Slackでアンケートを作成する「Simple Poll」の使い方

チームメンバーに質問したい時、1人1人に質問することを面倒に感じている人は、「Simple Poll」を使うと良いでしょう。「Simple Poll」をSlackと連携させることで、素早くアンケートをとることができ、作業の効率化が図れます。今回は「Simple Poll」の使い方を詳しく紹介します。
 

「Simple Poll」とは?

  

「Simple Poll」は便利なbot機能

 

チームメンバーに質問したいことがあるときは、Slackの便利なbot機能「Simple Poll」を使うのがおすすめです。Slackと「Simple Poll」を連携させると、スラッシュコマンドを使って素早くアンケートを作成できます。
 
「Simple Poll」では、「はい・いいえ」の二択で答えられる簡単なアンケートから、回答の選択肢を増やして「何色が好き?」「好きな食べ物は?」などのアンケートまで、さまざまなアンケートを簡単に取ることができます。
 
回答者はボタン1つで質問に答えられるため、アンケート作成者だけではなく、回答者も時間を節約できます。また、素早く質問を作成しみんなの意見をまとめることで、プロジェクトや社員旅行の計画などが立てやすくなります。さらに、定期的にアンケートを実施することで会議の質が高まり、職場の環境改善などにもつながります。
 
アンケートの作成や回答にかかる時間を短縮してくれるので、作業効率化への寄与が期待できます。
 

「Simple Poll」の基本的な使い方

 

「Simple Poll」を使用して簡単なアンケートをとる 

 

「Simple Poll」の使い方はその名の通りとてもシンプルです。まずは、https://simplepoll.rocksへアクセスし、「Add to Slack」のボタンをクリックします。
 

 
次の画面に移動したら、Simple Pollを使用したいSlackのチームを選択します。最後に「許可する」ボタンをクリックすれば、インストール完了となります。
 
Slackの画面に移動し、「Appディレクトリ」からアプリ一覧を開き、「Simple Poll」が追加されているかを確認してみましょう。正しく連携が行われていたら、「Simple Poll」が表示されます。アプリ一覧にある「Simple Poll」の「表示する」ボタンをクリックすると、「Simple Poll」を使用するチームのメッセージ画面が開きます。
 
アンケートを使用する際は、メッセージ入力画面で「/Poll」のコマンドを使用します。「Simple Poll」の画面下にある「利用できるスラッシュコマンド」という項目の「Create New Poll」ボタンをクリックすると、メッセージ入力欄に「/Poll」コマンドが自動的に表示されます。
 

 
もちろん、自分でコマンドを入力して利用することも可能です。例えばシンプルな「YES・NO」で答えられる質問の場合は、「/poll “質問内容~?” “はい” “いいえ”」と入力。回答者は、ボタンをクリックするだけで簡単に答えることができます。
 


 

「Simple Poll」で選択肢の多いアンケートを取る方法

 

「Simple Poll」では回答の選択肢を増やすことも可能

 

「Simple Poll」の基本的な使い方をマスターしたら、回答の選択肢を増やしたアンケートにも挑戦してみましょう。回答の選択肢を増やせば例えば「長期の休みはどこ行きたい?」「今度の歓迎会な何系の料理が食べたい?」などの質問も可能となります。「旅行したい国はどこですか?」という質問を例に、「Simple Poll」で実際にアンケートを作成してみましょう。
  
アンケートを作成するときの基本的なフォーマットは、「/Poll”質問内容””回答の選択肢①””回答の選択肢②””回答の選択肢③”~/poll “質問内容” “回答の選択肢①” “回答の選択肢②” “回答の選択肢③”」となります。
 

 
これに、「/poll “旅行したい国はどこですか?” “ハワイ” “ベトナム” “イギリス”」と入力すると、アンケートが作成されます。
 

 
回答者は選択肢の中からボタン1つで回答することができます。回答ボタンをクリックすると、回答者の数が表示されるので、アンケート結果がひと目で分かります。さらに、アンケートの回答では、誰がどの選択肢を選んだのかも確認することができます。
 
間違って回答してしまった場合や回答を取り消したい場合は、ボタンをもう一度クリックすればOKです。
 

まとめ

 
Slackと「Simple Poll」を連携させることで、社内アンケートがとても簡単になります。また、チームメイトとのランチやディナーの場所決めなどにも使えるので、楽しくコミュニケーションを取りたい方にもおすすめです。

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