お客様のお問い合わせにSlackで回答できる「Chatlio」の使い方
Slack
お客様から届いたお問い合わせにはできるだけ素早く返信したいものですが、お問い合わせ専用フォームにきた内容を受信箱などで確認し返信する、という作業はなかなか手間がかかります。
外部機能のひとつであるChatlioの場合、Slackと連携させるだけでお客様からのお問い合わせを全てSlack上で返信できるので、より迅速にレスポンスすることができます。
お客様とチャットができる「Chatlio」とは?
企業の公式Webサイトやオンラインショップなどを運営していると、毎日のようにお客様からさまざまなお問い合わせが届きます。
Webサイト上に「お問い合わせ」専用のフォームをつくり、そこに書き込まれるお客様からの問い合わせを、連携させたメールアドレスなどで確認し、適した内容で返信する。お客様への迅速な対応は非常に大切なことですが、お問い合わせのためだけに、メールを確認したりするのは、なかなか時間がとられる作業でもあります。
外部機能のひとつである「Chatlio」はSlackに連携させることで、お客様からのお問い合わせに全てSlack上で返信できるようになるサービスです。また「Chatlio」は、Webサイト上の好きな場所に設置できます。
そのため、お客様は質問をするために「お問い合わせ専用フォーム」をわざわざWebサイトの他のページなどから探し出す必要がありません。
トップページに設置したり、問い合わせが多そうな商品や情報が掲載されているページに設置したりと、お客様の目に留まりやすい場所にChatlioのチャットを配置することで利便性が向上します。
SlackとChatlioの連携の仕方
SlackとChatlioの連携はとても簡単です。はじめに、SlackのAppディレクトリから、Chatlioを見つけましょう。Chatlioが見つかったら、Chatlioのアイコン下に表示されている「サイトにアクセスしてインストールする」をクリックしましょう。
ChatlioのWebページトップが表示されるので「Sign up using Slack」をクリックします。
ログインページが表示されるので、「Sign up with Slack」をクリックします。
使用しているPCで既にSlackにログインしている場合は、そのまま確認画面に進みましょう。そして、ChatlioがSlack上でできる内容を確認し「許可する」をクリックします。
その後、Chatlioからの通知を表示させたいチャンネルの設定や、利用料金の引き落とし口座などの情報を入力します。Webサイト上へのChatlioの設定は、Chatlioで発行可能な「埋め込みタグ」をコピー&ペーストでWebサイト上の設置したい位置に配置するだけなので、非常に簡単です。
なおChatlioは、最初の30日間は無料で利用可能ですが、その後は月々利用料金を払わなくてはなりません。
- ・スタータープラン 月29$
- ・ベーシックプラン 月49$
- ・プロプラン 月99$
- ・ビジネスプラン 月199$
プランによって利用できるサービス内容が異なります。スタータープランだと月に200回のチャットのみ、ボットは利用不可、電話サポート無しなどですが、ビジネスプランだと月に5000回のチャット、ボットの利用可、自動メッセージの返信可、電話サポート有りなどのサービスとなっています。
最初の30日間でどの程度Chatlioを利用しそうかチェックして、最適なプランを選ぶのがおすすめです。
SlackとChatlioが連携するメリットとは?
SlackとChatlioを連携させると、お客様からのお問い合わせがあった場合、全てリアルタイムでSlack上に通知されます。そのため、お問い合わせの内容を確認するためだけにメールボックスを開く必要はなく、Slack上でそのまま、お客様とチャットをスタートできます。
お客様側も、問い合わせた内容の返信を待つ必要が無くなり、購入に関する疑問やクレームなどの早期解決が可能となります。また、ChatlioはPCだけでなくモバイルにも対応しています。そのためどの端末からでもお客様が問い合わせたいときに、すぐに問い合わせることが可能となります。
また、Chatlioではお客様からの問い合わせが届くと、Slack上にリアルタイムでチャット内容が表示されるだけではありません。そのお客様の国籍や利用しているPC環境、既に何かに登録している場合はその利用プランなどの情報も一緒に通知されます。そのお客様の環境が分かることで、より親身で適切な返答ができるようになります。
まとめ
いつ来るか分からないお客様からのお問い合わせに迅速に対応するのは、他の仕事も抱えている場合、特に難しくなります。Chatlioならお客様からのお問い合わせに関しては、全てSlack上で返信可能となるので、お問い合わせがいつきても迅速に対応しやすくなります。
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