されることなく目の前の作業に集中できるようになります。
今回は、タスク管理ツール導入のメリットから、おすすめのタスク管理ツールまで一挙にご紹介しましょう。
▼目次
タスク管理ツールを導入したほうがいいケース
チームで取り組むプロジェクト業務がある
複数人で成り立つチームでプロジェクトに携わる場合、全員の進捗を把握できるシステムが必要です。タスク管理を各メンバーに委ねると、進捗状況にばらつきがでやすくなります。チーム全体で進捗状況が確認できるシステムがあると、早期の課題解決にもつながります。
在宅勤務やテレワークの社員が多い
在宅勤務やテレワークは不要な出社を減らすことで、コスト削減や社員の働きやすさに繋がるメリットがあります。一方で、離れた場所で互いの様子が見えにくい点は課題です。そこで、タスク管理ツールを導入することで、フォローやアイディアの共有がしやすくなります。
社内ナレッジが活用されていない
過去のタスクの記録は、これからの業務の効率化やクオリティ向上に活かせる貴重な社内ナレッジです。タスク管理ツールを導入すると、情報が整理され、過去のタスクが簡単に引き出せるようになります。結果として、人員コストの削減や業務負荷のバランス調整など、業務改善に有用な施策を導き出しやすくなるでしょう。
タスク管理ツールを導入するメリットとは?
日々の作業がより効率的に行えるようになる
タスク管理ツールを導入することで、自分だけでなくチームメンバーや、チーム全体の作業をより効率的に処理できるようになります。
特に同時進行でいくつもの案件を抱えている場合や、細かな作業が多い場合などは、タスク管理ツールを導入することで迷うことなく効率的に作業を処理することが可能となるのです。
優先度の高いタスクから処理しやすくなる
タスク管理ツールは、ただ、タスクを並べるだけではありません。
ほとんどのタスク管理ツールは、今一番優先度が高いタスクをパッと見ただけで把握できるようにデザインされています。
そのため、「この次にしなきゃいけない作業はなんだっけ?」などと、頭の中で考える必要がなく、目の前の作業に集中することができるのです。
そして、その作業が終わった後も、タスク管理ツールを確認するだけで次に取り掛かるべき作業がすぐに分かるため、自然と作業効率もアップしていきます。
全体のスケジュール管理がしやすくなる
タスク管理ツールを使って、日々のタスクを管理することで、プロジェクト全体のスケジュールも把握しやすくなります。
また、チームメンバー個々のタスクや、それぞれの進捗状況も一括して管理できるため、よりスムーズに進行しやすくなるのです。
トラブル発生時にも素早く対処できるようになる
タスク管理ツールでタスクを管理していると、プロジェクト進行中に発生する思わぬトラブルをいち早く発見できるようになります。
例えば、期日までに達成されていないタスクがあった場合、タスクが可視化されているタスク管理ツールを導入していれば、タスク完了の遅延もすぐに見つけることが可能です。
そのため、タスクの処理に時間がかかっている理由を判別することができ、スムーズな対処が可能となります。
タスク管理ツールの選び方とは?
必要な機能が備わっているか
「タスク管理ツール」と、一口に言ってもその種類は実にさまざま。
タスク管理ツールの導入を検討しているのであれば、導入前に必ず、自社に必要な機能がきちんと備わっているかどうかを確認することが大切です。
例えばタスク完了の遅延が多く、プロジェクトの進行が遅れがちな場合は、タスク完了前にリマインダーが送れる機能がついているものを選ぶのがおすすめ。
また、チームメンバーが多く、タスクの共有やタスクごとのやり取りが必要であれば、簡単にタスクを共有できて、タスクごとにチャット機能がついているものを選びましょう。
タスク管理ツールがニーズに合っていないと、せっかくのツールの機能を十分に活かせないばかりか、プロジェクト全体の進捗具合にも大きな影響が出てしまいます。
タスク管理ツール導入にあたっては、絶対に必要な機能は一体なんなのかを本格的に導入する前にきちんと確認しておきましょう。
外部ツールとの連携がどの程度できるか
タスク管理ツールの多くが、外部ツールと連携可能です。
自社ですでに導入しているツールがある場合、タスク管理ツールと連携できるかどうかも、タスク管理ツール導入前に確認しておきましょう。
タスク管理ツールと外部ツールが連携できれば、タスクの確認後そのまま外部ツールに移行出来るので、よりスムーズに作業が進行できるようになります。
たとえば、ビジネスチャットツール「Slack」は、タスク管理ツール「Trello」と連携が可能です。「Trello」はタスクを1枚のカード状に作成し、一目で進捗状況が把握できる管理方法になっています。Slackに連携させると、チャンネル内でTrelloのボードが使用できるようになり、タスク変更などの操作を行うとチームメンバーにメッセージが通知されます。
困った時に質問できるサポート体制があるか
タスク管理ツールには、直感的に操作できるタイプが数多くあります。
しかし、その操作性を自社に合わせて変更したい時や、タスク管理ツール導入後に他の外部ツールを導入して連携したい時など、自社だけでは対応しにくい場合もありますよね。
そんな時のためにすぐに対応してくれるサポートシステムがあるのかどうかも、タスク管理ツール導入前に確認しておくと、いざという時に心強いですよ。
費用対効果は高いか
ツール導入の際は、料金体系を確認し、費用対効果の高いものを選ぶことが大切です。
タスク管理ツールの価格は、使用する人数や機能によって異なります。
たとえば、大規模チームの使用を想定したツールは、総額は高くても一人当たりのコストは安くなる場合があります。
しかし、少人数でこのタイプのツールを使用すると不必要な機能が多くかえって使いづらく感じるかもしれません。
このように、自社の状況に合わないツールを選ぶと、システムのミスマッチが起こり無駄なコストが生じます。
ツールを選択する前に、実際に使用するチームの数や人数などの規模を明確にしておきましょう。
また、複数のツールの機能と価格を比較検討した後に、自社のニーズに最適なものを選ぶのが理想的です。
使う現場のスタッフの理解を得られるか
ツール導入の際は、実際に現場でツールを使用するスタッフに対してヒアリングを行い、理解を得ることも大切です。
機能が多く高品質なツールを選んだとしても、現場のスタッフにとって使いにくいものであれば、導入は失敗の結果となってしまいます。
操作が複雑で、「手書きのほうが速い」「頭で覚える方が楽」などの理由により、せっかく導入したツールが使用されないといった事態も起こりがちです。
ITツールの習熟度には個人差がある点には留意しておくべきです。
ITツールに慣れていないスタッフでも、直感的な操作ができる操作性の高いツールを選ぶと導入・運用がスムーズなはずです。
現場に適したツール選びができるよう、導入したい機能や現業務の改善点などを聞き取っておくとツール選びの参考になるかもしれません。
タスク管理ツールはこれがおすすめ!無料版
パッと見て分かる「Trello」
タスク管理ツール「Trello」はカンバン方式を採用しており、日々のタスクを直感的に管理できます。
Trelloは各タスクを記入する「カード」、進捗状況が一目でわかる「リスト」、そして、関連するカードとリストをまとめた「ボード」で構成されたツール。
タスクだけでなく、進行状況まで管理できるツールです。
ボードをプロジェクトチームメンバー全員と共有したり、カード毎にコメントを入れたりできるので、スムーズなタスク管理が可能。
最大の特長は、付箋紙にタスクを書いて壁に貼り付けたり、移動させたりするように、それぞれのタスクを簡単に操作できること。
これにより、Trelloを初めて使う方でもすぐに使いこなせるようになりますよ。
チケット機能がとっても便利!「Redmine」
タスク管理ツール「Redmine」は、オープンソースソフトウェアのため、無料で使用できます。
タスク整理に便利な「チケット」を採用しており、それぞれの担当タスクを視覚的に確認可能。
また、顧客からの問い合わせへの回答も記録できるので、「このケースは以前、なんて回答してたっけ?」と疑問を感じた時でも、素早く該当の回答へたどり着けます。
ほかにも、バグや進捗状況の管理などもできるので、タスク管理ツールをまだ導入したことがない企業にもおすすめですよ。
業種・職種を問わない「Jooto」
タスク管理ツール「Jooto」では、ドラッグ&ドロップの操作だけで直感的にタスクの管理が可能です。
また、各プロジェクトの進捗状況が一目でわかるガントチャート機能も搭載しているので、スケジュールの全体像もこまめに把握できます。
プロジェクトチームのメンバー数や、企業の規模に左右される事なく柔軟に活用できるタスク管理ツールです。
チームワークが一気に向上する「Group Task」
タスク管理ツール「Group Task」は、オフィスワークにもテレワークにも柔軟に対応可能なツールです。
敢えてシンプルなデザインに落とし込む事で、継続的に使用しても飽きが来ない設計としているので、導入後、すぐに使いこなせるでしょう。
また、ダッシュボード上には自分のタスクだけ表示されるため、チームメンバーのタスクに気を取られる事なく、目の前の仕事に集中できます。
グラフ表示で視覚化してくれる「TeamHack」
タスク管理ツール「TeamHack」は、タスク管理だけでなく仕様書の共有や作業時間計測、情報共有など、複数のツールをまとめてくれます。
そのため、複数のツールを行き来する必要がなく、よりスムーズに目の前の作業に集中できるようになるのです。
また、タスク完了後はワンクリックでレビュー依頼ができるため、タスク完了後に欠かせない確認作業をうっかり忘れてしまう心配もありません。
国内シェアNo.1!「Backlog」
タスク管理ツール「Backlog」は、タスクだけでなくプロジェクト管理にもおすすめのツールです。
個々のタスク管理はもちろんの事、プロジェクトの課題管理やバージョン管理、バグ管理などにも対応できます。
チームメンバーだけでなく、プロジェクトマネージャーも運用することによりスムーズに全体を管理可能。
また、それぞれの課題とガントチャートが紐づいているので、遅延タスクの激減にも期待が持てます。
効率よくタスク管理できる「Asana」
タスク管理ツール「Asana」は、世界195カ国で活用されているツールです。
プロジェクトチームの仕事をまとめて表示してくれるので、進捗状況をチームメンバーが簡単に把握できるのも大きな魅力。
また、優先度の高いタスクをリストビューですぐ確認できるので、目の前のタスク完了後、次のタスクにすぐに取り掛かれます。
柔軟に使いこなせる「Jira Software」
タスク管理ツール「Jira Software」は、アジャイルチームにぴったりのツール。
タスク管理だけでなくプロジェクト管理にも活用できる豊富な機能が特徴です。
特に、視認性の高いカンバンボードと、柔軟なカスタマイズができるスクラムボードを採用しているのがポイント。
よりスムーズにタスクとプロジェクトの管理が可能となります。
柔軟なカスタマイズが可能「Wrike」
タスク管理ツール「Wrike」は、世界中で2万社以上に導入されているツールです。
プロジェクト進行に必要なタスクや情報共有、日々のやり取りなどを1つのプラットフォーム上に集約可能。
プロジェクトに途中加入したメンバーがいても、すぐに稼働できます。
特に、複数の部署をまたぐタスクでも、Wrikeなら各タスクのコメント欄を活用してよりスムーズな進行が可能となるのです。
プライベートからビジネスまで使える「Todoist」
タスク管理ツール「Todoist」は、世界中で1億5000万以上のプロジェクトと、そのプロジェクトで発生する15億件ものタスク完了に使われてきたツールです。
ビジネスシーンからプライベートシーンまで、柔軟にタスク管理できるのが大きな特徴。
また、日々こなしていくタスクの履歴を、生産性の可視化として確認ができるので、モチベーションアップにも繋がりやすいです。
ガントチャートが簡単に作れる「Brabio!」
タスク管理ツール「Brabio!」は、タスク管理になれていない企業でも簡単にタスク管理ができるようになるツールです。
エクセルの10倍もの速さでガントチャートが作れるので、複数のプロジェクトを同時進行させていても、素早くそれぞれの進捗管理ができるようになります。
また、各担当の状況ビューが確認できるので、タスクを割り振りたい時に、スムーズに適切な担当を割り当てられるのも大きな魅力です。
タスク管理ツールはこれがおすすめ!有料版
国内シェアNo.1!「monday.com」
タスク管理ツール「monday.com」は、タスクやプロジェクトの管理だけでなく、各社員のスケジュールと作業量の確認が視覚化できるツールです。
ボードとカレンダーを連携させ、それぞれの分担や進捗状況を一覧化できるので、作業量が偏ってしまったり、タスクが滞ってしまったりするのを防ぎやすくなります。
また、自社の社風や各プロジェクトに合わせて、タスク管理ボードを自由に色分けやカスタマイズできるので、よりスムーズな利用が可能です。
情報収集も簡単にできる「Evernote Business」
タスク管理ツール「Evernote Business」は、タスク管理だけでなく、一瞬のひらめきやアイディアなどもサクッとまとめておけるツールです。
オンラインリサーチ中に見つけた情報をワンクリックで格納できるクリップ機能もあるので、情報収集の強い味方となってくれるでしょう。
また、オフライン中でも、タブレットやスマホなどの端末からEvernote Business上にまとめた必要な情報にいつでもアクセス可能。
ネット環境に左右される事なく、作業を続行できます。
直感的に操作できる「Taskworld」
タスク管理ツール「Taskworld」は、視覚的にタスクを管理できるだけでなく、各タスクの期日や担当者設定など、細かなカスタマイズもできるツールです。
また、複数のプロジェクトを横断するタスクの場合に、一つのタスクを異なるプロジェクト下で管理できるため、タスクの確認漏れなどを防ぐ事も可能となります。
他にも、テーブルやタイムライン、ボード、カレンダーなど複数の表示形式でタスクやプロジェクトを管理できるため、状況に応じて柔軟に設定変更できるのも大きな魅力です。
目の前のタスクに集中しやすくなる「Microsoft To Do」
タスク管理ツール「Microsoft To Do」は、毎日の計画をユーザーに合わせて更新・提案してくれるツールです。
タスクリストでは、メンバー間での共有が簡単にできるだけでなく、期日設定やリマインダーも可能なので、スムーズなタスク管理ができるようになります。
また、さまざまな端末からアクセスできるので、テレワーク中でも移動中でも必要に応じて、タスクを気軽にチェックできます。
生産性向上が期待できる「ZenHub」
タスク管理ツール「ZenHub」は、GitHubのデータを使って各プロジェクトの進捗状況を最新の状態でキープできるツールです。
重要な情報をスムーズに共有できるため、より柔軟なタスク管理と生産性の向上が期待できます。
また、詳細なレポートで、進捗状況やアクションの改善などが行いやすくなるのも見逃せないポイントです。
デバイスを選ばない「Nozbe」
タスク管理ツール「Nozbe」は、全てのデバイスからアクセスできるツールです。
タスク管理だけでなく、プロジェクト管理や生産性向上に関するアドバイスもしてもらえるので、よりスムーズにプロジェクト全体を進行させられるようになります。
また、GoogleやMicrosoft Office、Dropbox、Evernoteなどの外部ツールと連携できるのも大きな魅力です。
タスク管理ツールの料金一覧
無料 | 有料 (月額) | ||||
Trello | 有り | Business Class
$10.00 |
Enterprise
問い合わせ |
||
Redmine | 無料プランのみ | ||||
Jooto | 有り | スタンダードプラン
¥500 |
エンタープライズプラン
¥1,300 |
||
Group Task | 有り | スタンダード
約¥310 |
プレミアム
¥8,500 (月額固定) |
||
TeamHack | 有り | ビジネス
¥1,200 |
フリーランス
¥1,500 |
||
Backlog | 30日間の無料トライアル有り | スタータープラン
¥2,640 |
スタンダードプラン
¥12,980 |
プレミアムプラン
¥21,780 |
プラチナプラン
¥55,000 |
Asana | 有り | Premium
€10.99 |
Business
€24.99 |
Enterprise
問い合わせ |
|
Jira Software | 有り | Standard
$7.00 |
Premium
$14.00 |
Enterprise
問い合わせ |
|
Wrike | 有り | Professional
$9.80 |
Business
$24.80 |
Enterprise
問い合わせ |
|
Todoist | 有り | プロ
¥338 |
ビジネス
¥558 |
||
Brabio! | 有り | エントリープラン
¥3,300〜16,500 |
ミッドレンジプラン
¥33,000〜99,000 |
エンタープライズプラン
問い合わせ |
|
monday.com | 有り | ベーシック
€10.00 |
スタンダード
€12.00 |
プロ
€20.00 |
エンタープライズ
問い合わせ |
Evernote Business | 無料トライアル有り | €13.99 | |||
Taskworld | 無料トライアル有り | プロフェッショナル
€13.00 |
ビジネス
€30.00 |
エンタープライズ
問い合わせ |
|
Microsoft To Do | 有り (Microsoftアカウントがある場合のみ) |
||||
ZenHub | 有り | GROWTH
$7.95 |
ENTERPRISE
$ 12.45 |
||
Nozbe | 無料トライアル有り | Solo / Duo
€9.00 |
Small Business
€22.00 |
Business
€85.00 |
まとめ
タスク管理ツールには、実にさまざまな種類があります。
タスクだけでなくプロジェクト全体をも管理し情報共有もしやすいタイプから、ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも活用できるタイプまで。
機能性についても、そのバリエーションは豊富です。
ほとんどのタスク管理ツールには無料プラン、もしくは無料トライアルがついているので、気になるタスク管理ツールは、実際に触って確かめてみるのがおすすめです。
会議・打合せの日程調整が面倒ではないですか?
これからは日程調整を自動化し、コピペ1回たった10秒で完了です!
・WEB会議のURL発行が面倒くさい
・日程調整の手間をなくしたい
・空いてる日程を選んでテキストにするのが面倒
・日程と会議室の仮押さえと削除が面倒
・日程調整よりも資料作成の時間がほしい
・ダブルブッキングを回避したい
日程調整ツール「調整アポ」は上記のような課題をサクっと解決するツール。
自分のカレンダーと連携して、空いている日時を簡単に相手に伝えられます。
WEB会議ツールとの連携で面倒なWEB会議のURL発行も自動で送れます!
詳しくは、以下からご確認ください。