Slackで社内情報を簡単に引き出せる「Obie.AI」の使い方
Slack
Obie.AIは、社内のさまざまな情報を一括し、社内用ウィキペディアとして欲しい情報をすぐに引き出すことができるようになる情報検索サービスです。外部機能との連携も可能な他、フィードバックによってよりよい回答をだせるよう学習していくのが特徴です。仕事を円滑にすすめる強い味方になってくれますよ。
社内情報を簡単に引き出せる「Obie.AI」とは?
「Obie.AI」は、多岐に渡る社内情報やファイルなどをバーチャルアシスタント(AI)のObieを介して、簡単にアクセスできる情報検索サービスです。
Obie.AIは、「Dropbox」や「Google Drive」「EVERNOTE」「GitHub」など複数の外部機能と連携が可能で、それらの中からも情報を検索できます。
また、問い合わせが多そうな質問にはあらかじめ返答を設定しておくことで、Obie.AIを社内用ウィキペディアやQ&Aサービスのような位置づけにして利用することが可能です。
例えば年度末だけ必要な資料、株主総会用の今までの資料、今までの忘年会や新年会の記録といった使用頻度の低い資料などは、それが重要な資料であっても、どうしても保管場所を忘れてしまいがちです。
しかし、事前に保管場所についての回答をObie.AIで準備しておけば、すぐに探し出すことができるようになります。
SlackとObie.AIを連携させるには?
SlackとObie.AIを連携させるには、まず、Slack内のAppディレクトリにある検索機能を使って、Obieのインストールページにアクセスしましょう。
Obieのインストールページにたどり着いたら、ページの左側にある「インストール」をクリックしましょう。
「〜〜(ワークスペース名)で、Obieで下記のことができます:」との表示があらわれます。その下に「〜〜(ワークスペース名)での本人確認」との表示と、Obieでできることの詳細が確認できるので、それらを確認したら、下側にある「許可する」をクリックしましょう。
インストールができたら、早速Obieで社内用ウィペディアを作成していきましょう。
「How big is the team you’ll use Obie with?(あなたは、どのぐらいの大きさのチームでObieを利用する予定ですか?)」
「What is your role?(あなたの役職は何ですか?)」
「Are you a manager?(あなたはマネージャーですか?)」
「What challenges are you hoping to solve with Obie?(あなたがObieで解決したい課題は何ですか?)」
といった感じでそれぞれ質問が並んでいますが、この辺りは、選択式の回答の中から該当するものを選んでいきましょう。
該当するものを選んだら、下にある「Continue to Integraions」をクリックします。今度は、Obie.AIと連携させたい外部機能を選び、下にある「Continue」をクリックします。もちろん、ここで連携させたい外部機能がない場合は、チェックを入れなくても問題ありません。
Slack上で問い合わせがあった時にObieが答える内容を作成していき、Q&Aの内容を作成したら下にある「Let’s Go!」をクリックし完成です。
SlackでのObie.AIの使い方
SlackでのObie.AIの使い方はとても簡単です。Slack上に表示されている@obieに対して質問するだけです。質問された内容に対して、Obieは素早く返答してくれるので、欲しい資料や業務内容などをすぐに知ることができ、あちこち探したりする手間が省けます。
また、Obieの回答に対し毎回、YesかNoかのフィードバックをすることができます。AIであるObieはこのフィードバックにより、質問と答えの内容について学習し、より最適な回答を導き出すよう成長していきます。
他にも、Obie.AIには「Flow」と呼ばれる機能があります。この機能により、新入社員の研修用や、途中採用となった社員向けの資料、プロジェクトに途中参加する社員用など特定の社員に対し、最初に行なってほしいタスクを作成することが可能となります。
これを利用すると、通常業務と並行して指導係や教育係といった業務もこなさなくてはならなくなった社員の負担を軽減することも可能です。
Obieはとてもシンプルなアプリですが、業務内容や在庫管理、出張費の計算など、さまざまな情報を一括してウィキペディア化することが可能です。各自で欲しい情報を即座に入手できるようになるため、社内全体の業務効率化に大きく役立ちます。
まとめ
Obie.AIはとてもシンプルで、一度使い始めると手放せなくなるほど使いやすいアプリです。社内で分からないことはまずObie.AIに質問する、という風潮ができあがれば、仕事中に同僚などの質問に対して仕事の手を止める必要もなくなり、仕事の処理スピードもあげることができますよ。
Slack連携でオフィスDXを進めましょう!
・リモートワーク環境が整わず、出社しなければいけない従業員がいる
・社内をフリーアドレスにしたいけど移行できずにいる
・来客対応がアナログなまま効率化できてない
・経団連が発表した「来訪者履歴」が自動で取れていない
・Slackをベースに効率化をしていきたい
などの課題があれば、RECEPTIONISTで即解決しましょう!