国内チャットボットサービスをまとめてみた

人工知能「AI」を活用したチャットボットは、今やビジネスシーンに欠かせない存在となっています。
 

人材不足や人件費の見直しなど、山積みとなった企業の課題を解決する可能性を持つチャットボット。
 

企業がチャットボットを導入するメリットや、国内で注目されるチャットボット、その導入例などを解説します。
 


ビジネスシーンでも活躍「チャットボット」導入のメリット

人材と人工知能の組み合わせで効果が発揮されるチャットボットを導入している企業が得ているメリットを紹介します。
 

業務の効率化の向上に欠かせない


 

チャットボットの導入により、業務効率化が進んだと感じている企業が多い理由の1つは、同時に複数の回線や顧客に対応できるということです。
 

電話による対応の場合、1回線に対し1人のオペレーターが必要となります。
 

そこに「チャットボット」を導入すると、一般的な質問は「チャットボット」が対応、特別な質問や特殊な問い合わせは「オペレーター」が回答するという対応が可能です。
 

これは人材不足で悩む企業にとって救世主となりえます。
 

また、優先したい業務でマンパワーを使うことで、業務の効率化が可能です。
 

顧客の満足度と対応力UP


 

アパレル関係のECサイトや産地直送の食品など、Webでの商品注文は一般的になりました。
 

また、家族が揃ってチェックしたい住宅やリフォームの問い合わせは、週末に集中しやすいもの。
 

そのため、Webでの注文や問い合わせは、多くの場合週末や祝日を含む24時間365日の対応が必要となります。
 

顧客満足度を考えて対応力をあげても、24時間365日の対応は人材の確保や人件費などの点から困難な場合が多いです。
 

しかしチャットボットの導入により、深夜の時間帯や週末・祝日でも注文や問い合わせを受け付けることが可能になります。
 

顧客満足度の向上にも寄与してくれる、というわけです。
 

ユーザーにもメリットがある


 

深夜などの時間帯や、週末や祝日などのくつろいだ時に、待ち時間が少なくいつでも問い合わせができることは、ユーザーにとっても大きなメリットとなります。
 

また、SNSを利用した問い合わせや注文なら文字や文章として記録が残せるので、トラブル回避にもお役立ちです。
 

さらに、「購入前に詳細を聞いてみたい」「不明点は確認してから購入したい」というユーザーも多数存在します。
 

「いつでも」「すぐに」問い合わせができ、「安心」して注文できるというのは、企業だけでなくユーザーにとってもメリットになるのです。
 

国内のチャットボット「注目される10サービス」

チャットボットには、人間が設計したシナリオやプログラムに沿って対応する「人工無脳型」と、人間の言葉や文章を学ぶ「人工知能型」があります。
 

企業規模や業種によって最適と思われるプログラムを導入することが、業務効率の向上や顧客満足度につながるでしょう。
 

ここで、国内で活用されているチャットボットのサービスを10種類紹介します。
 

「LINE BOTサービス」

「LINE BOTサービス」は、LINEを利用した自動応答プログラムです。
 

顧客とのコミュニケーションをより活発にしたり、問い合わせの対応を24時間365日スムーズに行ったりすることができます。
 

「LINE BOTサービス」の導入によって、商品を購入してもらったり、サービスを知ってもらったりすることが容易に。
 

さらに、業務効率化にも大きく貢献するシステムです。
 

「チャットプラス ChatPlus」

企業側が効率を考え、顧客も使いやすく負担が少ないという、全体の満足度を考えて設計された「チャットプラスChatPlas」。
 

リーズナブルでありながら機能やサービスが充実していることで注目されています。
 

Webサイトの画面上に「チャットプラスChatPlas」の窓を設置して、24時間応答することが可能です。
 

シンプルで使いやすい「メッセンジャー」としての素早い対応は、企業にとってもユーザーにとっても大きなメリットに。
 

「日本マイクロソフト りんな」


 

「女子高生AI りんな」は、日本マイクロソフト社によるチャットボットで、自然な会話を作り出すことで知られている自動会話プログラムです。
 

特徴は、ユーザーが送信したテキストや画像を自動で分析し、プログラムが返答して自然な会話を作り出している点。
 

共感されることを目的としているので、「友だちみたい」という感想も多く、若年層のターゲットから常に注目されています。
 

「ユーザーローカル Support Chatbot」

「Support Chatbot」は文字通り企業の業務を高性能な会話エンジンによりサポートするチャットボットです。
 

チャットボットの導入で企業が懸念する「予算」や「品質」も、クラウドサービスを使うこととサポート体制を整えていることで対策済み。
 

また、人工知能「AI」により自然で的確な回答率で機能していることから、様々なビジネスシーンに採用されています。
 

「Wevnal BOTCHAN」


 

フリープランやお試しでも活用できる「BOTCHAN」は、チャットボットを使いたい人自身でシナリオを作成できるサービスです。
 

人工知能「AI」の搭載と、自然言語処理やレコメンドエンジンとの接続により、自然な会話を実現してくれるプログラムとなっています。
 

「インターメディアプランニング Repl-AI」

インターメディアプランニングとNTTドコモの共同開発で注目された「Repl-AI(レプルエーアイ)」は、プログラミングなしで利用できるチャットボットです。
 

幅広い年齢層の方が気軽に安心して問い合わせたり、情報を得たりすることが可能なシステムとなっています。
 

「コンシェルジュ Conceirge U」

直感的な操作が可能なことや、表やグラフの作成が簡単にできること、チャットウィンドウにより問い合わせが容易にできることなどで知られる「Conceirge U」。
 

難しいテキストの正確な読み取りにも対応できるようになった、人工知能「AI」搭載の自然言語処理システムです。
 

また「Conceirge U」は、LINEやFacebookのMessengerとの連携も可能。
 

カスタマイズして導入することもできるため、さまざまな業界で幅広く活用されています。
 

「アスクル(LOHACO)マナミさん」


 

IBM社の「Watson」を元にした、対話型システムを導入しているアスクル(LOHACO)の「マナミさん」。
 

商品の特徴や購入方法を知りたい、支払いシステムはどうなっているかなどの質問にスムーズに答えるシステムです。
 

人間らしさや親しみやすさを特徴とするチャットボットは大企業だけでなく、ベンチャー企業や中小企業にも活用されています。
 

「富士通Customer Engagement Solution CHORDSHIP」

顧客満足度向上のために、企業と顧客の接点を考えて開発された「CHORDSHIP(コードシップ)」。
 

コンタクトセンターやさまざまな企業の問い合わせシステムに導入されているチャットボットです。
 

業務の自動化や簡素化を図ると、どうしても顧客との距離が生まれやすくなる業種もあります。
 

しかしこのチャットボットであれば、コンサルタントサービスやチューニングサービスなどにより、顧客への専属的なサポート体制を作ることが可能です。
 

「メディアリンク sinclo(シンクロ)」


 

メディアリンクの開発による「sinclo(シンクロ)」は、実際に接客しているようなコミュニケーションを可能にするチャットボットです。
 

クラウドサービスの中でも「WEB接客」といわれるこのサービスは、画面上にいる顧客の関心を引き出すように働き、購入するための提案を行います。
 

「sinclo」は、自然で適切な会話をユーザーに提供することが大きな特徴です。
 

国内企業内の導入例から見るチャットボットの魅力「顧客サービス」

以前は、カスタマーサービスに電話すると、なかなか繋がらないということがよくありました。
 

カスタマーサービスや問い合わせを行うとき、1本の電話では1人しか対応することができないからです。
 

対策としてチャットボットを導入することで、スピーディーな対応が可能となり、顧客満足度の向上が叶います。
 

ここからはチャットボットをどのように活用しているか、各企業のポイントをまとめました。
 

アスクル株式会社「LOHACO マナミさん」

アスクル株式会社では、個人向け通販サイトにおいて「人間らしい」対応を進めています。
 

例えば「〜ですね」や「〜ですか?」という親しみ深い話し方や、ユーザーが「可愛いですね」と入力すると「てれちゃいます」と返すなどです。
 

ユーザーや導入済みの企業からは、「的確な回答」をするという点が高く評価されています。
 

「マナミさん」で解決できなかった質問があっても、同じ質問を次に受けた時には回答できるようになっている点も高評価です。
 

横浜市「Repl-AI」


 

行政がチャットボットを導入したことで有名となった横浜市の「Repl-AI」は、お父さんの「ゴミの分別案内」が導入のきっかけです。
 

普段家事に関わらない男性は、細かな分類を知らなかったり、手続きや手順を知らなかったりすることも多いもの。
 

そこで、「ゴミ捨て」や日常に必要な細かな情報を提供するためにチャットボットを導入した、というわけです。
 

ここから、必要な情報を提供する「地域に密着したチャットボット」として知られるようになりました。
 

株式会社マイナビ「チャットプラス」

ホームページの運営者向けに勧められている「チャットプラス」。
 

「チャットプラス」の導入で、効果的な顧客サービスを提供しているのは、就職や転職情報を提供する「株式会社マイナビ」です。
 

選択タイプのチャットボットを使い、リクルート先の企業を見つけ出したいユーザーに情報を提供しています。
 

NAVITIME「LINE BOTサービス」

NAVITIMEといえば、行きたいところや目的地を登録すると、ナビゲーションしてくれるシステムです。
 

株式会社ナビタイム・ジャパンはLINEと「BOTサービス」の連携により、駅までの行き方や運行状況、時刻表などを自動会話システムで教えてくれます。
 

「より自然な会話」だけでなく、1タップで必要な情報が得られるように設定できるなど、「使いやすさ」にもこだわったのがポイントです。
 

SHIBUYA109 「WazzUp!」


 

「WazzUp!」を導入しているのは 、SHIBUYA109の通販サイトです。
 

LINEを採用して、「カート落ち」や「再入荷商品」の情報を連絡しています。
 

若年層のユーザーや来客が多いSHIBUYA109は、顧客サービスの定着と満足度の両方をこのチャットボットで実現できました。
 

チャットボットを「業務効率アップ」のために導入している国内企業

自動会話プログラムのチャットボットは、カスタマーサービスなど顧客満足度を上げるためだけのものではありません。
 

社員やスタッフの業務だけでなく、人事や福利厚生など社内の問い合わせを一括して行うことで、人事部や採用担当者の負担を軽減することも可能に。
 

そこで最後は、「業務効率アップ」のために導入している企業のチャットボット使用例を紹介します。
 

株式会社大京「hitTO」


 

不動産業界大手の株式会社大京は、「hitTO」を社内業務のために導入しました。
 

多数の支店や事業所、そしてそこで働く社員との連携のために、「ITヘルプデスク業務」をチャットボットで進めています。
 

疑問や問い合わせを「大京スタイル」にカスタマイズし、チャットボットに対応させているのです。
 

アサヒグループHD全社「sAI Search」

アサヒグループHDのように社員数が多い大企業では、社員の質問を電子マニュアルのようにして効率化を図ります。
 

そこで同社が活用しているのが、チャットボット「sAI Search」。
 

社員やグループ会社のスタッフが例えば「アウトルックにパスワードをつけたい」と入力すると、人工知能「AI」が搭載された「sAI Search」が自動応答してくれます。
 

システム関連の問い合わせだけでなく、総務や経理などにも回答できるシステムです。
 

株式会社フルキャストホールディングス「Sinclo」

人材紹介を行う株式会社フルキャストホールディングスは、1日からの派遣仕事も紹介する企業です。
 

そのため、登録スタッフ数も膨大になります。
 

そこで導入したのがチャットボットの「Sinclo」。
 

これを登録しているスタッフへのサポート品質向上に利用しました。
 

クレーム処理だけでなく人材紹介や電話の問い合わせなど、数々の課題に取り組むことができるようになっています。
 

まとめ

人手不足や顧客が満足するサービスの提供など、ビジネスの世界では常に課題が多い企業の業務。
 

課題を解決するためにぜひ活躍させたいのは、自社の業務や顧客層に合わせたチャットボットです。
 

社員と顧客双方が満足できるシステムとして、国内のさまざまな企業が取り入れているチャットボットをチェックし、導入を検討してみましょう。

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