ビジネスチャット
失敗しないビジネスチャットの選び方&導入数ランキング
ビジネスチャットは、社内のコミュニケーションをスムーズにし仕事の処理スピードを大幅にアップすることが可能なツールです。
しかし選び方を間違えると、ビジネスチャットの機能を使いこなせず、仕事の処理スピードを上げることができなくなってしまいます。
今回は,ビジネスチャットを選ぶ際に気をつけたいポイントと人気のビジネスチャット導入数ランキングをご紹介します。
▼目次
無料と有料が選べるビジネスチャットランキング
ビジネスチャットには、実にさまざまな種類があります。会社の規模や業務内容、社員のタイプなどで、それぞれ適したビジネスチャットは異なります。
無料と有料が選べる人気のビジネスチャットと、有料のみの人気のビジネスチャットをランキング形式でご紹介します。
無料でも使えるビジネスチャットランキング
無料プランと有料プランがあるビジネスチャットでは、プランによって使える機能が大きく異なる場合があります。
しかし、使用する人数や同時進行しなくてはならないプロジェクト数が少ない場合は、無料プランでも充分活用できるケースがあります。
1. Slack(スラック)
豊富な外部連携が魅力的な「Slack」は、さまざまな外部アプリと簡単に連携可能で、使いやすいようにカスタマイズすることができます。
エンジニア系に特に人気の高いビジネスチャットです。
2017年から日本語にも対応している上、マニュアルのいらない簡単操作が可能なので日本でもどんどん人気が出てきています!
シンプルな画面構造で、ビジネスチャット初心者でもすぐに使いこなせるようになるのが、「chatwork」です。期限付きのタスク管理ができるので、プロジェクトメンバーそれぞれの仕事の進行具合をすぐに把握することができます。
高解像度でスムーズなビデオ会議が可能な「tocaro」には、日々の業務に欠かせないToDoリストの管理機能がついています。
複数のプロジェクトを同時進行しやすいグループチャットや1対1のプライベートチャットなどのほか、管理者が全体管理しやすいダッシュボードを備えているので、ビジネスチャットの管理に手間をとらせません。
4. Wantedly Chat(ウォンテッドリー チャット)
Wantedlyのアカウントと連携している「Wantedly Chat」では、個人名や会社名だけでなく役職や学歴などからも検索が可能です。Wantedly Chatを利用すると自動的にWantedlyの全ユーザーとも繋がることができるので、仕事のチャンスが大きく広がります。
また、全ての機能を無料で利用できるのも大きな魅力です。
5. Typetalk(タイプトーク)
「Typetalk」ではプロジェクトごとのチャット履歴を、ハッシュタグを使ってテーマごとに細かく管理することが可能です。また、キーワード検索や発言者検索もできるので、過去ログから必要な情報を素早く引き出すことができます。
有料で使えるビジネスチャットランキング
有料プランのみのビジネスチャットには、払う価値有りの豊富な機能が充実しています。
払う価値有りの有料ビジネスチャットランキング
- LINE WORKS(ラインワークス)
LINEスタンプが使えるLINE WORKSはチャット機能だけでなく、メンバーの予定も確認できるカレンダー機能や既読・未読機能、知りたい相手の連絡先をすぐ探し出せる階層式のアドレス帳、メール機能など、仕事の処理スピードを格段にあげてくれる機能が充実しています。
- InCircle(インサークル)
警察の証拠復旧技術から誕生した「InCircle」は、強固なセキュリティを誇るビジネスチャットです。
有料プランのみですが、1ユーザーあたりの月額が小額なので、社員数の多い会社でも金銭的な負担は少なくてすみます。マニュアル無しで使用できるほどシンプルなチャットなので、ビジネスチャット初心者が多い会社でも安心して利用できます。
- WowTalk(ワウトーク)
シンプルで使いやすい「WowTalk」ではグループトークやタイムライン、無料通話が利用可能です。また、階層式のメンバーリスト管理で、いち早くアクセスが可能です。セキュリティも高く、管理者サイドで各メンバーのアカウントを管理、IDとパスワードの発行を行うことができます。
- direct(ダイレクト)
既読・未読機能のついた「direct」は、ビジネスチャット初心者でもすぐに使いこなせるようなシンプルで操作しやすいチャット画面が特徴です。また、スタンプをタップするだけで簡単に現在地を共有できるため、外出先で同僚と急に待ち合わせしたい時などにもとても便利です。
- kintone(キントーン)
チャット相手を事前登録したユーザーのみに制限できる「kintone」なら、社外への情報漏洩をしっかり防止できます。また、管理者権限で全てのチャット履歴をチェックできるため、必要な業務以外での私的利用などが行われていないかを確認することが可能です。
チャット画面を9色のテーマカラーから選ぶことができるので、その日の気分で好みの色を簡単に設定できる機能もあり。
- Oneteam(ワンチーム)
無制限にグループを作成できる「Oneteam」では、情報の共有先をグループ全体か個人か自由に選ぶことができます。この共有先は、後から追加や削除が可能なので、プロジェクトの進行具合に合わせて、柔軟に情報共有相手を変更することが可能です。
さらに、データ容量と保存期間が無制限なので、古いデータを消してスペースを作る必要がありません。参加メンバーが何らかの理由でグループやチャットから抜けてもログが残るため、必要な情報の引き継ぎも簡単に可能です。
- ZONE(ゾーン)
既読・未読機能がついた「ZONE」にはマルチウィンドウ機能がついており、一度に最大5つのトーク画面を同時に開くことができます。
また、過去ログから添付ファイルのみを一覧表示できるので、欲しいファイルをすぐに見つけることが可能です。
- airy(エアリー)
タイムライン形式で見やすい画面の「airy」はつぶやきだけでなく、ファイルや写真の投稿も可能で、社員同士のコミュニケーションを円滑にしてくれます。
また、同期会や社内サークルなど、限定メンバーのみアクセスできる専用コミュニティの作成やアンケート機能、提出物の管理なども可能です。
- Talknote(トークノート)
「Talknote」には、タスク管理、完了報告、期限共有、既読・未読など、仕事を進めていく上で欠かせない機能が満載です。
気になった投稿に「いいね!」を押すこともでき、コメントを書く時間がなくても、気持ちを伝えることができます。
また、Talknoteへのアクセス時間帯やコミュニケーションの量を解析し、モチベーションが下がっていると思われるメンバーがいる場合、教えてくれます。
それにより、必要なケアをいち早く施すことができ、突然の離職などを抑制する効果が期待できます。
- ChatLuck(チャットラック)
企業利用に特化している「ChatLuck」には、タスク管理やファイル共有、社外のユーザー招待など、共同で仕事を進める上で欠かせない機能が満載です。
既読・未読機能もついているので、仕事の処理スピードを自然とあげることが可能です。
- SMART Message(スマートメッセージ)
「SMART Message」では、部署ごとや社員ごとでセキュリティ制限をフレキシブルに設定可能です。
そのため、プロジェクトの機密具合や社員の役職レベルなどに合わせて、セキュリティレベルを細かく分けることが可能です。
チャット画面にはマイチャット機能やスター機能、ゲストユーザー機能など、各種機能が備わっており、仕事の内容に合わせて柔軟に使いこなすことができます。
また、チャットbot機能もついているので、今まで手動で行っていた作業の自動化や効率化を図ることもできます。
- Beat Shuffle(ビートシャッフル)
「Beat Shuffle」では会社の雰囲気にあわせて、管理画面から機能をカスタマイズすることができます。
そのため、会社のメインカラーに合わせたカラーに変更したり、プロフィール項目に社内で必要な情報を追加したりと、より使いやすく変更できます。
- TEんWA(テンワ)
「TEんWA」では、相手によって通知を個別設定することができます。
また自分の投稿、自分宛の投稿は色分けされて表示されるため、必要な情報をいち早くチェックすることが可能です。
ビジネスシーンで使いやすいスタンプもあるので、移動中でコメントを返せない時などに重宝します。
- TopicRoom(トピックルーム)
「TopicRoom」はNTTグループ認定のビジネスチャットです。
NTTのクラウドセキュリティガイドラインをクリアしているチャットなので、安心して使うことができます。
また、チャットボットを自分で作ることができるようAPIが公開されているので、会社や部署内で必要なボットを自由に作り、仕事の処理スピードをあげることが可能です。
- CHITCHAT!(チットチャット)
「CHITCHAT!」は、仕事を円滑に進めるために欠かせないホウレンソウ(報告・連絡・相談)を、効率よく行えるよう開発されたチャットです。
SNSによくあるタイムライン形式での業務連絡だけでなく、日報、社内イベントのお知らせなどもまとめることができます。
また管理者画面からは、全ての投稿やグループの設定、新しいメンバーの追加や削除などの操作が可能です。
ビジネスチャットとは?
ビジネスチャットの共通機能とは?
ビジネスチャットとは、メールや電話、対面での会議など、今まで時間と手間が多くかかっていた社内のコミュニケーションをひとつにまとめて、スムーズにコミュニケーションを進めることができるツールです。
ビジネスチャットにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があるため、自分の関わっているプロジェクトや会社で使いやすい機能があるものを選ぶことが重要です。
そして、ほとんどのビジネスチャットに共通する機能もいくつかあります。そのひとつがパソコンやタブレット、スマホなどさまざまな端末で使用可能なことです。
例えば、社内での仕事が多い企画部や制作部などと、外回りがメインの営業部とでは、普段使用することが多い端末もそれぞれ異なります。営業先での打ち合わせや移動中などで電話対応がなかなかできない同僚へ、社内の企画部などのパソコンから、ビジネスチャット経由でテキストを送れば、手持ちのスマホやタブレットで素早く確認することができるため、レスポンスも格段に早くなります。
また、自分宛のメッセージがきていれば、端末にその通知を表示させることができるため、留守番電話を聞く、メールボックスを開きメールを確認する、などの手間を省くことができます。
さらにビジネスチャットを使用すれば、会議室をわざわざおさえなくても、いつでもどこでもオンライン会議を開くことができます。これらのことにより、仕事の処理スピードを格段に早くすることが可能です。
また、いくつかのプロジェクトを同時進行させている場合、ビジネスチャットを使えば、それぞれのプロジェクトごとのグループを作ることができるため、各グループの進行状況を把握しやすくなります。
プロジェクトメンバー同士のやり取りをすべてチャット上で行うことで、プロジェクト進行中に発生するトラブルや、クライアントからの急な変更要求などに対しても、いち早く対応可能となります。
さらに、チャット上に過去のやり取りがログとして残るため、言った言わない、などの勘違いや、解釈の違いによるミスなどを極力減らすことが可能です。
ビジネスチャットを選ぶときの注意点とは?
使い勝手の良さをチェックしよう
ビジネスチャットを選ぶときには、まず、そのビジネスチャットをどのような人達が使うのか、チャット経由でどのようなやり取りが多く交わされることになりそうか、などを想定してみることが大切です。また、会社の規模や社員数などによっても推奨されるビジネスチャットは変わってきます。
例えば、個々のタスク管理が期限付きでできる「ChatWork」だと5〜5000人程度の会社、「LINEWORKS」であれば5〜10,000人程度の規模の会社に適しています。
豊富な外部機能と簡単に連携でき、社員同士のチャット機能だけでなく、フレキシブルにさまざまな機能を使うことができる「Slack」の場合は人数に関わらず、エンジニアなど、パソコンやタブレットなどの端末に詳しい社員が多い会社におすすめです。
また、ビジネスチャット上でテキストのやりとりだけでなく、さまざまなファイルを添付したい、相手に送ったテキストを確認したかどうか分かる既読未読の機能がほしい、膨大な過去ログから必要事項をすぐに探しだせられる検索機能がほしい、など、欲しい機能がついているかどうかも、使い勝手の良さを大きく左右します。
そのため日頃、社内でどのようなやりとりが多く行われているか、プロジェクトを進めていく上で、どのような点が問題となっているかなどを洗い出し、それらをカバーできる機能を備えているビジネスチャットを選ぶのがおすすめです。
セキュリティ面も必ずチェックしよう
ビジネスチャットを選ぶ際に、忘れてはいけないのがセキュリティ面についてです。社内で進められる仕事の内容を、社外や部外者にうっかり漏れてしまわないように、通信内容は暗号化してくれるか、デバイス認証は可能なのか、などは必ず確認しましょう。
また、部署やプロジェクトチームが違う社員同士のチャットはできないようにしたい、社員への全体通知は一部の幹部のみができるようにしたい、など、チャット全体を管理したい場合は、チャットの管理者側でそれらが可能かどうかを、本格的に導入する前にきちんと確認する必要があります。
無料トライアルで必ず試そう
本導入前に少人数で試すのがおすすめ
ほとんどのビジネスチャットは、本格導入前に無料トライアルで試してみることができます。無料トライアルの期間は2週間程度から30日間程度までさまざまです。
ポイントはその期間中に、全社員で試してみるのではなく、1つのプロジェクトチームのみ、1つの部署のみなど、少人数で試験的に試してみることです。
実際に使ってみると使用する人数に関係なく、思っていたより使いづらかった、欲しい機能が使えなかった、使わない機能が多すぎた、など、そのビジネスチャットについて具体的な意見が必ず出てきます。
社員全体で無料トライアルを試した場合、出てくる意見の数も膨大になり、また他のチャットの無料トライアルを再度試したい場合、その切り替えがスムーズにいかない場合も出てきます。
無料トライアルは少人数のみで試し、最終的に会社に本導入したいビジネスチャットを決めるのがおすすめです。
仕事内容や使用する会社に適切なビジネスチャットを選ぶことができれば、今までばらばらだった社内のコミュニケーションツールをひとまとめにし、仕事の処理スピードを格段に向上させることができます。
適切なビジネスチャットを選ぶためには、そのチャットを社内でどのように活用したいのか、などを具体的にイメージすることが大切です。
ビジネスチャットを本格導入前にチェックした方がよい点とは?
ビジネスチャットを導入すると、社内のコミュニケーションが円滑になり、仕事の処理スピードを大幅にあげることが可能です。しかしそれは、
ほとんどのビジネスチャットには無料トライアルがついているため、本格的に導入する前に必ず試してみることが大切です。
本格導入前に特にチェックした方がよいのが、セキュリティ面と使いやすさです。例えばアプリなどで仕事を管理することに慣れている人達が多ければ、外部機能と連携して自在にカスタマイズ可能なビジネスチャットがおすすめです。
逆に普段あまりアプリなどを利用していない人達が多い職場の場合は、簡単に使いこなせるシンプルなビジネスチャットがおすすめです。
せっかくビジネスチャットを導入したのに、社員が使いこなせていない…などということにならないよう、無料トライアルの間にしっかりチェックしましょう。
まとめ
ビジネスチャットにはそれぞれ特色があります。
そのため、導入する会社に適した機能や、セキュリティ面などを備えたビジネスチャットを選ぶことが大事です。
フィットしたビジネスチャットを導入すれば、仕事の処理速度が大幅にアップし、業務全体の管理もしやすくなりますよ。
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