WowtalkとChatworkの違いとは?比較・口コミなど
ビジネスチャット
ビジネスチャット・ツールを導入する企業が増えています。色々なツールがありますが、特に注目されているのがWowtalkとChatworkの2つ。
どちらを選んだらいいか迷っている方のために、今回はWowtalkとChatworkの違いを比較していきます。
実際に使っている方の口コミを参考に説明しましょう。
導入コストの比較
Wowtalkの料金プラン
Wowtalkの料金は、ベーシックプラン(300円/月)とプレミアムプラン(500円/月)の2種類。
主な違いはストレージの容量、ファイルダウンロード期限、タスク管理機能にあります。
ベーシックプランの利用可能ストレージは月に30GB、ファイルダウンロード期限は30日間、タスク管理機能は500個まで。
プレミアムプランはそれぞれ50GB、無制限、上限なしです。
またWowtalkではロール(役割)ごとに個別機能を設定できますが、ベーシックプランは3ロールまでに対し、プレミアムプランは無制限。
例えば、「お気に入り機能」や「アンケート機能」などを個別に設定できるのですが、ベーシックプランには制限があるというわけです。
Chatworkの料金プラン
Chatworkの料金プランは、ビジネス(600円/月)、エンタープライズ(960円/月)の2種類。
主な違いはユーザー管理機能で、パーソナルプラン・ビジネスプランにはありません。
エンタープライズプランには、
- ・専用URL機能
- ・ファイル送受信制限
- ・社外ユーザー制限
- ・IP、モバイル端末制限
- ・チャットログエクスポート
- ・サービス品質保証
- ・外部SNS制限
- ・シングルサインオン
などの機能が付いています。
オプション or フリープラン
その他の料金プランでの大きな違いを説明します。
Wowtalkには「オプション」が用意されていて、Chatworkには「フリープラン」が用意されています。
Wowtalkの「オプション」には初回研修のサポート(30,000円)、サポートとレポート納品がセット(50,000円)になったプランがあるのです。
さらにストレージも10GB(1,000円)で追加可能。
一方、Chatworkでは、無料で利用できる「フリープラン」があります。
無料でお試し利用ができると言うわけです。
ただし有料プランのストレージ容量が10GBなのに比べると、フリープランのストレージ容量は5GBストレージと小さいです。
また有料プランは広告非表示ですが、無料プランには広告が表示されるというデメリットがあります。
Chatworkの「フリープラン」はあくまでも個人が試したい場合のプランと考えてください。
機能の比較
トーク機能について
Wowtalkのトーク機能ではグループトークのみ可能です。
グループトークでは投稿されたメッセージに対してグループトークごとに、プッシュ通知をオンオフできます。
発信したメッセージに対して既読・未読マークのチェックができ、名前以外にも日時やキーワードで過去のトーク履歴が検索可能です。
Chatworkのトーク(チャット)機能にはグループトークだけでなく、相手と1対1でやり取りできるダイレクトチャットが存在します。
また検索機能のほかに、チャットのログを出力する機能も。
ただしこれはエンタープライズプラン限定の機能です。
共有機能について
共有機能は組織内のコミュニケーションに役立つ掲示版のような機能です。
Wowtalkでは共有機能で「いいね!」やコメントを残すことができます。
外出時にもスマホから情報をシェアできますし、業務連絡などの公開範囲を細かく設定することも可能。
「あとで読む」をタップすればブックマーク保存もできて、情報整理が簡単です。
Chatworkの場合はファイル共有がメインになります。
ワード・エクセルなどのファイルや画像ファイルをアップロード可能です。さらにメンバーはアップされたファイルをダウンロードすることができます。
タスク管理について
Wowtalkでは作成したタスクにコメントや画像が添付できます。また期日を設定すればアラート通知も可能です。
Chatworkではタスクを完了するとチャットに通知が飛び、相手に伝えることができます。
通話機能について
Wowtalkはネット回線がつながれば無料通話ができます。最大200人までのグループ音声通話ができるので、複数箇所との電話会議が可能。
またビデオ通話も無料なので、社外のスタッフとビデオ・ミーティングもできます。
Chatworkも音声通話・ビデオ通話が無料ですが、プランによって制限が。
フリープランは1対1のみの運用となりますが、有料プランは最大14名まで同時に参加可能です。
その他の機能について
その他の機能では、社内コミュニケーションを活発化する機能について比較します。
Wowtalkのトーク機能にはメンション機能があり、グループトーク内で個別に指定して相手に通知を送ることが可能です。
対してChatworkにはコンタクト管理という機能があり、ユーザーとのダイレクトチャット画ができます。
Chatwork非ユーザーに招待メールを送ることも可能。
口コミでわかる評価の違い
社内コミュニケーションについて
Wowtalkの口コミでは
- ・「社内コミュニケーションが取れるようになって、常に最新の連絡網が維持できる」
- ・「出張している社員の管理などが簡単になり、総務の業務がスムーズになった」
などのコメントが付いています。
Chatworkについては、「操作性が良く、だれでもすぐ使える」という口コミがある一方で、
- ・「ITスキルのない社員には苦手だが、タスクの活用で社内コミュニケーションが改善された」
- ・「社内メンバーとのコミュニケーションが加速する」
などのコメントが見られました。
使いやすさについて
Wowtalkの使いやすさについては
- ・「LINEに近いものがあり、未読や既読がわかりやすい」
- ・「口頭で説明するよりもわかりやすく伝えられる」
「タスクが使いづらく、既読機能が使えたらいいのに」という意見も。
導入企業の評価について
創業以来200年の歴史がある「清水建設株式会社」では、数万IDの利用実績や直感的な操作性が決め手となってWowtalkを導入しました。
ファイルや画像を送信できるためペーパーレス化が実現し、経費削減にもつながったと高評価です。
Chatworkを導入した「北海道テレビ放送株式会社」からは社内の情報共有がスピーディになり、イベント交流が増えたといった評価が上がっています。
まとめ
注目されているビジネスチャット・ツール「Wowtalk」と「Chatwork」について、導入コストや機能について比較しました。
実際に導入している企業現場では、利用実績と直感的な操作性の「Wowtalk」への評価が高いようです。
特に、使いやすいので導入教育がいらないという意見が印象的でした。
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