「Microsoft 365 Business Voice」とは何か?徹底リサーチしてみた
ツール
Microsoft 365 Business Voiceは、Microsoftが提供しているツールです。
ビジネスチャットのMicrosoft Teamsで一般的な電話システムと変わらない機能を有することが可能。
今回は徹底リサーチをしてできることや、どうやって使うのかを紹介します。
▼目次
Microsoft 365 Business Voiceとは
Microsoft 365 Business Voiceとは何か
Microsoft 365 Business Voiceは、Microsoft Teamsに通常の電話システムと変わらない機能を持たせることができます。
社内の内線電話網や社外との電話システムの代わりにすることができ、固定の電話番号だけではなくフリーダイヤルも使用することが可能です。
発信者が通話したい部署に正しく連絡できるようにする通話メニューも搭載。また、音声会議を設定して誰とでも音声会議をすることができます。
Microsoft 365 Business VoiceはMicrosoft 365にある電話システムの機能を、管理しやすいバンドルにまとめることで、すべてを実現しています。
適切なプランや機能の選択をする必要がなく、電話機能で必要なものはすべて揃っており、セットアップして利用可能です。
また、Teamsの機能を利用していて、WindowsのPCだけでなく、Macやモバイル デバイスでBusiness Voiceの電話番号を使用することができます。
Microsoft 365 Business Voiceが使える地域と国
Microsoft 365 Business Voiceは70以上の国で利用することができます。
ただ、国や地域によって、通話プランや作業の開始ウィザードなどの機能が使えないことも。
カナダ、アメリカ、イギリスでは利用可能ですが、日本を含めてその他の国や地域では自分だけで設定することができません。
手間ではありますが、Microsoftのパートナーや販売店などのサポートが必要となります。
Microsoft 365 Business Voiceでできることとは
通常の電話番号での通話はもちろんのこと、フリーダイヤルでの電話にも対応。
標準的な電話機能である、発信者番号、緊急通話、電話回線の共有、ボイスメール、転送や保留中の音楽音などの機能が使えます。
国内や地域内の通話は無料で行えますし、国際電話も利用可。Teamsがない人やインターネットに接続していない人も、電話会議に参加することができます。
一般的な電話システムで使える機能のほとんどはMicrosoft 365 Business Voiceでも使用可能です。
Microsoft 365 Business Voiceのプランについて
Microsoft 365 Business Voiceのライセンスには2種類あります。通話プラン付きタイプと、通話プランがないタイプです。
日本では、通話プランが対応していないため、必然的に通話プランなしタイプを選択することになります。
通話プラン付きタイプでは、既存の電話番号を設定すれば、Microsoft 365で全ての電話番号を管理することが可能です。
Microsoft 365が電話プロバイダとなって、市内通話や長距離通話サービスが利用できるようになります。なお、フリーダイヤルや国際電話はMicrosoftによって課金される形式です。
電話番号を管理するために、サードパーティの電話プロバイダに加入する必要がなくなるのが通話プラン付きタイプの特徴。
Microsoftが電話プロバイダになるため、契約の手間や手続きが簡素可能です。
また、通話料も安くなるため、一般的な電話よりもメリットになります。
一方、通話プランがないタイプではBusiness Voiceを購入した後、Microsoftパートナー、販売店、サードパーティの電話プロバイダと協力することで通話が利用可能。
電話プロバイダは変更されず、料金は全て既存の電話プロバイダによって課金されます。
管理も電話プロバイダが行うため、削除や追加なども自分で行うことができません。
通話プランがないタイプでは、Microsoftで電話を管理できないため、現状の電話とあまり差がない状況での利用となってしまいます。
メリットはインターネット回線につながっていない端末や、Teamsがインストールされていない端末でも電話会議に参加できる点です。
電話機能をMicrosoft 365 Business Voiceにまとめられ、一般の電話よりも多くの機能を有しています。
複数の電話の同時発信や同時の呼び出し音、電話グループを設定することが可能です。
Microsoft 365 Business Voiceを日本で利用する場合
日本で利用する場合には、電話システムのダイレクトルーティングの構成が必要です。
Microsoftや販売店、パートナーからBusiness Voiceライセンスを購入して利用します。
ダイレクトルーティングを使用すると、
- ・オンプレミスの電話ハードウェア
- ・Business Voiceのコア機能であるMicrosoft電話システム
- ・サードパーティの公衆交換電話網(PSTN)プロバイダ
この3つの間で相互運用性が実現します。
なお、ダイレクトルーティングにはMicrosoft電話システム、PSTN接続、ネットワーク、その他の技術的スキルについての深い理解が必要です。
そのため、Microsoftパートナーまたは販売店に設定を依頼することをおすすめします。
まとめ
Microsoft 365 Business Voiceについてリサーチしてみました。ビジネスチャットだけでなく電話も使いたい企業には最適のツールです。
なお、日本で利用する場合と海外の一部地域で利用する場合では、最初の導入部分が違うため注意が必要となります。
会議・打合せの日程調整が面倒ではないですか?
これからは日程調整を自動化し、コピペ1回たった10秒で完了です!
・WEB会議のURL発行が面倒くさい
・日程調整の手間をなくしたい
・空いてる日程を選んでテキストにするのが面倒
・日程と会議室の仮押さえと削除が面倒
・日程調整よりも資料作成の時間がほしい
・ダブルブッキングを回避したい
日程調整ツール「調整アポ」は上記のような課題をサクっと解決するツール。
自分のカレンダーと連携して、空いている日時を簡単に相手に伝えられます。
WEB会議ツールとの連携で面倒なWEB会議のURL発行も自動で送れます!
詳しくは、以下からご確認ください。