Slackを有料化するタイミングはいつ?メリットはある?

Slackを無料版から有料版へ切り替えるタイミングはいつがいいのか、とお考えではないでしょうか。まずはスモールスタートで無料版から試し、全社に拡大するタイミングで有料化したいが、それで問題ないのかは気になる点です。今回は、Slackを有料化するタイミング、料金プランと機能の違いについて説明します。

 

Slackを有料化するタイミング

Slackを無料版から有料版にアップグレードしたくなるタイミングは、以下の2点が多いと考えられます。

 

  • ・メッセージが1万件を超え、検索できない過去ログが出始めるタイミング
  • ・連携したいサービスが10を超えそうになったタイミング

 

その他の条件も含めて、Slackをアップグレードしたくなるタイミングについて詳しく見ていきましょう。

 

メッセージが1万件以上になった

 

Slackの無料版では、検索できる過去のメッセージの上限が1万件に制限されています。基本的にはメッセージ入力領域に文章を打ち込んで送信したものが1メッセージ単位です。botのメッセージであっても1メッセージにカウントされます。

 

1万メッセージというとかなり余裕があるように感じるかもしれませんが、20人が毎日1人当たり20メッセージを発信したと仮定すると、1日400メッセージ。25日でメッセージは1万件に到達します。

 

業務で使っているチャットシステムだと、メールと同じように過去のやり取りを確認したいことは多々あります。その時探せないメッセージがあるのは困りものです。
 
ちなみに、1万メッセージを超えてもサーバー内にメッセージは蓄積され続けます。有料版に切り替えたタイミングで検索できなくなっていたメッセージも検索できるようになりますので、その点は問題ありません。

 

連携したいサービスが10以上になりそう

 

Slackの魅力は、外部サービスとの連携が柔軟に行える点です。TwitterなどSNSや、多数の便利なサービスと連携することができます。Slackの連携におすすめのサービスをいくつか挙げておきます。

 

  • ・Twitter:SNSサービス
  • ・Trello:タスク管理・進捗管理
  • ・Googleカレンダー:スケジュール
  • ・GoogleDrive:ファイル共有サービス
  • ・Dropbox:ファイルのやり取り
  • ・GitHub:Gitのホスティングサービス
  • ・IFTTT:Facebookやinstagramの投稿と連携するサービス
  • ・New Relic:ソフトウェアのパフォーマンス分析サービス
  • ・Statsbot:Google Analyticsのデータ連携

 

仕事をしやすくするためにいろいろな外部サービスと連携させていくと、10サービスを超えてしまうのはそう遠くなく訪れます。

 

その他共有ファイルの保存容量も無料版は合計5GBのみ

 

上記以外にも、Slackをアップグレードしたくなるタイミングはあります。それは共有ファイルの保存容量オーバー時です。無料版では、共有ファイルの保存容量は合計で5GBしかありません。有料版(スタンダート版)にアップグレードするとメンバー1人当たり10GB確保されます。

 

無料版から有料版にアップグレードしたくなるタイミングについて説明しました。他にも無料版と有料版について違いがあるかどうかは、次項で見ていきましょう。

 

Slackの料金プランと機能の違い

Slackの料金プランは、無料版と有料版2種類の合計3種類です。それぞれのプランについて機能の違いを一覧表にしてみましょう。Slackには、比較的小規模なチーム向けプラン向けのSlack For Teamsがあり、ここまで説明してきた無料版有料版はSlack For Teamsの料金プランの事を指しています。

 

複数のワークスペースを運用したいなど比較的大規模な利用を考えている企業向けにはSlack Enterprise Gridがあります。大規模企業の場合は、Slack For Teamsの無料版でテスト運用をした後Slack Enterprise Gridの導入、という流れになるでしょう。
 

 

Slackを有料版にアップグレードする際の注意点

Slackを無料版から有料版にアップグレードする際にはいくつか注意点があります。

 

1.別々のチームが各自無料版のSlackを使っている場合は有料版に集める必要がある

2.複数のチームを1つに集約するためにインポートする際は命名規則を作って、名前のかぶっているチャンネルをあらかじめリネームしておかないと自動リネームになり分かりづらくなる

3.ダイレクトメッセージの移行は不可能

4.プライベートチャンネルの他チームへの移行には余計な費用がかかる(プラスプランへ一度移行する必要がある)ため難しい

 

実はこれらの注意点は、Slack Enterprise Gridへ移行する際には解決できる問題点でもあります。大規模企業の場合は無料版から有料版へのアップグレード時に、Slack Enterprise Gridへの移行を検討してみても良いでしょう。

 

まとめ

 
Slackを無料版から有料版へアップグレードするタイミングは具体的に以下のパターンが考えられます。

 

  • ・メッセージが1万件を超え、検索できない過去ログが出始めるタイミング
  • ・連携したいサービスが10を超えそうになったタイミング

 
有料版にはSlack For Teamsのスタンダードプラン・プラスプランおよびSlack Enterprise Gridがあります。どのプランにするかは自分の会社のSlack適用規模によって決めると良いでしょう。

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