Meety(ミーティー)のカジュアル面談が採用に繋がる?料金や使い方、メリデメまで徹底解説
ツール
肩肘張ったオールドスタイルの面接ではなく、打ち解けた雰囲気の中で双方のスキルセットや条件などについて話し合えるカジュアル面談。
ベンチャーを中心に導入されるようになり、近年リモートワークの普及によりWEB会議が広まることで、求職者も企業も積極的にカジュアル面談を行うようになりました。
そして昨今、「カジュアル面談をもっとカジュアルに」というコンセプトで運営されている面談マッチングサイトがあります。それがMeetyです。
今回はMeetyで実践可能なカジュアル面談についてご紹介するとともに、企業側にとって採用に使えるものかどうか?また利用に際しての料金や実際の使い方にいたるまで、網羅的に紹介していきます。
▼目次
【基本情報】Meetyは仕事やキャリアの話ができる面談マッチングサイト
公式ページ | https://meety.net/ |
利用料金 | β版提供のため無料 ※2022年1月現在。 |
Meetyの主な機能 | カジュアル面談のマッチング |
連携ツール |
|
Meetyは仕事やキャリアに関する悩みを抱えている方にとって、非常にありがたい存在と言えます。
なぜならMeetyは気軽な繋がりを重視しており、様々なテーマで参加者・企業が気軽に面談できる場が用意されているからです。
面談時間も30分ほどの短いものもあり、さらにオンラインで参加できるため、ご時世を考えても気軽に参加が可能です。
あくまでもカジュアル面談のマッチングが主なサービスとなっていることから、従来のエントリーシートを利用するような従来の就職面接とは一線を画すものとなっています。
カジュアル面談とは?
Meetyが提供しているカジュアル面談とは従来の就職面接と異なり、主催者側が会話を主導し、話を聞ける場として定義されています。
つまり参加者側が企業に対して話を聞く、いわゆる逆面接のような場と言えるでしょう。
これにより参加者側は肩肘を張らずに会社の条件などについて質問ができ、企業側も参加者側から忌憚のない話を聞けるメリットがあります。
【面談作成者向け】カジュアル面談の日程調整をスムーズにする調整アポ
Meetyで候補者とマッチングしたあとは、面談の日程調整が必要になります。
- 面談できる候補日を洗い出し、手打ちでテキスト化
- 相手に候補日を伝えて、日程調整を待つ
- カジュアル面談で使用するZoomやGoogle Meetの会議URLを発行する
こういった商談や面談前に行なう面倒な日程調整の手作業をまるっと全部やってくれるのが、日程調整ツール「調整アポ」です。
無駄な手作業を減らしたい人にオススメです。
Meetyで候補者とマッチングできるメリット
企業側から見ると、Meetyのカジュアル面談でマッチングすることには以下のようなメリットがあります。
具体的には
- 就職・転職希望者と接点が持てる
- 就職・転職者の潜在層に出会える
- 自社イメージや候補者の疑問点を把握できる
の3つが挙げられますので、それぞれ解説します。
就職・転職希望者と接点が持てる
採用活動を一種のマーケティング活動として見るなら、Meetyで実践できるのはリードジェネレーションにあたります。
つまり、未来の従業員や仲間候補との接点を持てるプラットフォームというわけです。
現段階では特に就職や転職の予定・希望がないという人材でも、将来的に自社の仲間として迎え入れられるポテンシャルがあるケースもあるでしょう。
このような人材を「見込み客」と捉え、連絡が取れる状態を保つことは文字通りの見込み客の生成・リードジェネレーションであり、企業の採用活動にとってメリットのある内容と言えます。
就職・転職者の潜在層に出会える
Meetyのカジュアル面談には、いわゆる就職や転職について「潜在ニーズ」を持つ層も参加します。
これもマーケティングとして見た場合「見込み顧客(MQL)」が手に入るようなものです。
もともとMeetyは就職や転職を考えていなくても気軽に参加できる空気が醸成されていることから、潜在層の就職・転職希望者とも出会うことが可能です。
自社イメージや参加者の疑問点を把握できる
採用活動は企業にとって孤独な戦いです。というのも、自社のイメージやブランディングが候補者側にとって「どの程度響いているかの効果測定」がしづらいためです。
採用活動はその性質上、特に相手側からのフィードバックが出づらく、自社のイメージや候補者が疑問に思う点を把握しづらいという側面もあります。
しかしMeetyであれば気軽に参加者からヒアリングが可能です。この内容を自社の採用活動に活かせるという考え方もできるでしょう。
Meetyと連携できるサービス
SNS | Twitter
|
Meetyと連携できるサービスは上記のとおりです。あくまでもカジュアル面談のマッチングサービスであることから、国内で利用者の多いSNSとの連携が実現しています。
Meetyのアカウントの作り方(登録方法)
Meetyのアカウントの作り方をご紹介していきます。
大まかに、以下のような流れで進行します。
- トップページの新規登録をクリック
- 連携先のサービスまたはメールアドレス登録を選択
- 必要情報を入力
トップページの新規登録をクリック
トップページの右側にある「新規登録」のボタンをクリックします。なお、PC・スマホそれぞれ若干デザインに違いはあるものの、操作は同様です。
連携先のサービスまたはメールアドレス登録を選択
Meetyへの登録方法は
- Facebookで登録
- Twitterで登録
- メールアドレスで登録
の3種類となります。
ソーシャルメディアと連携させて登録するか、メールアドレスとパスワードで登録するか、いずれか選択します。
メールアドレス登録の場合:メールアドレスを入力
メールアドレス登録の場合、登録したいメールアドレスを入力します。普段使用しているものが好ましいでしょう。
メールアドレス登録の場合:届いたメールのURLをクリック
入力したメールアドレス宛に確認メールが届きますので、その中にあるリンクをクリックしましょう。
メールが届かない場合はメールアドレスの入力ミスの可能性、またはプロモーションフォルダなどに格納されている可能性が考えられます。
サービス連携で登録する場合:アプリの連携を許可
画面はフェイスブック連携画面ですが、Twitterでもほぼ同様です。ソーシャルメディア連携で登録する場合は各アプリに対して連携を許可します。
共通:パスワードを決める
Meetyにログインする際のパスワードを決めます。
共通:必要情報を入力
上記の通り名前や会社名、そして職種など必要事項を入力します。
とはいってもここで必要な事項は限られており、なおかつ後から変更することも可能です。入力すると、登録が完了します。
Meetyの使い方を画像付きで紹介
Meetyの使い方を実際の利用画面を用いて紹介します。
今回は
- 募集する方法
- 参加する方法
に分けて解説します。
カジュアル面談の募集の仕方
カジュアル面談を主催し、参加者を募る方法を紹介します。方法はとてもシンプルなのでほぼ迷うことはありませんが、念のため、画像+ステップバイステップで解説していきます。
自分のアイコンをクリック
ログインした状態でMeetyのトップページを開くと、自分のアイコンが右上に表示されます。そのアイコンがメニューとなっているので、クリックしてメニューを開きます。
カジュアル面談を作成するをクリック
開いたメニューの下部にある、「カジュアル面談を作成する」をクリックします。
話せるネタの追加をクリック
「話せるネタの追加」をクリックします。自身の得意な話題を選ぶと良いでしょう。
必要事項を入力
必要事項を入力すると、カジュアル面談の作成が完了します。
カジュアル面談の探し方
既に公開されているカジュアル面談に参加することもできます。ここではカジュアル面談の探し方を解説します。
自分のアイコンをクリック
ログイン後、トップページ右上に表示される、自身のアイコンをクリックします。
カジュアル面談を探すをクリック
カジュアル面談を探す、のボタンをクリックします。
条件を入力し、検索
探したいカジュアル面談の条件を入力して、「この条件で検索」のボタンをクリックすれば、希望条件に合ったカジュアル面談が検索され表示されます。興味のあるものに参加しましょう。
Meetyの料金プラン
Meetyは現在β版の提供となっているため、全ての機能を無料で利用できます。
カジュアル面談の重要性は確実に増えてくるため、今のうちにMeetyを活用してカジュアル面談をはじめてみるのがおすすめです。
(※2022年1月現在)
Meetyを使うメリット
Meetyを使うメリットについて解説します。具体的には下記の3つのメリットが挙げられます。
- 採用に直結しない話ができる
- リファラル採用と相性が良い
- IT関連業界の人と繋がれる
詳しく解説します。
採用に直結しない話ができる
Meetyの目的は採用だけではありません。その前段階の需要を掘り起こすためのマッチングサービスでもあります。
よって、採用に直結しない気軽な面談が可能です。
例えば直近の募集だと、中途採用の悩みを共有するものや自社のサービスについて話すカジュアル面談の募集がありました。
仕事内容や採用の話だけでなく、テーマは主催者の自由ということです。
リファラル採用と相性が良い
Meetyはリファラル採用と相性が良い傾向にあります。
一般的な採用活動であれば、採用側と候補者側がフランクに話せる場はあまり存在しません。
カジュアル面談であればそのハードルも幾分下がることが考えられ、参加者が知り合いを連れてくることも当然に可能です。これによってリファラル採用につながるケースもあります。
IT関連業界の人と繋がれる
IT関連業界の人と繋がれるメリットがあります。
現在募集中のカジュアル面談をみてもIT業界の人が多い特徴があり、ここから利用者もIT業界が多いことがわかります。
そのため、IT関連業界の人と繋がりたい場合は利用の価値が十分にあるでしょう。
Meetyを使うデメリット
Meetyを使うデメリットもあります。例えばMeetyそのものは人材採用プラットフォームではないため、人材募集のみ考えている場合、適したプラットフォームとは言えません。
Meetyには以下のような特徴があることを改めて認識しておく必要があります。
- 参加者同士が自由に発言できるオープンスペースであること
- 参加者同士で仲良くなれること
- アカウントに参加者・採用企業側の区別がないこと
Meetyはあくまでビジネスマッチングの「きっかけ」にはなります。
もし、人材募集に特化したプラットフォームを利用したい場合、従来の就職システムの方が適していると言えます。
MeetyのQ&A
Meetyに関してよくある質問をまとめました。
Q:Meetyの中で求人募集は可能ですか?
A:Meetyでできるのはカジュアル面談の募集のみです。
カジュアル面談後、興味がある参加者に向けて求人面接の案内をすることは可能です。
Q:時間指定はできますか?
A:カジュアル面談は主催者が時間を指定して開催できます。
Q:非公開(鍵付き)の面談を作ることはできますか?
本稿執筆時点では、鍵をつける機能は存在しません。全ての募集は全ての人に公開されるため、パブリックなものと認識しておく必要があります。
まとめ
Meetyは従来のカジュアル面談を更にカジュアルにし、採用側と企業側の仕切りを極限までボーダーレス化しているサービスです。
このカジュアルなマッチングによって、新たなビジネス上の出会いが加速することでしょう。
なお、マッチングした後はそれぞれが独自にやり取りをして日程調整・面談を行う必要があります。
この時役に立つのが日程調整ツールです。
調整アポは直感的なインターフェイスで多忙な企業側・参加者側の予定のすり合わせを効率化・支援するシステムです。
マッチング体験を成功させるためにも、調整ツールも併せて利用してみましょう。
会議・打合せの日程調整が面倒ではないですか?
これからは日程調整を自動化し、コピペ1回たった10秒で完了です!
・WEB会議のURL発行が面倒くさい
・日程調整の手間をなくしたい
・空いてる日程を選んでテキストにするのが面倒
・日程と会議室の仮押さえと削除が面倒
・日程調整よりも資料作成の時間がほしい
・ダブルブッキングを回避したい
日程調整ツール「調整アポ」は上記のような課題をサクっと解決するツール。
自分のカレンダーと連携して、空いている日時を簡単に相手に伝えられます。
WEB会議ツールとの連携で面倒なWEB会議のURL発行も自動で送れます!
詳しくは、以下からご確認ください。